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ブックマーク / mf-fagott.hatenablog.com (3)

  • 「国語」の教室 - 僕が線を引いて読んだ所

    国語教科書の思想 (ちくま新書) 作者: 石原千秋出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/10/04メディア: 新書購入: 6人 クリック: 42回この商品を含むブログ (102件) を見る著者の、小学校・中学校の「国語」の教科書を読み解くときのその切り口は鋭くなかなか面白い。これは石原千秋らしさが横溢した快著だ。しかし、著者自らが「ほかならぬ私が分析する以上、分析の過程に「私」というバイアスがかかることは言うまでもない」と断っているように、これはいくつかある読み方の中の一つに過ぎないということは忘れてはならないだろう。 それに、あるテキストからある種の「道徳」的なメッセージを読み取ることが可能であったとしても、実際に教室での授業が「道徳教育」になってしまっているかどうかは、実は別の話なのだ。著者が分析しているのは教科書であって、それを用いた授業ではない。ましてや、その授業が生徒に

    RanTairyu
    RanTairyu 2008/09/24
    []「.」
  • 「臭」は「自+犬」なのに - 僕が線を引いて読んだ所

    「国語」の時間の様々な学習活動の中で、漢字学習の占める割合というのはどのくらいになるでしょうか。おそらく少なく見積もっても1割、場合によっては3〜5割くらいだったりするかもしれません。最近では中学生が漢字検定試験の級を取得していると高校入試の際に加点されたり、高校在学中に取得した級が高校での修得単位と同等に扱われたりと、「漢字力」が重視される傾向は強まっています。 漢字はアルファベットのような音声を表す記号ではなく、もともとは一つ一つが意味を持った「言葉」なのですから(だからこそ種類がやたらと多いわけですが)、その習得にそれ相応の労力をかけるのは当然と言えるでしょう。しかし僕が疑問に感じているのは、漢字の形をどの程度正確に覚える必要があるのか、という点です。そして、定期試験や入学試験の漢字を採点する際に、正誤の基準をどの程度まで厳密にする必要があるのか、という点です。 『漢字は日語である

    RanTairyu
    RanTairyu 2008/03/24
    「メディア:新書」
  • 2007-12-01

    小学生の娘と、横浜美術館で開催中の展覧会「シュルレアリスムと美術」を観て来ました。 子どもが楽しめるような絵は少ないだろうと予想していた通りで、娘は今まであまり見たこともないような奇妙な絵の連続に戸惑った様子でした。 僕が「これはね、夢を絵にしたんだよ」と言うと、納得できたようでしたが、「でもこんな夢、あんまり見たくないな…」 最後の方に展示してあった奈良美智の絵の前では、「あっ、これかわいい! 部屋に飾りたい!」と喜んでいましたが、今度は僕の方が戸惑ってしまいました。「どうしてこういう絵がシュルレアリスムなんだろう…」 ところで、経験上、展覧会をより楽しむには多少の予習が必要です。子どもと一緒に展覧会に行くときに親が予習するのにちょうどいいがあります。『絵画入門 子どもと親の美術館 (とんぼの)』。このは、北海道立近代美術館が毎年開いている「子どもと親の美術館」展のカタログをもとに

    2007-12-01
    RanTairyu
    RanTairyu 2007/12/03
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