下水やほこり、産業廃棄物、家庭ごみ――これら全てがインドのヤヌラ川に流れ込み、ほとりに建つタージ・マハルの変色につながっている。
独自動車大手フォルクスワーゲンのロゴ(2017年3月12日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / William WEST 【8月22日 AFP】メキシコ中部プエブラ(Puebla)州で独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)がひょうの被害から完成した新車を守るため意図的に干ばつを引き起こしたとして、近隣の農業従事者らは21日、同社を相手取って訴訟を起こした。 VWは同州クアウトランシンゴ(Cuautlancingo)に工場を所有しており、大気中にひょうができないようにする装置「ひょう砲」を屋外に駐車している新車を守るために使用しているという。 しかし地元農民らは、同装置の使用により干ばつが引き起こされ、作付面積にして2000ヘクタール相当の作物が失われたと主張している。 ひょう砲の実際の効果について、専門家らは懐疑的な見方を示している。しかし農民らの主張によると極めて効果的に作用し
(CNN) 米フェイスブックは21日、イランから世界各国へ偽情報を広める組織的な活動があったことが分かり、フェイスブック上のページやアカウント、グループなど計652件を削除したと発表した。 こうしたページやグループは米国や英国、中南米や中東に偽情報を拡散していた。その一部は「リバティー・フロント・プレス」という組織を名乗っていた。ウェブサイトの登録情報やIPアドレスから、同組織を名乗るページはイラン国営メディアとつながっていることが分かった。 発表によると、イラン発のこの活動はフェイスブックのページ254件、傘下のインスタグラムのアカウント116件を通して計100万人以上のフォロワーを集めていた。2012~17年の間に計1万2000ドル(約130万円)以上の広告費を投入していたことも分かった。 フェイスブックは数カ月前から疑わしいページを監視していたという。ザッカーバーグ最高経営責任者(C
米フロリダ州のマナティーが、赤潮などの影響で大量死している/Orlando Sentinel/Tribune News Service/Getty Images (CNN) 米フロリダ州に生息する水生哺乳類のマナティーが、赤潮などの影響で大量死している。環境保護団体PEERの報告によると、今年1~8月の間に死んだ個体数は、昨年1年間に死んだ個体数を上回った。 PEERによれば、今年1月から8月12日までに死んだマナティーは540頭に上り、2017年の1年間で死んだ538頭を超えた。専門家は原因として、気温が低かったことや赤潮が発生したことを挙げている。 もしこのままのペースが続けば、マナティーの個体数が10%減る可能性もあるという。 PEERの専門家は、「フロリダのマナティーは、この生態系災害に対して無防備だ」と述べ、赤潮はマナティーにとってもその餌の供給にとっても有害だと指摘、「フロリダ
Windows Defender ATPによるファイルの誤検知を避けるため、ソフトウェア開発者側で実行可能な対策をMicrosoftが紹介している(Microsoft Secure、Neowin)。 誤検知を避けるにはセキュリティベンダーだけでなくソフトウェア開発者の協力が不可欠だ。MicrosoftではアプリケーションをMicrosoft Storeで公開するのが誤検知を避けるのに最も良い方法だとしつつ、セキュリティベンダーやユーザーからの信頼を高めるのに有効なポイントを取り上げている。 最初に挙げられているのはファイルへのデジタル署名だ。署名によりファイルが改変されていないことを確認できるが、Microsoftでは署名に使われたデジタル証明書の信頼性評価もファイルの信頼性評価に使用するのだという。特にEV証明書が使われている場合、過去に評価されていないファイルやパブリッシャーであっても
レヴァント南部の後期銅器時代の人類集団のDNA解析結果を報告した研究(Harney et al., 2018)が報道されました。レヴァント南部の後期銅器時代の物質文化は、質的に前後の時代と異なります。レヴァント南部後期銅器時代の文化の特徴は、定住密度の増加・聖域的な場所の導入・二次埋葬における骨壺の使用・公的儀式の拡大・銅や玄武岩や象牙の人工物の象徴的文様の彫刻や絵画的表現などです。レヴァント南部の銅器時代には、埋葬や儀式慣行の点で大きな変化が見られます。また、レヴァント南部の後期銅器時代には、「蠟型法」として知られる銅鋳造技術が用いられていました。このような文化的特徴は、レヴァント南北で共有されています。しかし、レヴァント南部の後期銅器時代の文化は、上述したようにレヴァントの前後の時代の文化とほとんど関連していないので、その起源について議論されてきました。一方の仮説は芸術的な模様に基づき
