【北核実験】「中国が貝になった」日本政府「今度こそ制裁?」 (1/3ページ) 2009.5.29 01:30 北朝鮮の核実験をめぐり、国際社会による制裁の成否のカギを握る中国が「沈黙」を続けている。日本政府は、国連安全保障理事会の決議内容などで中国との協調を図るため、麻生太郎首相と中国首脳との電話会談を申し入れているが、回答はない。政府内には「北朝鮮をかばい続けてきた中国も、今回は困っている」(外務省幹部)との観測や、中国が対北経済・金融制裁へとかじを切るのではないかとの期待感も出てきた。 「中国は今、貝になっている。中国要人ともなかなか会えないし、会っても中身のある話にならない。中国側からは、どうするつもりか何も伝わってこない」 政府筋はこう明かす。中国は現在、必死に世界各国の対北朝鮮への対応方針を情報収集・分析しているところだとの見立てだ。電話首脳会談に関しては、日本だけでなく他の国