第7回を再読いただければわかりますが、筆者は一度もコラムの中で「文化」を「ビジネス」にしましょうと提案していません。(自分でも焦って読み直してしまいました。笑) 「ニッポンの独創性や良さを世界市場に持ち込み成功を築いてきたニッポンと、その独創性や良さにこだわりすぎて世界で他者にスタンダードを奪われてしまうダメなニッポン」を対比し、なぜ寿司の良さや柔道の独創性を世界市場に展開できなかったのか、と問うているだけです。 あるいは、キリンやサントリーの独創性をなぜもっと前に世界市場に展開しなかったのか。はたまた、なぜコンピュータの「モスキート」はいつまでも自分たちの良さを世界市場に展開しなかったのか。筆者たちは、これまで2カ月間本コラムで読者の皆さんにこのことを問い続けてきました。 そして、逆に、なぜソニーは自らの独創性を50年も前から世界市場で展開し、当時は見向きもされなかった「本場」の電機メー
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