クラナドOPは、観る度に発見があって(というか、僕が一発で発見しきれないからなんだけど)、毎回あーだこーだと書いてきたわけですが、とりあえずここらで軽くまとめておきます。 まず最初の、「CLANNAD」のタイトル文字が出るまでの部分。 (水平線まで、こちらに書いたものの焼き直しになります:http://bdkiss.blog54.fc2.com/blog-entry-452.html) 上に上がっていくカメラの動きは、特に『空』を示す場合、その印象――ここからの脱却、閉塞や状況の打破、自身もしくはここからの成長・旅立ち、『空』という届かないものへの憧憬、また届かない故の儚さ――などを示しているというか想起させられるのですが。 幻想世界、雪の中で朽ちるかのように横たわる人形「ぼく」。(ガラクタ人形の名前が「ぼく」なのは、スタッフロールの表記からの解釈です) そこからカメラは空――当然、雪が降