色々と微妙な国際情勢の中、永遠の0が大ヒットしています。僕も見てきました。その題材から政治的論争に巻き込まれやすそうな(今なら特にそうかも)作品ですが、積極的にそれを推奨するような言説は出来るだけ避けたい所です。(避けたところで、文化も政治と完全に切り離すことができるものではありませんが) 祖母が寿命で亡くなり、その折に祖父が自分の本当の祖父ではないことを知った姉弟が、本当の祖父は特攻で亡くなったことを知り、彼がどんな人物だったのかを訪ねて歩く、そして本当の祖父、宮部久蔵が海軍一の臆病者と呼ばれていたこと、そして凄腕のパイロットだったことを知る。そして宮部の家族への思いから絶対に死にたくなかったにも関わらず、特攻に志願した真相を探る、という内容。原作は未読ですが、読んだ方いわくほぼ忠実に映画化されているとのこと。映画オリジナルパートは、井上真央絡みの岡田准一と染谷翔太のパートくらいらしい。