無料の“違法着うた”は、中学生の利用率が最も高く、利用時の罪悪感は年齢が上がるほど薄れる――日本レコード協会(RIAJ)が1月29日に発表した調査で、こんな傾向が明らかになった。 調査は11月3日から8日にかけ、12歳(中学生以上)~39歳までの携帯電話ユーザーに計1036人に対して、モバイルアンケートで行った。調査では、有料着うたと、レコード会社などがプロモーション目的で配布する無料着うたを合法とし、「着うたを無料でダウンロードできるサイト」を違法としている(※注)。 半年以内に有料着うたを利用した人は54%。利用した人のうち1カ月あたりのダウンロード数は「2~5曲」が最多(52%)で、「1曲以下」(43%)、「6~10曲」(4%)、「11曲以上」(1%)と続いた。 有料サイト非利用者のうち、今後利用してみたいと答えたのは20.2%。利用したくない理由で最も多かったのは「価格が高い」(4