前回 たとえば「生きている死者」とか「足が10本ある昆虫」みたいな定義上ありえないケースなんかは「論理的にありえない」といえるので と申しました。今ダラダラと「論理的ってなんだろう」と考えている過程なのでここでもちょっと道草しましょう。 生きている死者があり得ないのは丸い三角がありえない(サクマのいちごみるくはどうなのさという疑問はこの際無視して)のと同じぐらい論理的にあり得ないわけですが、「論理的にあり得ない」とここでもまた「論理的に」をつけられるのはなぜなのか。 論理の大事な約束というか定理の一つにこんなのがあります。 『PかつPでないということはない』 たとえば鯨は魚であるかもしれないし魚でないかもしれませんが「鯨は魚であり、かつ鯨は魚でない、ということはない」のは間違いありません。 鯨は魚じゃねーよ!というのは、論理の外側にある生物の知識がある人だけが言えることです。今は仮に生物の
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