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ブックマーク / www.swissinfo.ch (3)

  • バイリンガルの頭脳

    バイリンガルやマルチリンガルの脳は、母国語しか話さない人の脳と比べて特に複雑ではないという。最も新しい頭脳研究についてジュネーブ大学病院の脳学者でバイリンガルの脳を研究するジャン・マリー・アノニ氏に聞いた。 スイスのバイリンガル率は40%と、他国と比較しても高い水準にある。 swissinfo.ch : ジュネーブ大学病院の研究によると、二つの言語を学ぶために頭脳の容積が特に大きい必要はないということですが。 アノニ : そうです。二つの言語を操るためには、同じ脳の部分が使われています。スイッチのようなものが使われ、使いたい言語が活性化され、使わない言語はブロックされるようになっています。つまり、脳の管理機能が働くわけです。これは、脳のほかの活動でも見られることです。 ただ、5歳になる前にバイリンガルになった子どもは、スイッチなしで二つの言葉をこなします。それ以降に第2の言語を学んだ人の頭

    バイリンガルの頭脳
  • 銀行守秘義務が崩壊寸前

    国外の脱税者がスイスに持つ預金口座をめぐり、外国からの非難が引きも切らない。米国、イタリア、フランス、ドイツがスイスの銀行に課せられた守秘義務を撤廃させようと躍起になっている。 スイス金融界の牙城は今、徐々にほころびを見せ始めた。 金融危機の影響 「スイスの銀行守秘義務が、長期的には崩壊していくことは10年前から分かっていた」と語るのはバーゼルの経済専門家、マーシャ・マデリン氏だ。組織犯罪捜査などでの各国の協力、ホールディング会社誘致のための税優遇措置といった問題はすでに1990年代、経済協力開発機構 ( OECD ) で討議されていた。スイスの銀行のアメリカ法人を舞台とした脱税事件も、現在大きな問題として取り上げられている。 ブッシュ米政権下の時代には、こうした問題に触れることはタブーだったが「オバマ米政権になって、脱税問題が再び注視されることは、わたしは分かっていた」とマデリン氏は言う

    銀行守秘義務が崩壊寸前
  • 苦い思い出は残る

    旅行中、空港で荷物が出てこなかったという記憶の方が、昨年のクリスマスにもらったプレゼントの中身より頭に残っているものだ。ベルン大学の進化生態学の研究で、苦い思い出ほど人間の進化に役立っていることが分かった。 人口増加の背景と良い経験と苦い経験を比較し人に与える影響を調べたところ、いやな体験を思い出すことや、人に助けられた人より助けを拒否された人は、進化の面では有利だという。 思いやりは命取り この研究結果はこのほど「王室協会会報 ( Proceedings of the Royal Society ) 」に発表された。研究を主導したダニエル・ランキン氏は、寛大で思いやりがある生体は長い世代交代の中で淘汰 ( とうた ) されていく。一方、苦い経験を思い出すことに敏感な人ほど、生き延び、繁殖する傾向にあると言う。とはいえ 「道徳的なことを言いたいわけではない。複雑な世界を非常に単純化したコン

    苦い思い出は残る
    ahahasasa
    ahahasasa 2009/02/16
    へぇ~
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