インド南部ケララ州アラップーザ県を見舞った洪水の最中、救援物資を運ぶ人々(2018年8月21日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / MANJUNATH KIRAN 【9月4日 AFP】(更新)ここ100年近くで最悪の大洪水に見舞われたインド南部ケララ(Kerala)州で、「ネズミ熱」と称される病気により、少なくとも12人が死亡し、さらに感染が疑われる死亡例が54件あることが分かった。当局が4日、発表した。 ケララ州の保健当局幹部はAFPに対し、「汚染された水が原因で、レプトスピラ症が予想されており、避難所に予防薬を配布すべくあらゆる手段を講じている」と述べた。 レプトスピラ症は、ネズミなどの動物の尿を含んだ水、土、食物を通して伝染する病気で、これまでに計327人が感染しているという。 他の感染症でも28人が死亡しており、マラリア、デング熱、水ぼうそうの感染例も報告されている。当局
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