国体の高校野球に注目が集まっている。 今日の決勝も、夏の選手権(甲子園)決勝と同一カードの早稲田実業対駒大苫小牧で争われ、1-0で早稲田実業が優勝した。 国体は、国民体育大会の略で日本最大の国民スポーツの祭典であり、各都道府県持ち回り方式で毎年開催されている。 戦後すぐの1946年から始まり、第一回から高校野球も実施されているのだが、今年ほど注目されたことがあったろうか。 昨年は選手権(甲子園)に続いて駒大苫小牧が優勝しているのだが、誰が知っていようか。 春のセンバツ、夏の選手権と比べると重要度は低く、優勝校が取り上げられることもあまりない。 国体は、各種目ごとに得点を加算し各都道府県単位で優勝を争う形式がとられ、優勝都道府県男子には天皇杯、女子には皇后杯が授与される。 だが、高校野球は硬式・軟式ともに公開競技として行われで得点に関係されない。 ではなんのために実施しているのか? 出場12