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ブックマーク / gatonews.hatenablog.com (5)

  • 見事に空気を読んだ本「資本主義はなぜ自壊したのか」中谷厳 - ガ島通信

    「懺悔の書」「改革派の転向」。さまざまな話題を呼んでいる中谷巌氏の『資主義はなぜ自壊したのか 「日」再生への提言』。新自由主義が注目されれば構造改革の旗を振り、貧困や格差が問題になれば、昔が良かったと憂いて見せる、見事に社会の空気を読んだ風見鶏ぶりに、飽きれると言うより、感心すらしてしまいます。 ハーバード留学時代の思い出、率直な反省は興味を持って進みましたが、ブータンやキューバ礼賛あたりでずっこけはじめ(田舎にやってきた都会の人が、「こんなすばらしいところがあったのですね」と言いながら住むことはない、という旅の思い出レベル)、途中からは世界の宗教や神話をつぎはぎしてトンデモの様相に。 日の安心・安全、高信頼社会や社会資の話も出てきますが、「日の「安心」はなぜ、消えたのか―社会心理学から見た現代日の問題点」を参考文献に挙げているにもかかわらず、日は高信頼社会で中国はダメとか

    見事に空気を読んだ本「資本主義はなぜ自壊したのか」中谷厳 - ガ島通信
    RanTairyu
    RanTairyu 2009/01/26
  • 「明日の広告」に書いていないこと - ガ島通信

    話題の「明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法」をようやく読みました。著者は電通のクリエイティブ・ディレクターの佐藤尚之氏。 書いてあることは納得。でも今さら言われて「そうか!」と思う人が多いなら、広告業界は何をやっていたの?と思わなくもありませんが、買っておいて損はなし。なにしろ分かりやすい。 「広告はラブレター」という言葉は、広告だけでなく文章を書く人、写真を撮る人といった表現者にとっても同じく重要なこと。誰かに何かを伝える作業は、相手を思いやる、配慮することだと思っています。 佐藤氏は「ホスト(相手を観察し、サービスできる人)ができない人は、消費者とコミュニケーションする業界には向いていない」と言います。ホストというと無理している感じがするのでなんとなく嫌だけれど… 相手の行動を分析して相手の身になって考えるというのは、振り返ってみれば徳島新聞時代に行った若者向け紙

    「明日の広告」に書いていないこと - ガ島通信
    RanTairyu
    RanTairyu 2008/10/20
    []「逆に「明日の広告」は、広告やメディア業界を俯瞰しているように見えるかもしれないけれど、中身は徹底的に」
  • MacBook Airをレッツノートと比較してみる - ガ島通信

    MacWorld Expoで発表されたMacBook Airですが、マイミクで「ぽちっとな」つまり予約をしている人が続出していました。 Apple MacBook Air 1.6GHz 13.3インチ MB003J/A 出版社/メーカー: アップル発売日: 2008/02/05メディア: Personal Computers クリック: 229回この商品を含むブログ (105件) を見る 最近、出張や旅行先に持ち運ぶサブノート(富士通、FMV-LOOX)の買い替えを検討しているところなのですが、レッツノート以外のチョイスがなく悩んでいたところにMacBook Airの登場。ということで気になるスペックを簡単に比較してみました。 MacBook Air レッツノートT7 レッツノートR7 大きさ 325×227×19.4 272×214.3×24.9 229×187×29.4 重さ 1.36

    MacBook Airをレッツノートと比較してみる - ガ島通信
    RanTairyu
    RanTairyu 2008/01/16
  • 「フューチャリスト宣言」梅田望夫・茂木健一郎 - ガ島通信

    「フューチャリスト宣言」というタイトル通り、梅田望夫氏が脳科学者茂木健一郎氏とウェブの可能性と未来について対談した。筑摩書房さんから送っていただきました。ありがとうございます。 四つ目のりんごをジャケットの下に着込み(仕込み)、「そうか、僕と梅田さんはフューチャリスト同盟だ」(笑)と屈託なく語る茂木氏の明るさと適当さがあることで、シリコンバレーの前向きさやオプティミズムを語りながらも、どことなく「重い」梅田氏の未来への言葉がフォローされています。梅田×茂木という組み合わせは、どちらも重い「ウェブ人間論」よりも良い感じがします。 グーグルのすごさやネットにおける変化、日の組織やエスタブリッシュメントを批判する梅田氏の主張は「ウェブ進化論」で語られているものと大きな違いはありません。ただ、茂木氏の投げかけは、私にとって気になる視点が数多く含まれていました。 例えば、第2章にある「コンテンツ

    「フューチャリスト宣言」梅田望夫・茂木健一郎 - ガ島通信
  • ガ島通信 - 「新聞社 破綻したビジネスモデル」河内孝

    『最近、多くの人から、「このごろの新聞はおかしい。どうも言ってることとやっていることが違うのでは」と聞かれます。残念ながら、皆さんの疑問はかなりの部分当たっています。他者に求めるわりには、自らの情報公開に臆病な業界の体質から「うさんくささ」がぬぐえないのがひとつの原因です』『あなたたち(新聞産業を改革しようとしている人)の真の敵は、テレビでもインターネットでもなく、破綻したビジネスモデルにとりすがる新聞界の守旧派なのですから』。このような刺激的なまえがきで始まる 「新聞社―破綻したビジネスモデル」。 著者は、毎日新聞で編集局次長、社長室長、営業と総合メディア担当の常務まで務めた河内孝氏。悪質な拡張団との腐れ縁、補助金依存や押し紙(残紙)に依存した体質、など、あまり業界内でも語られない販売の裏側について、新聞社の元幹部が語るというのは非常に珍しいことです。 新聞批判は少なくないし、そのうち

    ガ島通信 - 「新聞社 破綻したビジネスモデル」河内孝
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