大河ドラマ平均視聴率ワースト5 23日に終了したNHK大河ドラマ「平清盛」の初回から最終回までの平均視聴率は12.0%(関東地区)と、大河ドラマ史上、過去最低を記録した。ビデオリサーチ社が25日、発表した。これまでは「花の乱」(1994年)の14.1%だった。関西地区は11.6%だった。NHKは「厳しい意見もあったが、真摯(しんし)に受け止めて多くの方々に楽しんでいただける番組を目指していく」としている。 「平清盛」は大河50年目の節目の作品だったが、放送当初から「人物関係が複雑」「映像がきれいではない」といった声がNHKに寄せられるなどして、視聴率は低迷した。放送日に、他局でサッカーW杯最終予選やロンドン五輪女子マラソンの中継が重なったことも影響してか、1ケタを記録する回もあった。壇の浦での平家一門の滅亡を描いた最終回は9.5%だった。関西地区は8.5%、名古屋地区は11.5%、北部