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ブックマーク / note.com/nkaiho (3)

  • 『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の内容について|海法 紀光

    同書を読んだので内容を自分なりにまとめてみる。 まずアメリカにおいて、未成年の性別違和感の診断について、いいかげんな診断が行われ、それに沿った手術も行われる、という問題自体はあるのだろう。一方で、書のそうした危険についての紹介の妥当さは、控えめに言って懸念が残る。 未成年で、自分がトランスジェンダーではないかと悩む人の内、勘違いであるものも当然、あるだろう。一方で、勘違いでない人もいるだろう。どうやって見分けるのだろうか。 このによると、トランスジェンダーの人は、自分の性別違和を子供の頃から明確にわかっており、当にそうかと悩むこともなく、誰とも相談する必要もなかったという(INTRODUCTION CONTAGION)。 逆に言うと、悩んでるトランスジェンダーの人はトランスではないという主張なわけで、こういう理解を広めるのは当に危険である。 こののほとんどは、トランスジェンダー

    『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の内容について|海法 紀光
    Barak
    Barak 2023/12/06
  • アメコミと専門書店、漫画との比較|海法 紀光

    この記事はTwitterで、アメコミと書店、専門店の関係について書いたところ、予想外に多くの反応をいただいた。 色々な人と、お話して補足説明する内に、最初からまとめて書いておけばわかりやすかったのになと思う点があったので、ここにまとめることにする。 前半は、アメコミと専門店の関係について。最後は、アメコミと漫画の売り上げ比較である。 アメコミって売れてるの?というのが疑問の方は、最後だけ見てもよいかも。 アメコミの売られ方連載アメコミは、1話ごとに30~40pくらいの薄い冊子として月刊で売られ、『Batman #138』みたいな感じで話数ナンバリングされている。これを日ではリーフなどという。 このリーフ、実は一般の書店では売っていない。コミックブックストアと呼ばれる専門店に行かないと売っていないのだ。 日人の感覚からすると、漫画屋で売られてないのだから非常に奇妙に感じる。 「売れな

    アメコミと専門書店、漫画との比較|海法 紀光
    Barak
    Barak 2023/10/30
  • なろう系文体および異世界転生の定着経緯|海法 紀光

    なろう系とは いわゆる「なろう系」とは、小説投稿サイト「小説家になろう」の投稿小説群を中心として発展したスタイルであり、ネット小説から、商業出版、コミカライズ、アニメ化等の派生作品までを含むものである。 「なろう系」については、様々な種類のものがあり、現在も増え続けているが、少なくともある時期において、異世界転生と呼ばれるジャンルが支配的であったと言えるだろう。 特に、現在、漫画化・アニメ化されてる作品では、異世界転生率が非常に高い。漫画でも、ラノベでも、流行り物が席巻するのは世の常だが、にしても、多いんじゃないか、と感じるだろう(比較調査のデータが必要なところだが、とりあえず流してほしい)。 また、いわゆる、なろう系の文体においても、間接的な描写がなく、説明的な、そっけない文章が続いており、大衆文学、娯楽小説の中でも、その傾向が強い(と思う)。 こうしたジャンルの集中および、文体は、ど

    なろう系文体および異世界転生の定着経緯|海法 紀光
    Barak
    Barak 2019/10/24
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