開催が決まってから1年くらいずっと楽しみにしてた「エル・グレコ展」、すごくよかった。 久しぶりに、会期中もう1回行こうかと思ってるくらいだ。 ルネサンスのあとの美術史の流れだと、オランダやベルギーのプロテスタント系統よりスペインのカトリック系統が好きなので嬉しくて嬉しくて。プロテスタントの清貧さと対比して、カトリックが荘厳で神々しい方ではなくてある意味泥くさくて人間的で色遣いの鮮やかな方になるの、おもしろい。ムリーリョとかも大好き! エル・グレコという人はとにかくあの人しか使えないピンクと青を編み出したのがすごすぎる、最高だ。それだけで勝ちは確定だよねえ。クレタ島で生まれたギリシア人で、ヴェネチアで絵の修行してローマにもいったけど、円熟期はずうっとスペインに、マドリードでもバルセロナでもなくトレドにいて、そのままそこで亡くなる、って人生だったって知ってこの人の描く絵になんか納得した。この色
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