タグ

2017年11月5日のブックマーク (9件)

  • 「『夫が家事育児をできないのは察する能力不足!』と糾弾するのにモヤモヤする」 - 斗比主閲子の姑日記

    今日は読者からのメールに簡単にコメントします。メールの内容は、「『夫は家庭では同僚みたいなものだから、察して家事育児をするべき』という考え方にモヤモヤする」というものです。 「『夫が家事育児をできないのは察する能力不足!』と糾弾するのにモヤモヤします」 斗比主様 今回、斗比主様のご意見を聞きたくメールしました。 よく目にする「育児や家事について、は夫のことは部下だと思って具体的な指示を出してあげて」という意見に対して、 「夫は同時期に親になったのだから、部下ではなく同僚だ。同僚ならば、他方の同僚が大変な時に何をしてほしいか察するべき。男は会社ならできるだろうに、家庭ではそれができないのか」という反論をよく目にします。 この反論について、「察するべき」という意見に対して、会社のパワハラ上司のような雰囲気を感じ取ってしまいなんとなく嫌な気分になります。 私も一児の母ですが、以下の点でもやもや

    「『夫が家事育児をできないのは察する能力不足!』と糾弾するのにモヤモヤする」 - 斗比主閲子の姑日記
  • 「私も苦しんだから」「ノイローゼのママを救いたいから」でもエビデンスのない怪しい医療・育児情報は蔓延する - 斗比主閲子の姑日記

    このTwitterのまとめを読みました。 赤ちゃんのコリック(黄昏泣き)を解消するガス抜きチューブが日では売られていなかった「原因初めて知った、これは産婦人科で教えるべき」 - Togetterまとめ 「日でいうところの黄昏泣き、欧米圏でのコリック(colic)は、お腹にガスが溜まっていることが原因。イタリアでは、赤ちゃんの肛門にカテーテルを挿入してガス抜きしている」とイタリア在住の日人が書いたものをまとめたものです。 この真偽不明の情報について、医師がブログでコメントしています。 黄昏泣きとコリックの話 - 33歳女医、やっと子どもができた頃 要は、「原因がガスだけということはなく、イタリア固有の事情もありそう。素人が肛門に挿すのは赤ちゃんを傷つけることもある。まず小児科に相談しましょう」というもの。「じゃあ、一体どうしたらいいの!?」にも、コリック対策をアメリカ小児学会の回答から

    「私も苦しんだから」「ノイローゼのママを救いたいから」でもエビデンスのない怪しい医療・育児情報は蔓延する - 斗比主閲子の姑日記
  • 「ヒロシマ」は「この世界の片隅」ではない - 坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」

    『この世界の片隅に』は、話題になった時に一度買い、古屋に売った。 今回映画になって、映画は見ずにもう一度マンガを買った。 読んでみて、新たに気づいたことがある。 すずの婚家は、戦時中の一般的な家庭の姿ではない。 私もそうだが、すずのようにぼんやりしている人間にとって、太平洋戦争の時期はもっとも生きにくい時代である。 それだけ殺伐とした時で、ぼんやりしたり失敗したりすれば普通に罵声が飛んだりする時期である。 それなのに婚家の北條家はすずを包容している。 戦争をテーマとした作品で、世間一般と同じ家庭が登場する必要はないが、北條家の延長線上に世間があり、世間がすずを包容することで作品が成立している。これなら戦争に反対して世間に白眼視された『はだしのゲン』のゲンの父親の方が、作品として説得力がある。 「すずは普通じゃ」と、すずに未練を持つ、幼なじみの水原哲はいい、海軍で自分が普通に扱われていない

    「ヒロシマ」は「この世界の片隅」ではない - 坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」
  • 『この世界の片隅に』大ヒットに感じる不安(11) : 工場裏の秘密基地

    ●こうの史代氏と小林よしのりの親和性 10年以上前に、こうの史代氏の『夕凪の街 桜の国』を知人の勧めで読んだことがある。 淡々とした語り口で〈戦後の被爆者〉の、ささやかな幸せや苦悩を描いた、胸に沁み入る作品であった。 そのこうの氏が、小林よしのりの雑誌『わしズム』にマンガを発表していたと知ったときは、少なからぬショックを受けた。 あんな、弱者に寄り添う優しい作品を描かれた方がなぜ?、と驚いたのだ。 やむを得ず、いったん横道に逸れる。 小林よしのりが『ゴーマニズム宣言』で大ブレイクした頃から、20年近くを経ており、彼がどういう男か、今ではよく知らない方も多いのではないかと思うからだ。 (いちいち言われなくても知ってるよ、という方は、以下の部分読み飛ばしてください。) 小林の論理のメチャクチャさと醜悪さを、ここで揚げ始めたらキリがなくなってしまうので、ほんの一例だけにとどめよう。 マンガによる

    『この世界の片隅に』大ヒットに感じる不安(11) : 工場裏の秘密基地
    amanoiwato
    amanoiwato 2017/11/05
    『こうの史代氏と小林よしのりの親和性 』アンチイデオロギーを標榜するのが実は一番イデオロギー的で危険、ということ?
  • 『この世界の片隅に』大ヒットに感じる不安(3) : 工場裏の秘密基地

