JFS ニュースレター No.77 (2009年1月号) 「グリーンIT」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか? 米国の環境保護庁が最初に使ったと言われていますが、従来は「IT機器に含まれる有害物質を減らす、使用済みIT機器をリサイクルする」などの取り組みを指していました。 最近、この「グリーンIT」という言葉や広告を、毎日のように新聞などで見聞きするようになりました。このテーマのシンポジウムが開催されたり、書籍もいくつも出ています。その理由は、地球温暖化問題です。 近年ITの利用が非常に増えているので、IT関連から排出される二酸化炭素(CO2)が非常に増えています。特に大きなエネルギーを使ってCO2をたくさん出しているのは、データセンターです。こういったIT関連のCO2排出量がどんどんと増えていることは、温暖化を加速させる困った問題だという認識が広がりつつあります。 同時に、「