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ブックマーク / www.kobe-np.co.jp (122)

  • 県職労、斎藤知事に辞職申し入れへ 「告発者守られなかった」 文書作成の元県民局長の死亡受け 

    兵庫県の斎藤元彦知事らを告発する文書を作成した元西播磨県民局長の男性(60)が死亡したことを受け、県職員労働組合(県職労、約4千人)は9日までに、斎藤知事に辞職を求める申し入れ書を提出する方針を固めた。公務員の労働組合が、選挙で選ばれた首長に辞職を要求するのは極めて異例。10日午前にも片山安孝副知事に手渡す。 県職労の土取節夫中央執行委員長は「内部告発者が守られなかった。同僚が死亡したのは痛恨の極みで、看過できない。議論はあったが県職員の思いとして、知事の辞職という重い決断を求めていく」と話している。 男性は3月中旬に斎藤知事による職員へのパワハラなど7項目の疑惑を記した匿名文書を作成し、報道機関などに配布。今月19日に開かれる県議会の調査特別委員会(百条委員会)に出席し、文書内容の真偽について尋問を受ける予定だったが、7日夜に姫路市内で亡くなっているのが見つかった。自死とみられる。関係者

    県職労、斎藤知事に辞職申し入れへ 「告発者守られなかった」 文書作成の元県民局長の死亡受け 
    Barak
    Barak 2024/07/10
  • 前県民局長が死亡 知事批判文書で処分 | 神戸新聞NEXT

    兵庫県の斎藤元彦知事らの言動を「違法行為」として告発する文書を作成した元西播磨県民局長の男性(60)が死亡していたことが8日、分かった。関係者によると、自死とみられる。男性は19日に開かれる県議会の調査特別委員会(百条委員会)に出席し、証人尋問に応じる予定だった。 関係者によると7日夜に男性の親族から「男性の行方が分からない」と県警に届け出があり、姫路市内の民家で亡くなっているのが見つかった。 男性は3月中旬に斎藤知事による職員へのパワハラ行為など7項目の疑惑を記した匿名文書を作り、報道機関などに配布した。これに対し斎藤知事は「うそ八百」「公務員失格」と批判し、3月末に予定されていた男性の退職を取り消し県民局長を解任。5月には「文書は核心的な部分が事実ではない」とし、県が停職3カ月の懲戒処分とした。 この問題では斎藤知事が第三者機関による再調査を決定したが、県議会も真相解明の必要があるとし

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    Barak 2024/07/08
  • 異例の副市長3人交代案 姫路市議会、賛成多数で同意 TBS久保田智子氏の新教育長起用も

    兵庫県姫路市議会は19日、会議を開き、市が同日提案した副市長3人全員を交代させる人事案と、新しい教育長にTBSテレビ報道局デジタル編集部次長の久保田智子氏(47)を起用する案に同意した。 退任する副市長は和田達也氏(63)と佐野直人氏(61)、志々田武幸氏(52)。志々田氏は出身の国土交通省に戻る予定。西田耕太郎教育長(64)は3月末で任期満了となる。 清元秀泰市長によると、和田、佐野両氏は退任を申し出たという。清元市長は会議終了後に会見し、新年度から教育改革や少子化対策に注力する意向を示した上で「組織の一体感を高め、体制を刷新すべきだと考えた」と説明した。 副市長の後任には井上泰利・市政策局長(60)と岡裕・市まちづくり振興機構副理事長(59)、山田基靖・外務省安全保障政策課課長補佐(41)が就く。任期は4月1日から4年間。久保田氏の任期は同日から3年間。(井上 駿)

    異例の副市長3人交代案 姫路市議会、賛成多数で同意 TBS久保田智子氏の新教育長起用も
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    Barak 2024/03/19
  • 明石市の金庫からなくなった現金 泉前市長が生活保護費203万円を弁済 8月の金銭債権時効を前に

    2019年8月に兵庫県明石市生活福祉課の金庫からなくなった生活保護費約203万円について、泉房穂前市長が全額を弁済していたことが26日分かった。金銭債権の時効(5年)が8月に迫っていた。 県警明石署は窃盗事件として捜査しているが、容疑者は分かっていない。市は19年度以降、紛失金を一般会計決算で「収入未済額」として処理してきた。 窃盗事件の公訴時効は7年、さらに犯人への市の賠償請求権は20年続くが、金銭債権の効力が時効により消滅すると決算書には記せなくなるため、現副市長ら職員有志が弁済資金を集める会を昨年結成。12月末、泉氏に声をかけると、全額弁済すると伝えられた。 現職市長は公職選挙法によって選挙区内の団体などへの寄付行為を禁じられ、給与減額で対応する場合には条例改正が必要になる。退任によって弁済しやすくなったことが背景にある。 市は再発防止策として防犯カメラを設置し、現金保管のマニュアル

