ごみ廃棄場に投棄された放射性汚染物資の除去をめぐり、環境保護局(EPA)が事業計画を発表した/Justin Sullivan/Getty Images (CNN) 米環境保護局(EPA)は30日までに、米ミズーリ州ブリッジトンにある廃棄ごみなどの埋め立て場所で放射性汚染物質の除去を進める事業計画を発表した。 現場には米国が第2次世界大戦中に進めた核兵器開発の「マンハッタン計画」に伴って処理されたウラン鉱石に汚染された土壌が投棄されている。地元住民は鼻血、頭痛や発疹などの症状を訴えて放射性物質との関連性を疑い、除去作業を長年求めていた。 EPA幹部は記者会見で、ミズーリ州住民に約束していた現場の浄化計画を届けることが出来たと誇示した。 工事には3年要すると推定。必要経費は米エネルギー省と民間企業2社が負担し、EPAが工事を監督する。2社は1973年に放射性物質を投棄した企業や廃棄場所の所有企