米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は5日、米国やアジアの当局者の話として、領有権問題の存在する海域で中国の漁船など民間船の通航が増加し、時として中国海軍の代役を務めていると北京発で報じた。 その結果、軍艦を含む外国船舶と接触、衝突するケースが増え、特に東シナ海や南シナ海が波乱含みの情勢になっていると指摘した。 先日のエントリと同じことを書くことになると思うが、いやいやいや何をいまさら、といった話である。アメリカ海軍のインペッカブルが南シナ海で中国漁船に妨害を受けたのは2009年の3月のことだ。 中国艦船、米海軍調査船に妨害行為 南シナ海の公海上 日本でも、9月に漁船船長が逮捕された直後に指摘する記事が報じられた。 中国「トロール漁船」の正体と反日デモ NYTにしろこの記事にしろ、今回の漁船や船長を「海上民兵」や「海軍関係者」の可能性があると見ているようだが、以前にもこのブログで