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ブックマーク / maroon-lance.hatenadiary.org (3)

  • 天皇の国軍親率について - 跡地。

    沢田茂中将*1 王者が軍隊を親率することは、中世に至るまで欧州各国に於ても共通の事柄であり、王の主要な仕事は、戦争に自ら当ることであった。これは戦争が人間生活に重要な位置を占めていた時代であり、政治は主権者すなわち当時の王の専制であった。軍隊の親率は、専制政治の重要な基条件であった。 七百年にわたる武家政治を打倒して、朝権の回復を目標とした明治維新の直後に於て、この天皇親率主義を採用されたのは当然であった。問題は、その後の憲法制定の時、その国務を責任内閣に委任し、天皇は無責任の地位に就かれた。そして原則上、国務は、その最高点に於て一元に帰さねばならないのにかかわらず、憲法は国務を政治と統帥とに分け、政治は内閣に委任するが、統帥は天皇の手に保有しておくという、立憲主義と専制主義の二建であった。 国民の内から自然に生み出した立憲政治でなく、外国から発達したものを日に輸入したのであり、この

    天皇の国軍親率について - 跡地。
    RanTairyu
    RanTairyu 2008/01/15
    「 天皇親率のもとに、天皇と軍との間に、このような疎隔が生じようとは誰も予想しなかったところである。所」
  • 愛が足りない - 跡地。

    南京虐殺を正当化する人の思考 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート) 南京に限った話ではないけど、こういう不祥事を否定したがる人々は、皇軍が完全無欠でないと愛せないのかな?愛が足りてない。 大義明白なる戦争発起も、之に従ふ上下、大義不分明ならば、各々自己を執つてその保存に懸命の努力を終始せん。上は其の功を競ひて他の損傷を顧みず、下は自己保存の極限を発揮して上を怨嗟す。一度敵地を占領すれば、敵国民族なる所以を以て殺傷して飽くなし、略奪して止まる所を知らず。悲しむべし、万端悉く 皇軍の面目更になし。皇道は空華、施布は国裏の禅、現皇軍が 皇化第一線の使徒たること遠しも遠し、正に白雲万里なり。 (中略) 即ち皇軍は、神将神兵ならざるべからず。此の精神だに徹骨徹髄透徹しあらば、忌むべき皇軍汚辱の自己功名保存の利己的戦争とはならざるなり。神将は戦術秘奥の極上を傾倒し、神兵は訓育精華の極底を吐露して

    愛が足りない - 跡地。
    RanTairyu
    RanTairyu 2008/01/07
  • 好戦的な子供 - 跡地。

    http://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20071226/1198668287 を読んでとっさに思い浮かんだのが、平林盛人の『わが回顧録』の次の一節。 一番困ったのは私の五女香苗が世田谷池ノ上小学校の一年生であったので、同じクラスの幼い諸君から銘々の慰問文を貰った中に「アノニクイシナヘイヲ」とか稀には「チャンコロヲ」などとある。それに合同で礼状もどうかと思ったので、銘々別々に支那の絵はがきで出した。そして支那兵の憎むべきでないこと、チャンコロ等と呼ぶものでないことを諭しつつお礼状を書くのであるが、一々片仮名でわかるように教えるのは一番苦痛でもあり苦手でもあった。 平林が第十七師団長であったときの話である。 そういえば蓮田善明も次のようなことを書いている。 http://imperialarmy.blog3.fc2.com/blog-entry-93.html

    好戦的な子供 - 跡地。
    RanTairyu
    RanTairyu 2008/01/05
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