人と話をするとき、ネガティブ*1な話題を持ち出す人はまずいない。とくに集団だとそう。一対一だと、たまーにでるかな。もしあるとしても、「笑えるネガティブ」な話であり、「リアルネガティブ」な話題は持ち出さない。それはなぜか、相手をも憂鬱にさせるからだ(と思う)。 人間関係というものは古今東西を問わず大切なもので、関係を構築するために人々は様々な話題を提供する。そのほとんどはポジティブな話題、笑える話題がほとんどで、ネガティブな話題が表に出ることは、まあない。というか、そんな話をすると、まともに聞いてくれないばかりか、次の日から変人扱いされてしまうだろう。生産的な人間関係構築に、ネガティブな話題はそぐわない。 でも一方で、ネガティブな話題は時折、話題の本質的な部分をついている所があり、話を深堀りしようとしている過程で生じてくるものだと思う。人や世界が全てポジティブでできていることはありえず、ネガ