まず "let it go" の邦訳の議論でほとんどスルーされているみたいだけど、ぼくにとっては最高に大切だと思えることがひとつある。それは 歌の一番のサビの部分にピッタリとした日本語を当てたこと1970年代終盤以降、日本の歌謡曲は現在の J-POP に至るまで、歌のサビの部分に必ずと言っていいほどヘンテコな英語の(歌詞ともフレーズとも呼べないイミフな)単語列が挿入されている。例えば同じディズニーの「リトル・マーメイド」の「アンダー・ザ・シー」なんか見ても分かる。もしこのサビの部分が「れりごー!れりごー!」だったらと想像するだけでも、背筋が寒くなる。 アナ雪の「ありのままで」にはそれがない。もちろんこの曲だけでなく、冒頭の氷取りの歌「氷の心」、「雪だるまつくろう」、「生まれてはじめて」、劇中歌がぜんぶヘンテコなフレーズの無い日本語になっていて、しかも物語進行のカギになる心理描写を原作に忠実
アニ @gorotaku この歌詞は「ミス」とかではなくて、極めて緻密な計算に基づくプロの仕事だと思う。詳しくは僕の授業で。 / “アナと雪の女王の主題歌『ありのままで』の歌詞がトンデモ訳だったことが判明wwwwwこれはひどいwwwww” htn.to/mVZdEL 2014-08-05 02:20:06 アニ @gorotaku そもそも根本的な大前提として、英語と日本語の音節構造の違いがあるんだよね。英語の"let it go"は音三つに乗るわけだけど、同じ三音に日本語では「ありの」とか「ままの」とか「たらこ」とかしか乗らない。日本語として自然な歌にするなら、情報量は絶対に英語版より減ってしまうわけです 2014-08-05 02:22:59
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く