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ブックマーク / miyagi.no-blog.jp (47)

  • なごなぐ雑記: 寓話・FUTENMAの行方

    戦争があった。敗れた。占領された。国のあり方を変えた。占領者の指導を得て、平和主義で国民主権の民主主義国家になった。 しかし、国際社会に国家として認めてもらうときに、地上戦があった「島」を割譲し占領者の軍隊に統治させた。 占領者は、戦争中に「島」民から土地を取り上げFUTENMAという基地を造り、占領中もそのまま使い続けた。それから数十年を経て、FUTENMAの周りには都市ができた。 「島」は占領者から民主主義国家に生まれ変わった敗戦国に返還された。「島」民は、占領者の基地が無くなることを望んだが、そのままにされたのみならず、民主主義国家から占領者の基地が少なくなり「島」には基地が増える結果になった。 戦争から60年余も過ぎて、FUTENMAはとても古くて使いにくく危険な基地になっていた。占領者は基地を返すと決めた。「島」民は喜んだが、それは占領者のために新しい基地を造る条件付だった。それ

  • なごなぐ雑記: 岡田外相は沖縄県民を恫喝するために来沖したのか?

    先週、アメリカのオバマ大統領が来日した。「基は守るべきだ」という言葉が出たらしい。いかなる「基」なのか、デモクラシーであれば新基地建設について名護市は1997年に有権者による市民投票を行い、基地建設反対多数で決している。アメリカの基的姿勢であれば「望まれないところに基地は置かない」という基に沖縄の米軍基地は大いに反している。 普天間飛行場の問題に関してアメリカ側は「柔軟」などの見出しが新聞に載ったが、オバマ大統領の発言要旨からは、そのような姿勢は垣間見えない。先週末はゆっくりメディアに接することもできなかったが、感想めいたことを日記に記しておいた。→nagonaguの日記 岡田外相が駆け足で沖縄に来て、県知事や名護市長らと会って「土」に帰っていった。今朝の新聞をみて、私は我と我が目を疑った。「県外を困難視」(新報09.11.16)しているのは嘉手納統合を検証しつぶしにかかっている

    akira-2008
    akira-2008 2009/11/16
    博多湾の人工島に皆が反対してるのに子ども病院移転するより、米軍基地受け入れた方がいいのかもと本気で思う。そうでもしないと沖縄問題ではなくて日本の問題だという意識は生まれそうにない。
  • なごなぐ雑記: 週刊金曜日死す。名護市長選についてトンデモ陰謀論ルポ。

    一昨日の「県民大会」に参加したみなさんはご苦労様でした。全国で連帯する行動をなされた方々もお疲れ様です。なんど集えばと思いもするが、なんどでも立ち上がらなければと思います。 ところで、名護市の大西さんのブログ「宝の海」で知ったのだが、最新(だと思う)の『週刊金曜日』はとんでもないルポを掲載してくれている。うわさには見聞きしていたが、『週刊金曜日』という雑誌がここまで腐っているとは思わなかった。 いわく、『比嘉靖氏の選対部長が比嘉鉄也元市長』である。名護市民なら、少しでも名護市に押し付けられた新基地建設問題に注意を払ってきたものなら、誰でも我が目を疑うトンデモな内容である。 『週刊金曜日』の2009年11月6日774号は《ルポの時代》という特集である。編集委員の佐高信は特集にあたって「タブーを打破するルポを」と題する文章を書いている。 ルポとは端的に言えば「べき」の登場しない文章である。「

  • なごなぐ雑記: 名護市長選挙についてのメモ(6)