    コメント一覧 (4) 1. ラムちゃん 2017年02月28日 14:40 僕も、アクションを復刊時に読んでいたのと、評判が良かったので観に行きました。正直、う〜んな出来でしたね。もちろんクラウドファンディングで制作したことは、凄いですし、純粋にアニメーションとしても良かったです。ただ、イデオロギー的な面とこの作品を観て喜んでいる人には激しく違和感を感じました。須藤さんの仰るリアルじゃないんですよ。 制作サイドの「すずさんは、絶対いる」の思いで作りましたの言に対して、あんな奴いねーが感想です。 2. ラムちゃん 2017年02月28日 14:54 長くなりますが、続きです。 僕の父方の親戚は、戦争で死んでません。一方母方は、ゴロゴロ死んでます。んなもんで、やはり父方の方は戦時中の話は結構するんですけど、母方はまずしないです。双方のリアリティの違いなんだと思います。アレで感動できる人や世代っ

    『この世界の片隅に』大ヒットに感じる不安(3) : 工場裏の秘密基地
  • 軍艦スケッチ事件から見る『この世界の片隅に』のリアリティへの疑問 - 読む・考える・書く

    遅ればせながら(私はいつも遅ればせなのだが)右から左までどこを向いても絶賛の嵐のアニメ映画『この世界の片隅に』を見た。 全体としての感想はだいたい以下に引用したツイートと同じ。一言で言えば「ロクなもんじゃない」ということ。 「この世界の片隅に」では戦時中の全体主義も今の日社会によくある世間以上のものではなく、戦争については庶民は抗いようもなく、みんなが苦しんでみんなが健気に助け合って生き抜いたんだと。現憲法の基的人権も女性の権利もない状態で、女性を含め庶民は今よりもむしろ穏和で微笑ましかったと。 — KaSuehiro (@KaSuehiro) 2016年12月11日 「この世界の片隅に」は当に警戒すべき作品になってしまった。あの手の人たちがこの作品を利用してほざく「戦時中でも笑いがあり、愛に満ちたささやかな日常があったという真実が描かれていた」だからなんなんだよクソッタレ — 鮎@

    軍艦スケッチ事件から見る『この世界の片隅に』のリアリティへの疑問 - 読む・考える・書く
  • 『男として生まれただけで生物学的に加害性があるって気づいてくれ頼むから。』 - Togetterまとめ

    男性にも人権を @Rights_4_Men 告知、11月19日は #国際男性デー です。 11月19日に男性差別を考えるお話、あるいは旦那様を愛している奥様のお話をこのツイートかホームページ(rights4men.web.fc2.com )にお寄せいただいたくと、抽選で19名様にハンドスピナやr4mバッジを差し上げます。 pic.twitter.com/Yn8DFYlnEc 2017-11-01 21:44:27 ask @ask82320757 ええ…なにこのデザイン…ナチュラルに子供化してるの、大人としての責任放棄って感じでマジやばいな。「なんにも悪いことしてないのに」って言い切れる時点でギルティ。男として生まれただけで生物学的に加害性があるって気づいてくれ頼むから。「なにもしない」はマイナスなんだよ。 twitter.com/Rights_4_Men/s… 2017-11-03 23

    『男として生まれただけで生物学的に加害性があるって気づいてくれ頼むから。』 - Togetterまとめ
  • 小林一三の生涯84年をスッキリ解説!わろてんか伊能栞(高橋一生)のモデル - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)

    関西産業界を牽引した「今太閤」小林一三 NHKの朝ドラ『わろてんか』で注目の伊能栞(高橋一生さん)。 今、最も旬の俳優である高橋一生さんがキャスティングされた時点でざわめきが起き、放送前から「伊能栞(しおり)のモデルは誰なのか?」と話題になっておりました。 結論から申しますと、伊能の事業に関するモデルは小林一三(いちぞう)と目されています。 関西産業界においてレジェンドとも言える経済界の巨人であり、芸能関係にもビジネスを広げたヤリ手。 ヒロインと接点のあまりない人物で、かつ関西にとって恩人とも言える人物を大きく扱うのは『あさが来た』の五代友厚を彷彿とさせますね。 つまり作では、ヒロインの生き様だけではなく、関西のエンタメ産業そのものも描いていきたい――そんな大きな展望も感じられます。 「今太閤」とも称された、小林一三の人生を振り返ってみましょう。 生まれてスグに母が亡くなり、大叔父に育て

    小林一三の生涯84年をスッキリ解説!わろてんか伊能栞(高橋一生)のモデル - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)
  • エドワード・ジェンナーと天然痘~恐怖の病を根絶できたキッカケは牛だった

    大なり小なり、病気って怖いものですよね。 現代の科学で解明されていて、うまく付き合っていくことができればまだマシですが、そういう観念のない時代、まさに病気は死神そのものであっただろうことは想像に難くありません。 しかし、技術の進歩によって、人類はさまざまな病気を克服してきました。日はその一例のお話です。 1823年(日では江戸時代・文政六年)1月26日は、エドワード・ジェンナーというイギリスの医師が亡くなった日です。 「誰それ?」という声が聞こえてきそうですが、実は彼は人類を長年苦しめてきた、とある病気根絶のきっかけを作った人でもあります。 「根絶」のあたりでピンと来た方もいらっしゃるかもしれませんね。 漫画『大奥』にも、その名が登場、ジェンナーさんジェンナーは、天然痘ウイルスのワクチンの原型を作った人です。 よしながふみ先生の『大奥』でも、作中のキーとなる「赤面疱瘡」の解決方法を探る

    エドワード・ジェンナーと天然痘~恐怖の病を根絶できたキッカケは牛だった