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ブックマーク / news.senahideaki.com (3)

  • 日経「星新一賞」の想い出(その1): 瀬名NEWS

    私が初期に実行委員会メンバーとして参加した日経「星新一賞」の第1回受賞作品集が、日経ストアからダウンロードできるようになった。それを機会に、いままで星新一賞に関して体験してきたことや、個人的に思ったことなどを記録しておこうと思う。SF業界ではこうした回想録がなかなか公にならないので、後に歴史を振り返るときとても苦労することが多いというのが実感である。だからあくまで私個人の回想録として、と断った上で、項目立てて書いてみたい。 《設立の経緯》  「2013年の終わりに際して」(2013.12.28付)で述べたように、もともと日SF作家クラブ主催の日SF新人賞が2009年に休止したため、何とかそれを復活させたいというクラブの意向で、新井素子第15代会長・井上雅彦第19代事務局長のもと、「新人賞検討委員会」が発足したことに始まる。ちなみに委員会を設立できる権限は会長が有する。  SF長編新人賞

    日経「星新一賞」の想い出(その1): 瀬名NEWS
    Barak
    Barak 2014/04/28
  • 2013年の終わりに際して: 瀬名NEWS

    SF作家クラブ50周年にあたる2013年が終わろうとしている。日SF作家クラブは1963年3月8日に、当時の作家・翻訳家・評論家・編集者ら11名によって旗揚げされた自由団体である。現在はおよそ250名の会員を擁しているはずだ。私が第15代新井素子会長から次の会長を打診されたのはずいぶん前のことだったが、実際に引き継ぎの打ち合わせを当時の会長・事務局長・事務局メンバーらと話し合ったのは2011年7月27日のことだった。勘のいい人は分かったかと思うが、この前日に創設メンバーの小松左京さんは亡くなっており、しかしわれわれはそのことを知らされておらず、翌28日にその死は発表された。  27日の打ち合わせの夜、みなでアイリッシュパブに行って飲んだ。このとき私の会長時代にクラブが50周年を迎えることを知り、メンバーひとりひとりに50周年で何をやりたいか訊いていった。みな大きな夢を語り、それは実に

    Barak
    Barak 2014/04/28
  • 日経「星新一賞」: 瀬名NEWS

    日の日経新聞に、日経「星新一賞」創設の告知が出ました。私(瀬名秀明)も最終選考委員のひとりです。 →日経「星新一賞」のホームページ 私は途中まで、星新一賞の実行委員会の一員でした。 サイエンスコミュニケーション的なノウハウでいうと、告知から最初の3時間でどれだけきちんとした情報が伝わるかが勝負だと思っているので、まだウェブページの内容が完全でないのはちょっと残念でした。それでもこの星新一賞は他にはないとてもユニークな賞になったと思いますし、まずはこの賞を起ち上げるため奔走し、懸命な努力を続けた関係者の皆様に、いまは心から感謝を申し上げたい気持ちです。当にありがとうございました。 以下、実行委員会ではなく私個人の思いをいくつか書いておきます。文責は瀬名個人にあります。 もともと「星新一賞」のアイデアを思いつかれたのは、小松左京事務所の乙部順子さんでした。いまは休止している「小松左京賞」と

    Barak
    Barak 2013/07/08
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