11回目の引越しはゴミとの闘いだった。その過程でいろいろなものを処分した。なかでも心の葛藤を覚え、気持ちの整理が難しかったのが両親の遺品の処分だった。実家の家財の処分と今回の引越しが連続したので、遺品整理にはかなり精通してしまった。また、筆者の場合手順が複雑で結局処分できなかったのが古いパソコンだった。ここでは処分が大変だったゴミとその処分法を紹介しよう。 遺品整理のポイントは換金性にこだわらないこと 私の両親は生前から仲が良かったが、逝くときも仲良く同じ年に相次いで逝ってしまった。父親の趣味は多岐にわたり、書道と茶道は師範代を務めるほどだった。そのため名古屋の実家には墨や筆、大小の半紙類など書道用品のほか、油絵の具やキャンバス、額縁など絵画関係の材料、抹茶茶碗や花活け、掛け軸などの茶道具が大量に残された。 こうした趣味の道具は興味のない人間から見れば単なるガラクタだ。試しに古道具屋さんに
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