グーグル八分とは何か 作者: 吉本敏洋出版社/メーカー: 九天社発売日: 2006/12メディア: 新書購入: 2人 クリック: 189回この商品を含むブログ (72件) を見る 一昨日購入し、昨日、一気に読みました。グーグルについては、明暗の明、正負の正の側面が脚光を浴びがちですが、この本では、後者、すなわち「暗」「負」の側面に光があてられています。インターネットが広く普及し、人々の検索エンジンへの依存度が高まれば、情報が検索できるかできないかが、検索対象(特に「検索されたい」人や組織)にとって死活問題にもなり、検索結果の表示に不公平や恣意性等が持ち込まれてしまえば、種々の問題が生じてくるのは事実でしょう。その意味で、この本で指摘されている問題は、軽視できないものであり、今後、さらに深刻な問題へと発展してゆく可能性をはらんでいると思います。 ただ、検索サイト運営者としては、検索結果表示に
2006年12月20日18:30 カテゴリAnnouncement 「まるごとPerl! Vol.1 」のGoogle Book Search全文公開は事故 これは、事故である旨の連絡が株式会社インプレスジャパン土田米一社長名で届いてのでお知らせします。 まるごとPerl! Vol.1 [インプレスのページ] 適宜覚書はてな異本 - 「まるごとPerl! Vol.1 」がまるごとGoogleBookSearchで公開されているこれってよく知られたことなのかな?それも部分公開ではなく全文公開だ。インプレスジャパンが公開を許可しているらしい。小飼 弾 様 平素は大変お世話になっております。 すでにお聞き及びの方もいらっしゃるかと存じますが、Google社のブックサーチ サービスに弊社より提供した書籍14冊の内容が、閲覧制限20%で設定されるべきとこ ろ100%に設定され、全文を閲覧できる状態で
2006年09月18日09:00 カテゴリ書評/画評/品評 グーグル・アマゾン化する社会 本書は柳の下のどぜうではなく、柳川鍋である。 グーグル・アマゾン化する社会 森健 ただし今までのどぜう料理の中では一番うまい。 もし手元に千円札が一枚しかなくて、現在のWebを取り巻く環境について一冊で俯瞰したかったら、今なら「ウェブ進化論」でもなく、「Google - 既存のビジネスを破壊する」でもなく、本書をすすめる。本書には今までのGoogle本のエッセンスに加え、これらの本では得られない知見が含まれているからだ。 まず、類書では「おまけ」としてしか扱われていないAmazonに関して、きちんと一章を費やして説明していること。実はGoogleにも一章を費やしているし、タイトルにもその名が入っているが、Google一辺倒でないところが大変よろしい。これだけでも本書の方が「Web考現学本」として他にす
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