フォロー・ザ・ホワイトラビット 最近、ドナルド・トランプ米大統領の支持者が集まる集会に、不吉な兆候が現れています。 米南部フロリダ州(現地時間7月31日)と東部ペンシルべニア州(同8月2日)で開催された集会で、“We are Q”という字句が印刷されたTシャツを着用したトランプ支持者が多数出現しました。 “Q”の文字を切り抜いたプラカードを掲げる支持者もいます。いったいQとは何を意味し、彼らはどのような信念を持っているのでしょうか。 “Q”とは、日本でいう「5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)」にあたる米国の巨大匿名掲示板“4chan”と“8chan”で、昨年10月28日から匿名で投稿を続けている「Qアノン」を指しています。 「アノン」は英語の“anonymous”(匿名の)の略です。 Qは、米エネルギー省の情報セキュリティに関する最高クリアランス“Q”に由来するとされています。このQクリアラン
イラン通貨リアル紙幣(2015年6月19日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / KARIM SAHIB 【7月31日 AFP】イランの通貨リアルが暴落している。米国による対イラン制裁の再開が迫る中、31日には1ドル11万9000リアルで取引され、安値を再更新した。通貨価値は今年に入ってから3分の2近く下落している。 来月6日に米国が制裁を再発動するイランでは、ここ数日リアルが続落。今年1月1日には1ドル4万2900リアルだったが、今月29日には1ドル10万リアルを初めて突破。その後も下げ止まらず、その価値は2日間で18%減少した。 イラン中央銀行は30日付の声明で、リアル急落は「敵対者らの陰謀」のせいだと非難し、「数日中に」新たな対応策を講じると約束した。 米国は5月に、2015年に締結したイラン核合意からの離脱を表明。全面的な制裁の再発動を、8月6日と11月4日の2回に分けて段
アフガニスタン・ジャララバードの政府庁舎で、武装集団の襲撃を受けて負傷した男性(2018年7月31日撮影)。(c)AFP PHOTO / NOORULLAH SHIRZADA 【7月31日 AFP】アフガニスタン東部ジャララバード(Jalalabad)で31日、武装集団が政府庁舎を急襲し、攻撃は現在も続いている。これまでに少なくとも8人が負傷した。 同市を州都とするナンガルハル(Nangarhar)州の知事報道官によると、爆発音が少なくとも2回聞こえた後、難民および送還者の担当当局の施設に武装集団が侵入したという。周辺には外国機関も複数ある。 襲撃に先立ち建物内では、外国からの支援団体や個人の代表と担当職員らの会議が行われていたという。 同報道官は「多数」の職員が救出されたとしているが、庁舎内に取り残されている人の数は不明。 ある目撃者は、武装集団のうち少なくとも1人が庁舎入り口で自爆し、
アフガニスタン・ジャララバードで、武装集団の襲撃を受けた政府庁舎前で警備に当たる治安当局者(2018年7月31日撮影)。(c)AFP PHOTO / NOORULLAH SHIRZADA 【8月1日 AFP】アフガニスタン東部ナンガルハル(Nangarhar)州の州都ジャララバード(Jalalabad)で7月31日、武装集団が政府庁舎を襲撃した事件で、地元当局は、少なくとも15人が死亡したことを明らかにした。同日には西部ファラー(Farah)州でも、道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発して旅客バスを直撃し、11人が死亡した。 ジャララバードの襲撃では難民および送還者の担当当局の施設が狙われた。事件ではまず、外国の支援団体などの代表と担当職員らの会議が行われていた庁舎の入り口付近で、自爆犯1人が爆発物を積んだ車を起爆した。 ナンガルハル州の知事報道官によると、治安部隊が武装集団と5時間以上にわたっ
