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ブックマーク / littleboy.hatenablog.com (23)

  • 光浦靖子のジャイ子への祈り - てれびのスキマ

    「ドラ泣き」なるキャッチフレーズを引っさげ公開された映画『STAND BY ME ドラえもん』が現在大ヒットしています。 「ドラえもんと藤子・F・不二雄が大好きな人の」を標榜する『Fライフ』も第2号は公開時期と発売時期が重なっているため、当然この映画の大特集が組まれています。 このには何人かの著名人*1がコラムを寄せていますが、その中で、オアシズの光浦靖子さんが「『ドラえもん』で一番乙女な生きものへ」という文章を書かれていて、それがあまりも素晴らしいので紹介します。 その「一番乙女な生きもの」はもちろんジャイアンの妹「ジャイ子」です。 光浦さんは「私はジャイ子のことが心配です」と書き始めるのです。 私はジャイ子のことが心配です。だって、だって、ジャイ子は誰よりも美しいものを愛する心を持っているんですよ。ジャイ子はそのうち、自分が美しくないことに気づくでしょう。そして、そんな自分を許せな

    光浦靖子のジャイ子への祈り - てれびのスキマ
    amanoiwato
    amanoiwato 2014/09/24
    のび太の未来が変わったのはジャイ子にとっても幸せだったんだよね。お陰で自分の才能を存分に伸ばして、それを認めてくれる男性(茂手もて夫)にも出逢えたのだから。
  • 爆笑問題の“逆説” - てれびのスキマ

    今から20年以上前、デビュー後わずか2年足らずで爆笑問題は『60分放し飼い』という枠を任されている。実は『LIVE笑ME』でチャンピオンになった特典として与えられ、その番組タイトル通り、60分自由に使ってもいいというものだったという。 そんな経緯で全編が「テレビの攻撃性」をテーマにした爆笑問題のコントという『爆笑問題スペシャル 黒い電波』は1990年3月4日に放送された。 2014年2月4日の『爆笑問題カーボーイ』によると放送されたコントは以下のようなものだったという。 『ドッキリカメラ』 田中は子供を亡くした父親役。幼い子供を事故で亡くし、その子の遺影がある仏壇の前で泣いている。 そこで電話がかかってくる。 「もしもし。○○病院さんですか?」 「実はお子さんが亡くなったのは間違いで別のお子さんでした。おたくのお子さんはケガはされたけど生きています」 「ホントですか!?」 という子供の死が

    爆笑問題の“逆説” - てれびのスキマ
  • “博学の虚人”荒俣宏の諦め- てれびのスキマ

    「荒俣さん自体は妖怪ですよ。人類の顔してるけどね、混じってるんですよ。人が気がつかないし、またそういうものが存在しないと思っているから、上手く紛れ込めるんです」 人自体が妖怪ではないかと囁かれる水木しげるをして「妖怪」と呼ばれる男がいる。 荒俣宏である。 2月21日に放送された『オデッサの階段』で「荒俣宏のファンタジー」と題してその荒俣宏が特集されていた。 「人は好きなものだけに囲まれて生きると、どうなるのか?」と。 荒俣宏は作家、博物学者にして翻訳家。 小説『帝都物語』は350万部を越える大ベストセラーを記録。映画化もされた。『世界大博物図鑑』はサントリー学芸賞を受賞。 珍品収集家や妖怪評論家の顔も持っているが、その実体を僕らはまったく掴めない。 荒俣「変わっている所があるとしたら、ものすごく諦めが良いって言う事じゃないかと思いますね。小さい頃から人生は諦めであると。出世するとか、女に

    “博学の虚人”荒俣宏の諦め- てれびのスキマ
  • ハウス加賀谷のありふれた人生- てれびのスキマ

    『きらっといきる』(Eテレ)2月24日放送の「バリバラ2月号」のテーマは「統合失調症」。 番組冒頭で「統合失調症」とは 脳が神経のネットワークの働きを統合(うまくまとめることが)できなくなっている状態。 つまり統合が失調している状態が統合失調症。 症状のひとつとして幻聴・妄想・幻覚があり、人によって症状が異なる。 と司会の山シュウから説明された。 バラエティを通して統合失調症を理解してもらおうと番組が用意した企画は ・統合失調症体験談 ・お笑い研究部(統合失調症漫才&コント) ・幻聴妄想クイズ(統合失調症の幻聴・幻覚の世界を当事者がクイズで紹介) という見る人によっては「不謹慎」と騒がれそうな突き抜けた内容。 そして統合失調症体験談を語るのは、お笑いコンビ松ハウスのハウス加賀谷だ。 「ハウス加賀谷ヒストリー」と題されたその体験談は想像を上回る壮絶なものだった。 + + + + + 小学