    明石市の金庫からなくなった現金 泉前市長が生活保護費203万円を弁済 8月の金銭債権時効を前に
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    Barak 2024/01/27
  • 宝塚俳優の急死、阪急側が謝罪へ 遺族に、歌劇団のパワハラ認める

    宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の俳優の女性(25)が昨年9月に急死した問題で、歌劇団の親会社阪急阪神HD側が歌劇団関係者らのパワハラなどがあったことを認め、遺族側へ謝罪する意向を固めたことが24日、関係者への取材で分かった。当初、調査報告書で否定していたハラスメント行為を認める方向にかじを切った形だ。 阪急阪神HDの首脳陣や不適切な叱責などの言動があった上級生らが遺族側に謝罪するとみられる。遺族側は、上級生らによるパワハラや長時間労働が原因で自殺に至ったと主張していた。 歌劇団側は、昨年11月に公表した調査報告書で長時間の活動などによる強い心理的負荷を認めた一方、いじめやハラスメントは「確認できなかった」としていた。 報告書公表時の会見では、村上浩爾理事長(当時は専務理事)が「(いじめがあったと言うなら)証拠を見せていただきたい」と発言。SNSなどネット上で非難されていた。 歌劇団はパワハラ

    宝塚俳優の急死、阪急側が謝罪へ 遺族に、歌劇団のパワハラ認める
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    Barak 2024/01/25
  • 阪神・淡路大震災から29年、亡き人へ祈り「ともに 1・17」 6434人が犠牲、5時46分に黙とう

    6434人が亡くなり、3人が行方不明となった阪神・淡路大震災は17日、発生から29年となる朝を迎えた。追悼施設のある神戸市中央区の東遊園地には多くの人が訪れ、地震発生時刻の午前5時46分に合わせて黙とうをささげ、亡き人に思いを寄せた。 追悼行事「1・17のつどい」が行われた東遊園地では、「1995 ともに 1・17」の文字をかたどった灯籠に火が入れられ、浮かび上がった。元日の能登半島地震を受け、「一人ではない」「共に助け合おう」との思いが込められた。 この日の来場者は、新型コロナウイルス感染拡大前とほぼ同じ約5万人が見込まれている。 このほか、各地の公園などでも住民らが追悼行事を行い、午前5時46分に黙とうした。神戸市中央区のHAT神戸では、兵庫県などが午前11時45分から追悼行事を開催。周辺では震災の痕跡や復興の歩みをたどる「1・17ひょうごメモリアルウォーク」がある。 「市民による追悼

    阪神・淡路大震災から29年、亡き人へ祈り「ともに 1・17」 6434人が犠牲、5時46分に黙とう
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    Barak 2024/01/17
  • 町工場が製作「ファンタジー武器」、渋谷で人気沸騰 アニメの主人公気分に 高砂の匠工芸

    渋谷進出で人気を博す「タクミアーマリー」。折井匠社長が単身上京し、ロングラン出店を乗り切った=9月4日、東京都渋谷区神南、「MAGNET by SHIBUYA109」(匠工芸提供) 高砂市の町工場が、東京・渋谷にある二つのファッションビルに相次ぎ期間限定出店し、話題を呼んでいる。プラスチック加工「匠工芸」(同市荒井町日之出町)で、アニメやゲームに登場するような剣などを製作し、「ファンタジー武器」として販売。今夏、渋谷駅前のファッションビルに出店すると、日のアニメファンや新型コロナウイルス禍明けで戻ったインバウンド(訪日客)の人気をさらった。現在は表参道のラフォーレ原宿で「武器屋」の看板を掲げる。(増井哲夫) 巨大なおのやカラフルな剣を手にポーズを決める若者ら、武器に合わせたコスプレ姿の女性もいる。匠工芸のファンタジー武器ブランド「タクミアーマリー」が6月16日、渋谷駅前の「MAGNET 