フィリピン南部で警備に当たる兵士ら(2015年3月31日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / NOEL CELIS 【7月30日 AFP】フィリピン南部バシラン(Basilan)州ラミタン(Lamitan)の郊外で31日早朝、兵士と政府系民兵が軍の検問所でワゴン車を停車させて調べていたところ爆発し、少なくとも5人が死亡した。軍当局が発表した。武装勢力との衝突の多い同地域では死傷事件が後を絶たない。 フィリピン軍のジェリー・ベサナ(Gerry Besana)報道官(中佐)によると、死者には少なくとも1人の兵士と数人の民兵が含まれている。バシラン州の住民は大部分がイスラム教徒だが、ラミタンには主にキリスト教徒が暮らしている。地元当局のムジブ・ハタマン(Mujiv Hataman)氏はAFPに対し、「捕まるかもしれないと感じた容疑者が爆弾を爆発させた」と語った。 バシラン州は国際テロ組
人工知能やビッグデータの力を借りつつ、最終的な決断を下すのは習近平 Gulshan Khan/Pool via REUTERS <国際情勢の分析などに人工知能を活用し国際社会での競争において優位を目指す> 中国外務省は、外交問題についての決断を下す上で人工知能(AI)とビッグデータを活用する。AIを使った外交システムを複数、開発中だ。7月30日付の香港の英字紙サウスチャイナ・モーニングポストが報じた。 同紙はまた、中国外務省報道官の次のような発言を報じた。「ビッグデータや人工知能をはじめとする最先端テクノロジーは、人々の働き方や生き方に大きな変化をもたらしており、こうしたテクノロジーを活用する業界やセクターが日々増えている。我々としても今後、このトレンドに前向きに適応し、業務の拡大や向上のために新たなテクノロジーを活用することを検討していくつもりだ」 また同紙によれば研究者たちは、中国政府
ジンバブエ首都ハラレの投票所で大統領選の投票をする最大野党・民主変革運動(MDC)のネルソン・チャミサ議長(中央、2018年7月30日撮影)。(c)AFP PHOTO / Zinyange AUNTONY 【7月31日 AFP】ジンバブエ大統領選の投票から一夜明けた31日、最大野党・民主変革運動(MDC)のネルソン・チャミサ(Nelson Chamisa)議長は、同党が投票所1万か所から集めた情報によると自身が「圧勝している」と述べた。 チャミサ氏はツイッター(Twitter)に、「圧勝している…われわれは非常に良くやった」「次(の政権)をつくる準備はできている」と投稿した。 長く政権の座にあったロバート・ムガベ(Robert Mugabe)前大統領が昨年失脚した後としては初の歴史的な選挙で、投票率も高かった。立候補者も記録的な多さとなったが、与党・ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(Z
日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は、「台湾」の表記問題で最後まで試行錯誤を繰り返した(撮影:尾形文繁) 世界中の航空会社が台湾の扱いをめぐって困惑した。今年4月、中国の航空行政を管轄する中国民用航空局(民航局)は、日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)を含む航空会社44社に対し、台湾を中国の一部とする「一つの中国」原則に反する表記を正すよう通達した。 具体的には、各社の予約サイト上にある「台湾」の表記を「中国台湾」などと表記することを求めたとみられている。民航局は航空各社に対し、7月25日までに表記変更を行わなければ、中国市場へのアクセスを規制するなどと揺さぶりをかけた。 航空会社全44社が表記変更に応じた 同局は7月26日、通達を出した44の航空会社すべてが表記変更に応じ、うち40社がすでに変更を完了したと発表。残るアメリカン、デルタ、ユナイテッド、ハワイアンの米航空4社も変更
(CNN) 世界保健機関(WHO)は18日までに、アフリカ中部コンゴ民主共和国(旧ザイール)でのエボラ出血熱の流行で死者が15日段階で44人に増えたと報告した。感染が確認されたり疑いの事例なども死者を含め78人に拡大した。 北キブ、イトゥリ両州での発生で、感染が確認されたのが51人、疑い事例が27人。 医療従事者10人にも感染し、このうち9人の症例が確認され、疑い事例の1人が死亡した。WHOの声明によると、これら10人の多数はエボラ出血熱の治療施設ではなくエボラ出血熱の流行が宣言される前に一般的な医療施設で感染した可能性がある。 感染が報告された州はウガンダやルワンダと国境を接する人口過密地域。この地域では紛争が続いており、エボラ出血熱の封じ込めを試みる医療関係者らの安全確保も危惧されている。 コンゴ民主共和国でのエボラ出血熱の流行は今回で10件目。同国赤道州では先月24日に流行が宣言され
