インターネット広告市場で急成長を遂げた検索連動広告。今、モバイルインターネットの世界にもその勢力を広めつつある。その「仕掛け人」は、インターネットにおいてはヤフー(旧オーバーチュア サービシズ)、グーグルといった米国企業だが、ケータイ先進国である日本では、黒船に負けじと国産ベンチャーが旋風を巻き起こしているという……。 国内のインターネットにおいて、検索連動型広告(※1)の躍進が注目されて2年ほど経つ。今ではインターネット広告市場の4分の1ほどを占めるようになった。「母国」ともいえる米国では、その割合はすでに5割近くに達している。そんな中、ついに国内のモバイル(※2)インターネット広告市場においても検索連動型広告が脚光を浴び始めた。 きっかけは、インターネットおける検索連動型広告の二大巨頭の一角、グーグルがモバイルインターネットでの検索ビジネスに本格的に乗り出したことだろう。グーグルはKD