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ブックマーク / stod-phyogs.blogspot.com (14)

  • 雲南のモンゴル人+四川のモンゴル人

    stod phyogsとは、チベット語で「上手方面」の意味。チベットを東西に流れる大河ヤルツァンポの上手側=西部チベット、そしてさらに西の方 にあたります。 Himalayaの西はずれBaltistanから一転して、今度は東はずれ雲南です。 ------------------------------------------ 私はGoogle Newsをカスタマイズして、チベット各地やヒマラヤ周辺、そしてモンゴルのニュースを表示できるようにしています。 カム・アムド方面はなかなか設定が難しくて、「四川|青海|甘粛|云南 藏族|蒙古|裕固|羌」という検索キーワードでなんとかニュースを表示させています。 チベット人だけではなくて、デード・モンゴル(青海モンゴル)のニュースも知りたいと思って「蒙古」というキーワードを入れているのですが、先日、意外にも雲南省のモンゴル人(雲南蒙古族)が引っかかって

    雲南のモンゴル人+四川のモンゴル人
  • ヒマーチャル小出し劇場(36) クッルー・ドゥシェラー

    stod phyogsとは、チベット語で「上手方面」の意味。チベットを東西に流れる大河ヤルツァンポの上手側=西部チベット、そしてさらに西の方 にあたります。 ・THE TIMES OF INDIA > City News > Shimla > Festivities at historic week-long Kullu Dussehra begins today (TNN | Updated: Oct 11, 2016, 07.00 AM IST) http://timesofindia.indiatimes.com/city/shimla/Festivities-at-historic-week-long-Kullu-Dussehra-begins-today/articleshow/54788630.cms Kullu Dussehraが始まりました。 ---------------

    ヒマーチャル小出し劇場(36) クッルー・ドゥシェラー
  • 疑惑の峠を検証

    stod phyogsとは、チベット語で「上手方面」の意味。チベットを東西に流れる大河ヤルツァンポの上手側=西部チベット、そしてさらに西の方 にあたります。 2016年9月12日月曜日 ンガリー・アル・ツォ湖畔の雪崩の謎(1) で紹介した ・北海道大学情報基盤センター北館 > その他のサービス : オンライン・データベース > POSITION : 位置情報データベース > API V2版 : グーグルマップで、緯度・経度・標高・水深を求める(2010/6/12) http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~x10795/Latlonele.html を使って、「公称の数字がどうも怪しい」と言われている峠の標高を測ってみましょう。 ただし、上述の地図の標高が絶対正しい、と思っているわけではありません。でも現状では最良の標高データと言えそうです。作業仮説的な扱いで試行測定し

    疑惑の峠を検証
  • ンガリー・アル・ツォ湖畔の雪崩の謎(3)

    stod phyogsとは、チベット語で「上手方面」の意味。チベットを東西に流れる大河ヤルツァンポの上手側=西部チベット、そしてさらに西の方 にあたります。 この雪崩の原因について、いち早く指摘した記事がこちら↓ ・毎日頭條 >中科院西北研究院分析:冰川躍動導致西藏阿里冰崩(Posted on 2016-07-28 in 科學) https://kknews.cc/science/r84qr4.html 中国科学院西北研究院による分析:氷河の「躍動」が西藏阿里の氷河崩壊の原因である 【科学技術最前線】 光明日報 蘭州7月27日電、記者・宋喜群、通信員・劉暁倩。中国科学院・北西生態環境資源研究院からの情報。当研究院冰凍圏科学国家重点実験室の分析:氷河の「躍動」が、7月17日西藏阿里地区日土県東汝郷阿汝村で発生した氷河崩壊の原因である。 中国科学院・北西研究院・冰凍圏科学国家重点実験室・主任・

  • ンガリー・アル・ツォ湖畔の雪崩の謎(2)

    stod phyogsとは、チベット語で「上手方面」の意味。チベットを東西に流れる大河ヤルツァンポの上手側=西部チベット、そしてさらに西の方 にあたります。 場所についてはようやく解決したのだが、先の記事に添付されている写真を見てまたもや驚いた。 http://chuansong.me/n/446572434952 (撮影:戴世文) 雪崩が到達している場所は湖畔の平地なのだ。てっきり山沿い斜面の放牧地がやられたと思っていたのだが。 しかし、この組写真では今ひとつ位置関係が把握しにくい。 ------------------------------------------ さらなる続報を見て目を丸くしました。 ・中国網 > 新聞中心 > 阿里"雪崩"定性為冰崩 塌方体6億立方米(発布時間:2016-07-20 08:19:31 来源:中央電視台 作者: 陳琴・奉永勝 責任編集:焦源源) ht