ジェノバ(CNN) イタリア北部ジェノバの幹線道路で起きた橋の崩落を受け、国内の橋の点検を手掛ける専門家は16日、CNNの取材に対し、ほかに崩落の危険がある橋の数が「数百あるいは数千本」に及んでいると明らかにした。 14日に崩落したのはジェノバ西郊に位置するコンクリート製の橋。全長は1.1キロで、最高地点の高さは100メートルだった。これまで38人の死亡が確認されている。 消防当局の幹部によれば、事故当時崩落部分にいた乗用車の台数は明らかになっていない。2日にわたって捜索活動が行われているものの、現在何人が行方不明になっているのかも把握できていないのが実情だ。 行方不明者を探し出すには崩落したコンクリートを破壊し、除去する必要があるという。コンテ首相は15日夜、当面の捜索活動のために500万ユーロ(約6億3000万円)を支出する意向を表明した。 専門家からは今回の崩落を、全国の橋の保守事業
欧米人観光客らが襲撃されたタジキスタン・ダンガラの位置。(c)AFP/GILLIAN HANDYSIDE, DARIO INGIUSTO 【7月31日 AFP】中央アジアのタジキスタンで29日、サイクリング中だった欧米人観光客の一行が武装集団の襲撃を受け、うち4人が死亡した。事件は当初、ひき逃げとされていたが、翌30日にイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。 現場は、首都ドゥシャンベの南方約100キロに位置するダンガラ(Danghara)にある人気のサイクリングルート。一行は車にはねられた上に刃物などで襲われ、米国人2人、スイス人1人、オランダ人1人が死亡した。 ラマゾン・ラヒムゾダ(Ramazon Rahimzoda)内相は、「(容疑者らは)刃物や銃器を所持していた」と述べ、さらにスイス人1人とオランダ人1人が負傷して病院に搬送されたと明かした。一行のうちフランス人
<目元以外を黒い衣装に包んで小銃を手に練り歩く子供たち──。イスラム過激派に洗脳されたのかと目を疑う光景が白昼堂々と出現した> インドネシア東ジャワ州のプロボリンゴ市で独立記念日(8月17日)を祝う記念カーニバルが8月18日に行われたが、その行進に参加した地元の幼稚園児が黒装束にレプリカ(模型)の小銃を抱えて歩いている様子がインターネットの動画サイトにアップされ、大きな問題に発展する事態になっている。 プロボリンゴ市の市庁舎周辺で始まった行進には市内の幼稚園児数十人が参加したが、目以外を覆う黒い「チャダル」と黒い衣装で全身を隠し、胸の前には模型の小銃を斜めに抱いて参加、市中を行進した。 道路の片側車線をふさぐ形の行進では中央に幼稚園児が並び、左右両側には母親や関係者とみられる大人が一緒に歩いている様子が動画からは確認できる。 園児の中には武器を持たず玩具の白馬にまたがった園児もおり、周囲を
アイテム 1 の 2 8月19日、台湾との外交関係を維持する数少ない国のひとつであるパラオで、観光客の半減によって国内観光部門が開店休業状態に追い込まれている。中国が昨年末、外交関係がないことを理由にパラオへの観光ツアーを事実上禁止したためだ。写真は5日撮影(2018年 ロイター/Farah Master) [1/2] 8月19日、台湾との外交関係を維持する数少ない国のひとつであるパラオで、観光客の半減によって国内観光部門が開店休業状態に追い込まれている。中国が昨年末、外交関係がないことを理由にパラオへの観光ツアーを事実上禁止したためだ。写真は5日撮影(2018年 ロイター/Farah Master) [コロール(パラオ) 19日 ロイター] - 中国の圧力に屈せず、台湾との外交関係を維持する数少ない国のひとつであるパラオで、観光客の半減によって国内観光部門が開店休業状態に追い込まれてい
スペイン北東部バルセロナ近郊コルネヤで、警察署を襲撃した男の自宅アパートを捜索する警官(2018年8月20日撮影)。(c)LLUIS GENE / AFP 【8月22日 AFP】スペイン北東部バルセロナ近郊で20日、刃物を持った男が警察署を襲撃し射殺された事件で、男が事件前に同性愛者であることを告白し、自殺願望があったことが分かった。捜査関係筋が21日、男の元妻の話に基づいた情報として明らかにした。 警察によると、アルジェリア人のアブドル・ワハブ・タイブ(Abdel Wahab Taib)容疑者(29)は20日朝、バルセロナ近郊コルネヤ(Cornella)の警察署を襲撃した際、アラビア語で神を意味する「アラー」と叫んでいた。 当局は事件を「テロ攻撃」としているものの、匿名を条件に取材に応じた捜査関係筋は「イスラム過激思想を示すものはないようだ」と話した。 同筋によると、襲撃犯の元妻のスペイ
