2006年07月11日18:20 カテゴリ書評/画評/品評SciTech アバウト「アバウトアインシュタイン」 コマネチ大学数学科第11講を見て注文した本書がやっと到着した。 アバウトアインシュタイン 竹内 薫 薫日記: 附属高校講義この前の芸大講義と似た内容だが、今回は、芸術とか視点よりも、「考え方」に重点をおいて高校生向けに話をしたつもり。 教科書は「アバウトアインシュタイン」。(芸大講義のときもそうだった) 結論から言うと、かなりの良著であると思う。 「アインシュタイン、はじめの一冊」といってもいい。 本書の魅力は、なんといっても「相対的に」アインシュタインを語っていることにある。単なる物理学者アインシュタインだけではなく、学習障害児としてのアインシュタイン、男としてのアインシュタイン、亡命者としてのアインシュタイン....ところどころちりばめられたアインシュタイン語録も絶妙で、これ
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