動画投稿サイト「YouTube」に投稿された、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオと思われる動画 (ユーチューブより) (写真:産経新聞) 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ映像がインターネット上に流出した問題で、映像を編集した石垣海上保安部(沖縄県石垣市)では、証拠などの重要資料のデータを保管するパソコンにパスワードなどのアクセス制限がかかっていなかったことが6日、海上保安庁関係者への取材で分かった。部内者であれば誰でも閲覧したり、データをコピーできる状態に置かれていたことになる。 【フォト】ハンドルネーム「sengoku38」ネットで謎解き 海保の捜査部門に置かれた同様のパソコンは、石垣海上保安部に限らず、すべてこうした状態になっていた。石垣海上保安部では事件発生直後、捜査担当者以外の職員も映像を編集する場面に出入りしていたとみられ、海保が調査を進めている。 通常、各省