アフガニスタン・カブールのイードガー・モスク近くで治安部隊と武装集団が衝突し、アフガン軍のヘリコプターによる空爆後に立ち上る砂煙(中央、2018年8月21日撮影)。(c)WAKIL KOHSAR / AFP 【8月22日 AFP】アフガニスタンの首都カブールにある大統領府周辺で21日、武装集団による攻撃があり、治安部隊との間で激しい戦闘になった。攻撃は数時間後続いたが、アフガニスタン軍による空爆支援を受けた治安部隊によって鎮圧された。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。 攻撃は、イスラム教の祭日「犠牲祭(イード・アル・アドハ、Eid al-Adha)」の初日に当たりアシュラフ・ガニ(Ashraf Ghani)大統領が大統領府で演説している時に発生。その後、一部地区には迫撃砲弾が降り注いだ。 武装勢力の人数については情報が錯そうしている。軍高官は戦闘員2人を殺害したと
ロンドン(CNNMoney) 巨額の財政赤字を抱え欧州債務危機の引き金を引いたギリシャは20日、欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)による8年に及ぶ金融支援から公式に脱却した。国家財政の破綻(はたん)や通貨ユーロからの離脱は回避したものの、支援と引き換えに進める改革の影響は今後数年にわたって続くとみられる。 ギリシャに対しIMF、欧州中央銀行(ECB)、欧州委員会は総額およそ3300億ドル規模の融資プログラムを実施。ギリシャは支援の条件として、大幅な歳出削減や経済改革を実施することで合意した。 このため公務員の給与が激減し、年金の支払いは凍結され、定年も引き上げられた。消費は落ち込み、失業率は急上昇。多くの企業が倒産に追い込まれた。 現在のギリシャ経済は、金融危機発生前の2007年と比べ4分の3の規模とされる。過去10年のうち8年で縮小を記録したが、今年は2%、来年は2.4%の成長がそ
レーザー技術を使った探索により、密林の中にある遺跡の様子が明らかになった/PACUNAM/CANUTO & AVLD-THOMAS グアテマラ北部のジャングルの下に隠れていた6万以上の古代マヤ文明の建造物が新しいレーザー技術によって発見された。 隠れていた数十の都市で発見されたのは、民家、宮殿、高さ約27メートルのピラミッドなどだ。このピラミッドは以前は単なる丘と考えられていた。 上空からジャングルの密林の中を見通せる特殊なレーザーを搭載した飛行機が可能にしたこの画期的な調査が示唆しているのは、マヤの都市が従来考えられていたよりもはるかに巨大かつ複雑ということだ。 農業、かんがい、採石場、防御設備の跡が広範囲で確認された。また大規模な道路網は、コミュニティー同士がこれまで知られていた以上に密接につながっていたことを示している。 従来の考えを覆す発見 米誌「ナショナル・ジオグラフィック」が最
(CNN) 地中海の塩田を上空から見下ろすと、まるで抽象画のようだ。人工池を分けるように堆積(たいせき)している結晶化した塩が、緑や赤、オレンジ、ピンクのブロックの間に白の絵の具で引かれた白線のように見える。こうした色彩を生み出しているのは、浅い海の中にいる藻などの微生物だ。 これらの写真は、ドイツ人の空中写真家トム・ヘーゲン氏(27)が、人間の活動が自然界に及ぼす影響を記録するために、スペインと南フランスでドローン、熱気球、ヘリコプター、飛行機を使って撮影した。 変貌する景色 「ザ・ソルト(塩)シリーズ」と題されたこのコレクションは、人間の介入によって変貌(へんぼう)した風景の写真を集めた作品だ。塩田以外にも採石場、農地、炭鉱、産業の副産物によって変色した水路の写真もあり、いずれの上空から撮影されている。 「ハビタット(居住空間)」と題された修士論文として始まったこの取り組みが、今、同じ
チェチェンでのISのテロ 2018年08月22日 10:31 ロシアIS かってロシア内の自治共和国チェチェンは独立を求めてロシアとの間で長いこと戦闘が続き、その後もチェチェン発のテロが後を絶ちませんでしたが、最近はプーチンとその意を受けたチェチェン大統領カディロフの強圧的な政策が成功したこともあって、最近は少なくとも報道ではチェチェンのテロ問題はほとんど報じられていません。 しかるに、al qods al arabi net は、20日チェチェンで一連のテロ事件(ロシアのメディアによれば3件)があり、複数の治安要員が負傷したと報じています。 カディロフ大統領によればシャーリー市で2名負傷、グローズヌイで1名負傷したとのことですが、グローズヌイと言えばチェチェンの首都です!! また同大統領によれば、彼らはISの影響下にあるテロリストで、中立化(殺された?)されたが、1名は自爆しようとして失
