元横綱朝青龍関に師匠の高砂親方が留めばさみを入れた=3日午後、東京都墨田区の国技館、細川卓撮影断髪式ではさみを入れた後、元朝青龍関の肩に手を添える白鵬=3日午後、東京都墨田区の国技館、細川卓撮影 今年1月の初場所限りで引退した大相撲の元横綱朝青龍関(30)=本名、ドルゴルスレン・ダグワドルジ=の引退断髪式が3日、東京・国技館であった。モンゴルのバトボルド首相や森喜朗元首相ら、国内外の政財界、スポーツ、芸能関係者ら約380人がはさみを入れ、大いちょうに別れを告げた。 1999年初場所で初土俵。2001年初場所で新入幕を果たし、03年初場所後に外国出身力士で3人目の横綱に昇進した。05年には6場所すべてで優勝するなど圧倒的な強さを誇った。通算25度の優勝回数は歴代3位。 しかし、07年名古屋場所後の夏巡業を腰痛などを理由に休みながらモンゴルでサッカーに興じるなど、横綱としての「品格」が繰