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ブックマーク / econ101.jp (6)

  • タイラー・コーエン「なんでみんなセックスしないの?」(2005年5月9日)

    Tyler Cowen “Why don’t people have more sex?” Marginal Revolution, May 9, 2005 以下は当ブログの熱心な読者であるマイケル・ヴァッサーのコメント どのような形態の帰結主義も,性的な行動の解釈に多大な困難を伴います。端的にいえば,説明できないセックスの不足があるのです。女性も男性もその他のほとんどの活動よりもセックスを楽しく思う(これは平均としての話で,私がそう感じるかは別の話です)ことを示す研究や,セックスが質的に低コストであることを踏まえれば,おおざっぱな推定に推定したとしても,効用を最大化する人はほとんどの人よりもおそらく多くの時間をセックスすることに費やすように思えます。この点に関する経済学的な議論を何かご存知でしょうか。 僕らに必要なのは正当事由というよりも,取引を拒むことから利益が生じる理由だ。いくつか

    タイラー・コーエン「なんでみんなセックスしないの?」(2005年5月9日)
    El_Fire
    El_Fire 2019/03/29
    しないのではない。できないんだ。
  • タイラー・コーエン「密度の経済学:ベルリンの壁でわかること」 — 経済学101

    [Tyler Cowen, “The economics of density: evidence from the Berlin Wall,” Marginal Revolution, August 16, 2018] Ahfeldt, Redding, & Wolf の論文から: ベルリンの壁は都市発展の主要な源泉をつきとめる独特な自然実験を提供してくれる。研究(先日、今回の研究で名誉あるフリシュ・メダルを著者たちは授与された)では、ベルリンが分割されたとき東ベルリンの歴史的な中央商業地域に近い西ベルリンの東側で不動産価格と経済活動がどのように下降しはじめ、その後、東西ドイツ統合後の1990年代に同地域がどのように発展しはじめたかを示す。理論でも実証的な証拠からも、「累積的な因果関係」の好循環で都市の密度と生産性のあいだにプラスの関係があることが確証される。 Via the exce

    タイラー・コーエン「密度の経済学:ベルリンの壁でわかること」 — 経済学101
  • ラルス・クリステンセン 「カルヴァン主義経済学 ~経済問題を道徳劇に見立てる愚~」(2011年10月20日)

    ●Lars Christensen, “Calvinist economics – the sin of our times”(The Market Monetarist, October 20, 2011) 数日前に、同僚の一人とギリシャの経済情勢について意見を交わしていた時のことだ。私は、概ね次のように語った。ギリシャ政府は、支払い不能(insolvent)に陥っていて、遅かれ早かれ何らかのかたちでデフォルト(債務の不履行)を宣言せざるを得ないのは誰の目にも明らかだ。それなのに、債務の返済を求めて、ギリシャ政府に財政緊縮をもっと徹底するよう圧力をかけるのは馬鹿げている。支払い不能であることが明らかなギリシャ政府にさらにこれ以上国債を発行する(借金を重ねる)よう求めるのと同じくらい馬鹿げている。 私の意見を聞いていた同僚は、次のように語った。ギリシャ政府は、「借りたものをちゃんと返すべき

    ラルス・クリステンセン 「カルヴァン主義経済学 ~経済問題を道徳劇に見立てる愚~」(2011年10月20日)
    El_Fire
    El_Fire 2014/09/22
  • ザイード・ハッサン「国際援助の歴史:変化し続ける援助」

    Zahid Hussain “The ever changing landscape of aid” (World Bank Blogs, March 17,2014) 現在の形での国際援助は1940年代前半に始まった。第二次世界大戦の後、物質的再生のためのキャピタルの決定的な不足にヨーロッパは直面した。その対応策は一般にマーシャルプランとして知られており、それに基づきアメリカはヨーロッパの再建を援助し、ピークの年には自国の国民所得の2~3%程度を移転した。マーシャルプランによる成果は、これ以外の状況における国際援助の有効性についても希望を生じさせた。富裕国の注意は1960年代に生まれた新興独立国へと向いた。複数国の協調による当時の援助は、二国間援助よりもより効率的でより政治的に中立だと考えられ、 国連、世界銀行、その他の国際機関の活動の顕著な拡大への道を開いた。 歴史的に、行われている援

    ザイード・ハッサン「国際援助の歴史:変化し続ける援助」
  • フランシス・ウーリー 「戦争捕虜収容所の経済学」(2010年11月7日)

    ●Frances Woolley, “Remembering prisoners of war”(Worthwhile Canadian Initiative, November 7, 2010) 終戦記念日(Remembrance Day)の意義とは何なのだろうか? 戦争を知らない我々のような世代がそのことを理解する上では、実際に戦場に出向いた兵士の言葉が助けとなることだろう。 リチャード・ラドフォード(Richard Radford)は、まさしくそのような兵士の一人である。ラドフォードは、ケンブリッジ大学の学生として日々勉学に励んでいたが、1939年に第二次世界大戦が勃発したことを受けて、一時的に学業を離れて、イギリス陸軍に入隊することになった。しかしながら、1942年にアフリカのリビアで、ドイツ軍により捕虜として捕えられ、終戦までの残りの期間を戦争捕虜収容所で過ごすことになる。そんな

    フランシス・ウーリー 「戦争捕虜収容所の経済学」(2010年11月7日)
  • ポール・クルーグマン、日本への緊急提言

    Paul Krugman, “Japan: Don’t Ruin A Good Thing”, September 19, 2013. 日:いいところを邪魔すんな by ポール・クルーグマン Paresh/The Khaleej Times – Dubai, UAE/CartoonArts International/The New York Times Syndicate ここまでのところ、アベノミクスはホントにホントうまくいってる。「日銀行は変わったんだ」、「宴もたけなわのところで酒瓶を片付けてしまうようなマネはしない」、「持続的なプラスのインフレ率を目標にする」とシグナルを送り、また、債務は高水準ではあるものの、なんらかの財政刺激をまもなく行うというシグナルも送ることによって、日の当局者たちは、短期の経済実績で刮目すべき転回を成し遂げた。 でも、この短期の成功は、自己破滅的なお

    ポール・クルーグマン、日本への緊急提言
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