[Tyler Cowen, “The economics of density: evidence from the Berlin Wall,” Marginal Revolution, August 16, 2018] Ahfeldt, Redding, & Wolf の論文から: ベルリンの壁は都市発展の主要な源泉をつきとめる独特な自然実験を提供してくれる。本研究(先日、今回の研究で名誉あるフリシュ・メダルを著者たちは授与された)では、ベルリンが分割されたとき東ベルリンの歴史的な中央商業地域に近い西ベルリンの東側で不動産価格と経済活動がどのように下降しはじめ、その後、東西ドイツ統合後の1990年代に同地域がどのように発展しはじめたかを示す。理論でも実証的な証拠からも、「累積的な因果関係」の好循環で都市の密度と生産性のあいだにプラスの関係があることが確証される。 Via the exce
【7月30日 東方新報】中国・杭州(Hangzhou)桐廬県(Tonglu)琅玕(Langgan)自然村の「廊橋」と呼ばれる屋根つきの橋の木製の屋根部分が27日午後7時40分ごろ、倒壊した。橋の上で涼んでいた地元住民11人が巻き込まれ、このうち8人の死亡が確認されている。事故発生時は、20分間にわたって雷雨と強風に見舞われていた。 現地気象局は27日午後、雷雨の予報を発表していた。気象記録によると、27日午後7時35分ごろ合村郷に雷雨が発生し、最大風速24.1メートルが記録された。同日午後7時から9時までの雨量は9.4ミリだった。 地元住民の方さん(49)は、夕食を終え、家から100メートルの廊橋までやってきて、近隣の住民たちと涼んでいたところに、雨と強風に見舞われた。「経験したこともない強風で、立っていることもできなかった! その後突然、橋の屋根全体が柱とセメントの基礎部分と一緒に、片側
インドネシア・ロンボク島のリンジャニ山から下山を開始し、途中休憩を取る登山客ら(2018年7月30日撮影)。(c)AFP PHOTO / PIKONG 【7月30日 AFP】インドネシア・ロンボク(Lombok)島の活火山リンジャニ山(Mount Rinjani)で、29日に起きた強い地震で地滑りや落石が発生し、山中に一晩足止めされていた登山客ら約560人が翌30日、岩や泥の除去作業が進んだことから下山を開始した。 捜索・救助当局によると、山中に取り残されていた人々の中には米国やフランス、オランダ、タイ、ドイツなど外国からの登山客も含まれているという。 29日早朝に発生したマグニチュード(M)6.4の地震では、これまでに少なくとも16人が死亡し、診療所を含む建物数百棟が損壊した。(c)AFP/Bara Elank
(CNN) アフガニスタンのガニ大統領は19日、反政府武装勢力「タリバーン」との戦闘を停止すると発表した。タリバーンが合意すれば停戦は20日から始まるという。イスラム教の祝祭「犠牲祭」が始まることを受けた措置。 タリバーンからの反応はない。しかし、ガニ大統領による発表の数時間後、タリバーンは祝日を祝い、捕虜数百人を解放するとの方針を明らかにした。 ガニ大統領によれば、タリバーンが合意すれば、停戦期間は3カ月間になる見通し。 ガニ大統領は6月にも、イスラム教の祝祭に合わせて停戦を発表していた。このときはタリバーンとの間で3日間の停戦が実現したものの、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」による2度の自爆テロがあり、10人以上の死者が出ていた。ISISは停戦協議に参加していない。
シェカワティのフレスコ画のハヴェリーは、ヒンドゥー教徒のマールワーリー商人コミュニティ独自のもの(及び一部のジャイナ教徒)というセオリーがあるのだが、ジュンジュヌーには稀な例外が存在している。 ジュンジュヌーのイスラーム地区にあるムスリムのフレスコ画ハヴェリーだ。場所がどのあたりかよくわからなかったので、ムスリム地区にあるDargah of Kamaruddin Shahを目標に移動してみる。ダルガー自体にも、シェカワティらしいフレスコ画があしらわれており、なかなか見応えがある。 このダルガー参拝後、通りがかりのムスリム男性に道筋を質問すると、そのハヴェリーの界隈の住人であるとのこと。ヌール・マスジッドというモスクの隣にあるとのことが判った。 訪れてみると、ここに暮らす家族はこれを建てた人物の子孫で、その中の一人から話を聞くことが出来た。このハヴェリーを建てたご先祖は、ムスリムの商業コミュ
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