水曜午後10時の民放ドラマが明暗を分けている。 日本テレビの「明日、ママがいない」は、グループホームと呼ばれる小規模な児童養護施設が舞台になって、実の親が育てられない子どもたちが里親や養子縁組の相手の養親を探す物語だ。養護施設の描き方がおどろおどろしい場所として強調されていた点や児童養護施設で暮らす子どもたちをペットショップの犬にたとえる表現などが問題となって、児童養護施設や里親の団体、「赤ちゃんポスト」を運営している病院などが「子どもたちを傷つける」として内容見直しを求め、提供スポンサーが降りるなどの事態を招いた。 他方、フジテレビの「僕のいた時間」は、主人公の若者(三浦春馬)が体中の筋肉が次第に衰えてやがては死に至るALS(筋萎縮性側索硬化症)と呼ばれる神経難病の患者になり、残された日々を懸命に生きる物語だ。不治の病ゆえに恋人(多部未華子)とも別れを決意する。 ALSが進行する過程のシ
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