オンラインゲーム「ラグナロクオンライン」のゲームサーバが不正アクセスされた問題で、ガンホー・オンライン・エンターテイメントは11月6日、「事件で会社の社会的評価が著しく低下した」などとして、不正アクセス禁止法違反で有罪判決を受けた元社員に損害賠償約7486万円の支払いを求めて提訴することを決めた。 元社員は同ゲーム内で不正行為を監視するゲームマスターを務めていたが、ゲームデータ管理サーバに不正アクセスし、ゲーム内仮想通貨を作り出してRMT(リアルマネートレード)業者に販売。同社によると5800万円以上の利益を得ていた。同法違反容疑で逮捕・起訴され、10月24日に東京地裁で懲役1年(執行猶予4年)の有罪判決を受けた。 ガンホーは「当社が多年にわたる運営の努力の末作り上げたオンラインゲームとその信用、評判、人気を悪用し、当社の社会的評価・企業評価を著しく低下させた。一連の行為は幅広いメディアで
![ガンホー、有罪判決の元社員に賠償求め提訴へ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a8896f8ff3489bbbcbbc8cfd0206b3ad4067f64e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_news.gif)