    上は昨日(30日)の沖縄タイムス朝刊2面の記事。二日連続で似たような記事だが、昨日は市議の大城氏、この記事では県議の玉城氏のコメントが出ている。 コメントをみると、稲嶺氏は「辺野古に基地を造らせないという基的な方針」を掲げているようだが、新聞報道等でそのような発言をみたことないし、名護だけで流通している稲嶺氏のそのような文書があるのだろうか。私にはわからない。 いずれにしても、名護を離れている身としては考えるにも限界がある、「続きを読む」にここまでの情報に基づく、私の考えを書きとめ「名護市長選挙についてのメモ」の最後にする。 昨日も書いたが、問題は、稲嶺進氏が「辺野古移設に反対」を明確にしているかどうかだろう。 「辺野古合意案を見直し、県外移設を求めていく」というのは、繰り返さないが、「辺野古移設に反対」を明確にしていることにはならない。 そうであるにも関らず、革新系の県議や市議らが、稲

  • なごなぐ雑記: 名護市長選挙についてのメモ(3)

    日の琉球新報二面に小さな記事が出ていた。【革新統一候補/擁立を断念 名護市長選挙で労組など】革新系市会議員や労組などで市長候補選定を行なっていた会議が解散した。これで基地建設に反対する側からの統一候補はなくなった。 現職の島袋市長は、米国の恫喝ともいえる発言に対して「市の気持ちをくみ取ってもらった」と発言するまでに劣化している。→1019琉球新報 対立予定候補の稲嶺氏は、まるで県外移設を主張しているかのごとく「V字案への合意形成の過程に問題があると従来から主張しており、見直しを求めていた。V字案を見直すことは結果として、県外移設を求めることにつながる」と発言しているが、そのレトリックでいえば、ベストは県外移設だがと主張し続けている現職だって県外移設を求めていることになる。→1016琉球新報 稲嶺氏の意図に最大限歩み寄って解釈しても、「合意形成過程に問題あり」とする主張と「県外移設を求め

  • なごなぐ雑記: 普天間は県外移転 鳩山首相が表明

    共同の配信記事だが、琉球新報では号外PDFも出した。 鳩山首相が新基地建設計画を見直すことを表明した。 普天間は県外移転 鳩山首相が表明 琉球新報2009年9月25日 【ピッツバーグ共同=高橋暁】訪米中の鳩山由紀夫首相は日夜日時間日昼、ピッツバーグ市内で同行記者団と懇談し、米軍普天間飛行場移設計画について「私のベースの考え方を変えるつもりはない」と述べ、県外移転前提に移設計画を見直す考えを表明した。防衛相は消極発言を行なっていたが、首相発言は重い。 岡田外相が年内決定と言っている(それにはアセスなど予算編成・執行上の合理がある)ことに対して、首相は見極める必要があるとしているのが気になる。 自公政権と共に新基地建設を推進してきた名護市・沖縄県は、コペルニクス的転回で原点に立ち返るべきだ。軍事植民地からの脱却は、国政の意思にのみまかせて成るはずがない。いわんや、自ら基地建設を現実的として。

    akira-2008
    akira-2008 2009/09/25
    『返還させるために新基地を造るのはどれほど論外かを思い知ろう』
  • なごなぐ雑記: 鬼畜への手紙

    「反基地」勢力が叫ぶいかがわしさ。⇒【1】【2】(サンケー新聞2.12) サンケー新聞にお願いします。 客員編集委員 花岡信昭様の、住んでいるところを教えてくださいませんか。 人は「環境」で違うんだというのは、私もよくわかっているつもりです。米軍基地が集結する沖縄である。夜の繁華街で米兵から声をかけられ、バイクに乗ってしまう無防備さ。この基的な「しつけ」が徹底していなかったことは無念、という以外にない。とおっしゃる、偉い言論人がいらっしゃるのも、よくわかりました。どんな「環境」で生きていたら、こんなことを、おホザケになれるのか興味があったものですから。 それに、花岡様にお伝えしたいことがありまして、どうかよろしくお願いします。 海兵隊員に「しつけ」を要求するのではなく、望んでいないのに海兵隊基地を集中させてもらっている沖縄で生まれてしまい生きているがゆえに、我が子への「しつけ」の不 徹底