    ンガリー・アル・ツォ湖畔の雪崩の謎(2)
  • ンガリー・アル・ツォ湖畔の雪崩の謎(1)

    stod phyogsとは、チベット語で「上手方面」の意味。チベットを東西に流れる大河ヤルツァンポの上手側=西部チベット、そしてさらに西の方 にあたります。 そのニュースが伝わったのは2016年7月17日夕刻。 ・新華網 > 時政 > 正文 > 西藏阿里日土県東汝郷発生雪崩9人被埋 2016年07月17日19:13:32 http://news.xinhuanet.com/politics/2016-07/17/c_129153088.htm 西藏阿里日土県の東汝郷で発生した雪崩により9人が埋没 2016年07月17日19:03 出典:人民網 新華社拉薩7月17日配信(記者:王軍)。記者が西藏自治区阿里地区日土県および武警交通第四支隊から得た情報によると、7月17日午前11時頃、日土県東汝郷において雪崩が発生。雪崩の厚さは約6~8mに達した。少なくとも6世帯9人の牧畜民が埋没したことが確認

    ンガリー・アル・ツォ湖畔の雪崩の謎(1)
  • ンガッパ・イェシェ・ドルジェ・リンポチェの悪霊祓い(12)Tucci先生が報告する厄祓い・悪霊祓い-その5 イェーの儀式/ラサのミカ・ドク(村上)/アムドのヤングー(長野)

    stod phyogsとは、チベット語で「上手方面」の意味。チベットを東西に流れる大河ヤルツァンポの上手側=西部チベット、そしてさらに西の方 にあたります。

  • 余談 : ゲルツェ方言

    stod phyogsとは、チベット語で「上手方面」の意味。チベットを東西に流れる大河ヤルツァンポの上手側=西部チベット、そしてさらに西の方 にあたります。 ンガリー地方のチベット語でも特異な存在が、チャンタン高原上に位置するsger rtse(ゲルツェ/改則)の言葉。このゲルツェ方言は、なんとカム方言の一種と分類されています(注1)。カムの心臓部、四川省のdkar mdzes(カンゼ/甘孜)からは約1200kmのかなた。 私自身はゲルツェにはごく短時間滞在しただけなので、カム方言かどうか私にはわかりません。それに、この辺を通過するときはたいていカムパの商人/ドライバーと一緒のことが多いので、ゲルツェ方言を聞いてもたぶん変だとは思わなかったでしょう(笑)。 カムの西はずれとはどこなのか?はっきりしません。通常は「西蔵自治区・昌都(chab mdo/チャムド)地区の西はずれまで」という印象を

    余談 : ゲルツェ方言
  • 「ザンスカール・ゴ・スム」の巻 ~西部チベット語の発音(5)ザンスカール語の位置づけ~

    stod phyogsとは、チベット語で「上手方面」の意味。チベットを東西に流れる大河ヤルツァンポの上手側=西部チベット、そしてさらに西の方 にあたります。 ラダック語の方言区分については、諸説を網羅できているわけではありませんが、まず ・Sanyukta Koshal (1990) The Ladakhi Language and Its Regional Perspectives. Acta Orientalia Academea Scientiarum Hungaricae, Tomus XLIV, no.1-2[1990], pp.13-22. の区分を見てみましょう。 ┌┌┌┌┌ 以下、Koshal(1990)より ┐┐┐┐┐ 1. Zangskar Ladakhi : Leh(Lhe)の西方に位置するZangs-kar郡(Tehsil)全体で話されている。 2. Nub-ra

    「ザンスカール・ゴ・スム」の巻 ~西部チベット語の発音(5)ザンスカール語の位置づけ~
  • ヒマーチャル小出し劇場(35) ラリ・ゴンパとコンチョク・オゼル師

    stod phyogsとは、チベット語で「上手方面」の意味。チベットを東西に流れる大河ヤルツァンポの上手側=西部チベット、そしてさらに西の方 にあたります。 ボツ・ガイドブックからのラマ・シリーズ在庫はこれで終わり。執筆当時調べきれなかったもうお一方も、なんとか調べてアップしたいところ。 ------------------------------------------ Lari ལ་རི། la ri/ スピティ・タボから東へ4km。街道北側の集落。リンゴ畑も多く、緑多い村。これよりスピティ川上流方面にリンゴ畑は見られない。 村の横の谷を2km上流逆上るとニンマパの隠遁修行の石窟寺院ラリ・ゴンパ。 村の西はずれの山裾には、白い基壇に杉の枝がてんこ盛りのラトゥー ལྷ་ཐོ་ lha thoが立つ。地元のユルラ ཡུལ་ལྷ་ yul lhaを祠ったものだろう。Francke先生は村の下