    町工場が製作「ファンタジー武器」、渋谷で人気沸騰 アニメの主人公気分に 高砂の匠工芸
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    Barak 2023/10/17
  • 水がたまった巨大穴に軽自動車とパトカー転落、激しい雨で陥没か 運転の2人は窓から脱出 南あわじの県道

    11日午前8時半ごろ、兵庫県南あわじ市阿那賀志知川の県道で、通行中の軽自動車と県警南あわじ署のパトカーが陥没してできた穴に落ちた。 同署によると、穴は長さ約5メートル、幅約4メートル、深さ約3・5メートル。水がたまっていたが、軽自動車を運転していた男性(46)とパトカーに乗っていた同署の巡査部長(26)は車の窓から脱出し、けがはなかった。穴は直前の激しい降雨でできたとみられる。 同日朝、大雨による冠水の通報が同署に数件あり、巡査部長が急行中、さらに陥没箇所に軽自動車が落ちたという通報が入った。軽自動車が水没していたため穴が見えず、現場に着いたパトカーも落ちたという。 この影響で、同県道津井-阿那賀間約3キロが通行止めになった。

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    Barak 2023/09/12
  • 明石市内の600戸で水道水濁る 道路に埋設した水道管に穴 修繕工事は終了

    明石市水道局(兵庫県明石市)は8日、大久保町高丘1の水道管に穴が開き、同地区などで水道水が濁ったと発表した。 同局によると、同日午前5時半ごろから、水道水が濁っているという通報が20件ほどあった。調査の結果、大久保町高丘1の道路に埋設している水道管(直径15センチ)に、8センチほどの穴が開いていた。濁りは大久保町高丘、大窪の一部、計約600戸で発生。同局は給水車を派遣し、約100人が利用した。 水道管の修繕工事は午後0時40分ごろに終わった。濁った水を取り除くために消火栓から放水し、作業は午後4時ごろ完了。一般家庭では全面的に復旧した。一方、介護施設など受水槽がある一部の施設では、タンク内の浄化に時間がかかるため、給水車が活動を続けた。

    明石市内の600戸で水道水濁る 道路に埋設した水道管に穴 修繕工事は終了
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    Barak 2023/09/10
  • 賠償金払わぬ加害者、「逃げ得許せない」遺族が再提訴 訴訟費用かさみ断念するケースも

    犯罪被害者や遺族への賠償金を加害者が支払わず、被害者側が再び裁判を起こさなければいけない事例が問題となっている。賠償命令から一定期間が経過すると効力が消滅するためで、訴訟費用の負担から再提訴を断念する人も少なくない。加害者の逃げ得を許すような現状に、国による問題解決を求める声が上がる。(篠原拓真) 神戸地裁で7月下旬、傷害致死事件の賠償金を支払わない加害男性を、被害者遺族が提訴した訴訟の第1回口頭弁論があった。加害男性は出廷せず、主張もなし。即日で審理を終えた。 事件は2010年10月29日に発生。いずれも当時19歳だった釜谷圭祐さんと友人の男性が、明石市や神戸市須磨区の路上で加害男性(受刑中)らに暴行を受け、釜谷さんは死亡した。加害男性は、自分の妹と遊んでいた釜谷さんらに対し、妹を連れ回していると勘違いして暴行を加え、倒れた釜谷さんの髪をつかんで立たせ、繰り返し殴ったり蹴ったりしたという

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    Barak
    Barak 2023/08/20
  • 「涼宮ハルヒ」のイラストレーター・いとうさんが初の凱旋展 過去最大規模、初公開の作品も 加古川

    加古川市をイメージして、いとうのいぢさんが描きおろしたキャラクター(c)いとうのいぢ/加古川市=加古川総合文化センター提供 兵庫県加古川市出身のイラストレーターで、人気ライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズなどで知られる、いとうのいぢさんの作品展が15日に加古川総合文化センター(同市平岡町新在家)で始まる。同市では初の開催。200点以上が並び、いとうさんの作品展としては過去最大規模に。古里をイメージした描きおろし作品のほか、今回限定のグッズ販売もあり、地元愛あふれる凱旋(がいせん)のイベントになりそうだ。(宮崎真彦) 作品展は「いとうのいぢ展 ぜんぶ!」。9月3日まで。 いとうさんはパソコンゲームブランド「ユニゾンシフト」を経て、フリーのイラストレーターとして活動を始めた。現在は、ライトノベルや美少女ゲームイラスト、地域活性化プロジェクトのイメージキャラクターなど、数多くの作品を手がけている

