“欠陥車”とは決めつけられないものの、自動車メーカーが、出荷・販売後も安全や環境などの国で定める保安基準に適合しなくなる恐れがある場合は、リコールを届出後、ユーザーに対しては不具合の内容などを通知し、早期に改善のための無償修理を行うことが義務付けられている。 ところが、トヨタ自動車グループの中核企業で自動車部品大手のデンソー製の燃料ポンプを搭載した車のリコールが相次いでいる問題で、ホンダとSUBARU(スバル)の一部車種で、リコール対応に遅れが出ていることが分かったそうだ。4月7日付けの東京朝刊などが「リコール部品1年待ちも、ホンダなどデンソー、供給大幅遅れ」などのタイトルで取り上げていた。 それによると、デンソーでは増産体制で対応しているものの、交換部品の供給に時間がかかり、ホンダ車の一部では届け出から1年以上にわたって無償修理ができない異例の事態となるようだ。 部品の準備が遅れているの
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