    ヒマーチャル小出し劇場(35) ラリ・ゴンパとコンチョク・オゼル師
  • ヒマーチャル小出し劇場(34) ChainiのYogini Mandir

    stod phyogsとは、チベット語で「上手方面」の意味。チベットを東西に流れる大河ヤルツァンポの上手側=西部チベット、そしてさらに西の方 にあたります。 ここへ行ったのはもう十数年前ですが、その後日語での報告は見当たらないので、日人で行ったことがあるのは、いまだに建築家・神谷武夫先生と私だけかもしれません。 ------------------------------------------ 車道からはずれて700m登ると、こんな風景が現れます。これがChaini/Chehni चैहनी(チェーニー)の村。古名はKuthed。あるいはDhadhiya Kot धाधिया कोट。標高は2100mくらい。 ここはKuthed Thakurが治める小王国の都でした。16世紀前半、当時ThakurであったDhadhu धाधू王が城塞を築いたといわれています。だからDhadhiya

    ヒマーチャル小出し劇場(34) ChainiのYogini Mandir
  • ヒマーチャル小出し劇場(32) タボ寺名誉座主セルコン・リンポチェ

    キャブジェ・ツェンシャブ・セルコン・トゥクセー・リンポチェ・ンガワン・ロサン・トゥプテン・トプチョル སྐྱབས་རྗེ་མཚན་ཞབས་སེར་ཀོང་ཐུགས་སྲས་རིན་པོ་ཆེ་ངག་དབང་ཐུབ་བསྟན་སྟོབས་འབྱོར། skyabs rje mtshan zhabs ser kong thugs sras rin po che ngag dbang thub bstan stobs 'byor/ 先代セルコン・リンポチェは、ダライ・ラマ14世の教師(ツェンシャブとは「問答の教師」の意味)であり、インド亡命後タボ・チューコル・ゴンパ ཏ་བོ་ཆོས་འཁོར་དགོན་པ་ ta bo chos 'khor dgon paの復興に尽力したチベット人高僧。その没後は転生者が選ばれるまでとなった。 ---------------------------------

    ヒマーチャル小出し劇場(32) タボ寺名誉座主セルコン・リンポチェ
  • ロツァワ・リンチェン・サンポ

    stod phyogsとは、チベット語で「上手方面」の意味。チベットを東西に流れる大河ヤルツァンポの上手側=西部チベット、そしてさらに西の方 にあたります。 次回、スピティ・キー寺座主ロチェン・リンポチェを取り上げる関係上、今回は前置き(にしては長いが)として、その先世であるロツァワ・リンチェン・サンポについて書きます。 これも例のヒマーチャル・ガイドブック(未刊)より。もはやヒマーチャルだけではない上に、「小出し」劇場でもなくなっているので、同シリーズからは外しました。 ------------------------------------------ ロツァワ・リンチェン・サンポ ལོ་ཙྪ་བ་རིན་ཆེན་བཟང་པོ། lo tstsha ba rin chen bzang po(958-1055) スピティ・キー寺のリンチェン・サンポ像 ロツァワ ལོ་ཙྪ་བ་ lo t

    ロツァワ・リンチェン・サンポ
  • クヌ・リンポチェ補足

    stod phyogsとは、チベット語で「上手方面」の意味。チベットを東西に流れる大河ヤルツァンポの上手側=西部チベット、そしてさらに西の方 にあたります。 前エントリーを書いたのは、10年以上前のこと。当時はネット上にクヌ・リンポチェの記事というのはほとんどなかった。 最近ではいろいろ出てきているのは知っていましたが、それらを参照しつつ改訂していると、いつまでたっても終わらないので、とりあえずほぼ当時のままアップロードしてあります。 ネット上に見えるクヌ・リンポチェ資料のいくつかを。 ------------------------------------------ ・Wikipedia(English) > Khunu Lama Tenzin Gyaltsen (This page was last modified on 6 January 2016, at 00:21.) htt

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