    「涼宮ハルヒ」のイラストレーター・いとうさんが初の凱旋展 過去最大規模、初公開の作品も 加古川
    Barak
    Barak 2023/08/20
  • 「涼宮ハルヒ」挿絵手がけ、加古川出身のイラストレーターいとうのいぢさん 地元での作品展盛況、思いなど聞く

    神戸新聞ホーム 東播

    「涼宮ハルヒ」挿絵手がけ、加古川出身のイラストレーターいとうのいぢさん 地元での作品展盛況、思いなど聞く
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    Barak 2023/08/20
  • カテーテル手術後、複数患者が死亡や容体悪化 いずれも同じ医師関わる 神戸徳洲会病院「医療事故ではない」

    神戸新聞ホーム 社会

    カテーテル手術後、複数患者が死亡や容体悪化 いずれも同じ医師関わる 神戸徳洲会病院「医療事故ではない」
    Barak
    Barak 2023/07/07
  • 失われた事件記録|神戸新聞NEXT

    神戸連続児童殺傷事件など、重大少年事件の記録が各地で保存されず廃棄されていた問題を受け、最高裁が設置した「第三者委員会」の初会合が25日、非公開で開かれた。今後、少年事件に限らず、民事や家事も含めた事件記録の保存について助言する。全国の裁判所は記録の廃棄を停止しているが、会合後に説明した最高裁は、各裁判所が特別保存(永久保存)の適否を判断する時間を要するため、廃棄の再開は今秋以降になる見通しを示した。

    Barak
    Barak 2023/06/18
  • <成人未満・第4部 少年事件記録の行方>調査活用 研究者の閲覧許可「ほぼゼロ」

    今年3月、男子高校生が教員を切りつける事件が起きた埼玉県内の中学校。神戸連続児童殺傷事件を思い起こす内容も指摘されたが、神戸の事件記録は既に廃棄されている 神戸連続児童殺傷事件の記録廃棄は、最高裁の保存制度見直しにつながった。だが10年以上、その消失は表沙汰にならなかった。活用するすべがなかったことも大きい。その後、各地で重大少年事件や民事訴訟の記録廃棄が次々判明した。中でも異色だったのは、地下鉄サリン事件などを起こしたオウム真理教に対する解散命令請求の記録と、1999年に女子大生が殺害された埼玉・桶川ストーカー事件の民事訴訟記録だった。両記録の廃棄は、ある大学生の確認で表面化した。 ■学生傍聴人 裁判記録は、一般人にとって極めて遠い存在と言える。そもそも、裁判を傍聴した経験がない人は多い。 国学院大学法学部で学び、インターネット上で「学生傍聴人」を名乗る澤出伸之さん(21)は、趣味での裁

    <成人未満・第4部 少年事件記録の行方>調査活用 研究者の閲覧許可「ほぼゼロ」
    Barak
    Barak 2023/06/18
  • <成人未満・第4部 少年事件記録の行方>保存媒体 デジタル化、費用と安全性課題

    「デジタル保存をすればよいのでは」。各地で廃棄が判明してから、事件記録の電子化は、たびたび指摘されてきた。だが最高裁は5月の調査報告で、紙の記録を電子化して保存するのを事実上見送った。記録を全て電子化しようとすれば、作業量もデータ量も膨らみ、「国民の負担で行うのが相当か慎重に検討が必要」と否定的な考えだった。保存場所の不足は電子化で解消できる。スキャン精度の向上や画像の文字を自動で読み取れる機能など、デジタルの利便性が広く知られる中、なぜ難色が示されたのだろうか。 ■10年がかり 実は四半世紀前、大変な手間と費用をかけ、学者らが裁判文書を電子化したプロジェクトがあった。対象は、明治23(1890)年までの民事裁判の判決原。最高裁の内規変更により廃棄されそうになった記録を、国立大学教授らが救ったものの一部だ。1997年度から4千冊余りの簿冊を電子化し、10年がかりでデータベースを作った。

    <成人未満・第4部 少年事件記録の行方>保存媒体 デジタル化、費用と安全性課題
    Barak
    Barak 2023/06/18
  • ゲイカップルが神社で結婚式 多くが断る中、尼崎の神社が受け入れ 宮司「多様な神様がいる」

