2013年04月07日20:47 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] お金の取り合いよりも、時間の取り合い 消費者向けビジネスは、消費者のお財布の奪い合い、つまりゼロサム・ゲームだ。この数年はスマホの通信料、アプリの課金が勝ち組で、その他大勢は少しずつ取り分を減らしている負け組だ。 そして同時進行しているのが、消費者の時間の奪い合いだ。これはインターネットが個人に解放された1995年頃から徐々に顕在化してきたが、SNSの隆盛を機に「お金の取り合いよりも、時間の取り合い」というファクターが前面に出てきた。 先日発表されたfacebook homeは、拒絶反応も含め好悪評価が定まっていない。しかし、スマホの待ち受け画面を制する事は、消費者の時間を制する事、という認識をハッキリと浮かび上がらせたことは間違いない。 SNSはそもそも多数が並存する性格を持っているが、カテゴリーの中での勝ち組に