千葉県内の3つの市と町で生産されたシイタケやタケノコから、国の新しい基準を上回る放射性セシウムが検出され、県はそれぞれの自治体の農家に出荷の自粛を求めました。 千葉県によりますと、千葉市の農家が原木を使って育てた露地栽培のシイタケを今月16日に採取して検査したところ、国の新しい基準の1キログラム当たり100ベクレルを上回る110ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。このため17日、県は原木で栽培したシイタケの出荷を自粛するよう千葉市内の農家に求めました。 県によりますと、この検査結果が出る前に市内の別の農家が原木で栽培したシイタケ7袋が地元の直売所で販売されていたということです。 こうしたケースは今月に入って3件目で、千葉県森林課は「小さな農家の把握が難しく、流通させてしまった。検査後の出荷を徹底して再発防止に努めたい」と話しています。 また、八千代市で原木を使って露地栽培さ