    兵庫県尼崎市にある尼崎えびす神社で来月、ゲイカップルの神前結婚式が開かれる。古くから男女結婚を前提としてきた神道。複数の神社関係者によると、同性同士の挙式については古事記の神話など「信仰上の理由」を背景に断るケースが大半を占めているが、「伝統は変容するもの」と受け入れる神社も出てきている。 LGBTQなど性的マイノリティーへの対応を巡っては、2022年6月、神社庁を母体とする政治団体・神道政治連盟(神政連)が差別的な内容の文書を自民党員に配っていたことが問題化。神道としても向き合い方が問われている。 神社関係者によると、同性の神前結婚式を受け入れる神社はごく少数に限られているという。 神社庁に取材を申し込むと、期日までに回答はなかった。県内外の約10神社に可否を聞くと、大半が「受け入れていない」と答えた。 一方で「今後どうするかは、神社界全体の問題」とする神職もおり、東京都の明治神宮

    ゲイカップルが神社で結婚式 多くが断る中、尼崎の神社が受け入れ 宮司「多様な神様がいる」
    Barak
    Barak 2023/05/29
  • 明治以来の民事判決原本、あわや廃棄の危機 30年前の最高裁通達 学者らの保存運動で間一髪救出

    学者らの尽力で廃棄を免れた民事裁判の判決原には、兵庫県に関係する記録も多い=東京都千代田区、国立公文書館(撮影・中西幸大) 昨年10月、神戸連続児童殺傷事件の全記録廃棄が明らかになると、30年前の最高裁通達がにわかに注目された。特別保存(永久保存)を義務づける記録を、「世相を反映した事件」や「全国的に社会の耳目を集めた事件」などと明白に列挙していたためだ。だが、その通達が出されたのと同じ1992年、最高裁は内規の一部も改正。明治期以来の民事裁判の判決原が一斉に廃棄されそうになったが、学者らの尽力によって間一髪で救われた事実はあまり知られていない。 この時、判決原の救出運動で実務の中心を担ったのが、東京大教授(当時)の青山善充さん(83)だった。青山さんによると、92年1月、最高裁はひっそりと「附則第3項を削る」として内規を改めた。この変更は、確定後50年を経過した判決原の原則廃棄を

    明治以来の民事判決原本、あわや廃棄の危機 30年前の最高裁通達 学者らの保存運動で間一髪救出
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    Barak 2023/03/30
  • 難病の薬を開発できた…しかし、製薬会社の名乗りなく 患者は3人「救う道を」 神戸大研究グループが訴え

    治療法のない腎臓の難病に、有力な薬が見つかった。だが患者は全国に3人しかおらず、商品化する製薬会社が見つからない。治療しなければ若いうちに末期の腎不全になり、人工透析なしでは生きられなくなる。何とか救う手だてはないだろうか-。 ■明確な結果 神戸大教授の野津寛大さん(50)=小児科=らの研究グループが開発したのは「アルポート症候群」の治療薬。マウスによる実験では、投薬された個体は半年たっても1匹も死なないが、投薬しないグループは半数以上が死んだ。「これほど明確な結果はなかなか得られません」と野津さんは強調する。 使用したのは「核酸医薬」と呼ばれる薬だ。個人の遺伝子を詳細に調べて病気の原因となる変異を突き止め、直接働きかける。野津さんらは、重症型のアルポート症候群の変異を軽症型に置き換える手法を開発した。核酸医薬の合成法は確立しており、原因となる遺伝子が分かれば短期間で完成できる。他疾患では

    難病の薬を開発できた…しかし、製薬会社の名乗りなく 患者は3人「救う道を」 神戸大研究グループが訴え
    Barak
    Barak 2023/03/26
  • 任期途中で明石市副市長退任、宮脇氏インタビュー(下)議会は施策を後押し 今なぜ否定するのか

    「12年にわたり市議会と敵対してきた」。そんな兵庫県の泉房穂明石市長の発信に、前副市長の宮脇俊夫氏が反論している。議会に阻まれて最後まで実現できなかった主要政策は思い当たらず「なぜ今になって抵抗勢力であったかのように言い立てるのか」と首をかしげる。市長と議会間の調整を担ってきた当事者に、両者の関係を聞いた。

    任期途中で明石市副市長退任、宮脇氏インタビュー(下)議会は施策を後押し 今なぜ否定するのか
    Barak
    Barak 2023/02/18