映画「ひぐらしのなく頃(ころ)に」(及川中監督)の撮影が25日、伊那市高遠町の鉾持(ほこじ)神社であった。主演の前田公輝さんやヒロイン役の飛鳥凛さんをはじめ地元のエキストラ200人余が出演。同神社を舞台にして夏祭りのシーンが撮影された。 同作はパソコンのゲームで人気を博し、家庭用ゲームやアニメ、小説化されており、実写化されるのは初めて。これまでの「ひぐらしファン」がインターネット上で実写化への賛否の意見を盛んに交わすなど注目を集めている。 ストーリーは東京から山村に引っ越してきた主人公の中学生が連続怪死事件に巻き込まれていくサスペンス。今回撮影されたのは地元神社が年1回開く夏祭り「綿流し祭」のシーンで、物語の中で毎年祭りの前後に事件が起こるため、重要な場面という。 撮影前の記者会見で及川監督は「キャラクターの紹介に力を注いできた。必ず次が見たくなる終わり方に仕上げたい」。前田さんは「