2009年11月19日04:51 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 国の借金 (7) デフレ政策と、インフレ政策 為替と金利は、経済政策、金融政策、財政政策、規制環境といったマクロ政策、マクロ環境から大きな影響を受けます。 先週は、日本政府が巨額の赤字国債の大規模増発を簡単に実施できるバラ色世界であることを説明しましたが、国の借金が容易であった背景には日銀の金融政策があります。 日銀の金融政策が「今後も金利が上がらないと投資家に思わせてきた」ということがあります。日銀内部の意思がどうであったかは外部者である世界の投資家は知り得ませんが、私の知る範囲ですが、彼らの判定は「日銀の金融政策がデフレを政策であったことが、名目GDPの停滞を助長し、その結果としての低金利を定着させた。」となっています。 正確には、デフレ容認の金融政策でしょうが、ここでは"デフレ政策"という言葉に統一して書きま