LEDの未来は明るいけど、白シャツは今よりくすんじゃうかもしれませんね。 節電になるLED照明は、いいことづくめで、街並みを変えつつあるわけですが、最も広く使われているタイプのLED電球に意外な弱点があることがわかりました。洗濯用洗剤が衣類を白く見せるため仕掛ける紫外線のトリックが、まったく効かないのです。 なぜ効かないのか? これがなかなか面白いのです。 洗濯用洗剤には蛍光増白剤(fluorescent whitening agents:FWAs)なるものが入ってます。白が黄ばむのは、 黄の補色である青の反射が減った状態を指します。だったら青をバシバシ反射させてやれば黄ばみは目に入らなくなって白く見えるんじゃ…というんで登場したのが蛍光増白剤でして、これで紫外線を吸収し青の可視光線として反射させているのです(日本語詳細)。 ブラックライトで光る蛍光ペイントのパーティ経験者ならわかると思う