韓国紙、中央日報は28日、米韓両国の合意で現在300キロに制限されている韓国の弾道ミサイルの射程について、800キロまで延長するよう求める韓国の主張に米国が肯定的な反応を見せていると報じた。ワシントンの外交消息筋の話としている。 米国は韓国が長い射程の弾道ミサイルを持てば中国を刺激するとして反対してきた。しかし13日の北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射を契機に態度を変えたという。 韓国大統領府の金泰孝対外戦略企画官が訪米しており、同紙は金氏が米政府高官と協議をしていると伝えた。別の韓国政府高官は同紙に、射程延長で合意しても公表しない可能性があると話した。(共同)