ウナギ危機を乗り切れ 9月18日 21時45分 日本人なら「土用のうしの日」でなくても食べたい、ウナギ。 しかし、最近スーパーでみるウナギの価格はかなり高くて、おいそれと手が出せなくなりつつあります。 原因は代表的なニホンウナギの資源量が大幅に減っていること。 実はこれまでニホンウナギの資源を管理する国際的な枠組みがなかったのですが、日本や中国など関係国は養殖に使う稚魚の量を削減することで合意に達しました。 ようやく動き出す国際的な資源管理によってウナギの危機は乗り切れるのか、農林水産省担当の中野陽介記者が解説します。 激減する“日本のごちそう” 「ウナギ屋は煙を食わす」と言います。 店先を通りかかった人は、かば焼きからしたたる脂が炭火に焼かれて立ち上るこうばしい煙にひかれ、ついついのれんをくぐってしまうということのたとえです。 日本は世界最大のウナギ消費国です。 世界のニホン