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  • ケンドーコバヤシの漆黒の闇 - てれびのスキマ

    10年目を迎えた『アメトーーク』で放送されたのは「女の子苦手芸人」。 メンバーはケンドーコバヤシを先頭に、有吉弘行、バカリズム、若林正恭、又吉直樹、金田哲、田中卓志。 そのメンバーについて蛍原は「苦手そうだなっていう人もいますが、そうかな?って人も」と言えば宮迫も「先頭に立ってるこいつ(ケンコバ)、どういうことかな?」と。 世間一般的なイメージとしてケンドーコバヤシが「女の子が苦手」というイメージはあまりないかもしれない。 しかしコバも「女の子は好きなんですよ」と注釈しつつ宣言する。「今日はね、みんなとノリが違うかもしれないです。告発します。女というのはこんなに醜い生き物なんだと。俺が受けてきた傷を!」 「人間の中で一番卑怯なのは無視だと思うんです!」 ケンコバが一番最初に女の子を「アカンなぁ」と思った原風景は幼稚園の頃。 その頃に、女の子はそういう人たちなんだと、気づいた。 当時、コバは

    ケンドーコバヤシの漆黒の闇 - てれびのスキマ
  • ぼくらの知らないケンドーコバヤシ - てれびのスキマ

    「クイック・ジャパン (Vol.76)」では、ケンドーコバヤシが「『当の自分』を語る」と題して20,000字のロングインタビューを受けています。 この内容が非常に面白かったのでごく一部を引用して紹介します。 特に印象に残ったのはこの話。 学園祭の出し物の脚を頼まれて、書いたことはありましたね。「ワニはなぜ仲間をうのか?」みたいな内容で。結論は「(全体を)減らしたってんのや!」みたいなもので。多分、人類の口減らしをテーマにしたようなを読んだからだと思いますよ。でもシュールで哲学的な作風のものになるのがイヤで、観ている人にはそんな理屈がわからんような、ドタバタのコメディにした覚えがありますねえ。 これは、何気にケンコバの芸人としての根幹を成すようなエピソードではないかと。 他にも、興味深い話が満載。 小学校に上がるくらいの時には、手塚治虫の漫画はだいたい全部読破していましたからね。僕に

  • アイドル田原俊彦はいかにしてメディアから抹殺されたのか - てれびのスキマ

    お忙しいなかをね、マスコミ嫌いの田原のためにこうしてあつまっていただきありがとうございます。 今日のこの場面ですか、会見もね、僕の意思に反することは充分にあるんですが、ここに至るまでの段階として、ほんとみなさんの熱意と言うかしつこさと言うか大きなお世話に僕も大変困惑しまして。 −−(結婚式の)時期はいつごろになりそうですか? またぁ、こないでよー。疲れるんだから(会場笑)。嫌いなんだから。僕はみんなのことを。 何事も隠密にやりたかったんだけど、僕くらいにビッグになっちゃうと、そうはいきませんけどね。よく分かりました、はい。 これが当時各局のワイドショーなどでくり返し流された1994年2月の田原俊彦長女出産会見で、この中の「ビッグになっちゃうと、そうはいきませんけどね」という発言が「ビッグ発言」として大きく報じられた。また「終始傲慢な態度で記者の質問に答えない」などとされた。その結果、彼の好

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  • ナインティナイン矢部浩之の決断 - てれびのスキマ

    11月27日。134日ぶりに『めちゃイケ』に復帰した岡村隆史。 その放送を見た水道橋博士はTwitterでこうツイートしている。 時代に選ばれた人がエースの役を担う。身を削りながらも労も厭わずマウンドへ立つ。我々はもし自分だったらと思いを馳せながら観客席から応援を送る。俺の代わりに彼はやってくれていると信じながら。エースの帰還。泣いて笑う。土曜日8時の大河ドラマのエースナンバーは受け継がれている。 2010-11-28 01:21:01 via web 生やさしい感動路線と言うなかれ。そう思う貴方は若く、人生を点に過ぎないと思っている。大多数の平凡な人生の代償行為を小さいおじさんは笑いに殉じて無私の精神でやってきた。あらゆる喜怒哀楽を飲み込むものがお笑いでしょう。 2010-11-28 02:58:57 via web これらを受け相沢さん(@aizawaaa)はこうツイートしている。 エ

  • 芸能界のパスポート - てれびのスキマ

    先日放送された爆笑問題とさまぁ〜ずの『クレイジートーク』。バナナマン、ブラックマヨネーズ、次長課長をゲストに招いたいわゆる芸人パートでは、非常に興味深い話が連発していた。 その中から特に面白かった部分を厳選して2回に分けて書き起こしておきたい。 まずは、バナナマン設楽の「芸能界のパスポート」の話。 設楽: 芸能界って目に見えないパスポートみたいなのがある。でも、このパスポートって、僕が思うに、芸能界の神みたいな人から、見えないパスポートの永久を貰う人とか、期間限定のヤツとか、回数券的なヤツとか、そういう色々な種類のパスポートがある。で、これを手に入れるには、要所要所でなにかしらの出来事をクリアしてもらえたりすると思うんです。 で、僕からしたら、もう2組(爆笑問題とさまぁ〜ず)は永久パスポートを持ってる。 2組: (4人一斉に)それは持ってないわ。 設楽: この話をすると大抵、「ない」って言

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  • 山里亮太・天才の公式(前編) 2009-12-17 - てれびのスキマ

    いよいよ、間近に迫った『M-1グランプリ2009』決勝。 その進出メンバーに返り咲いたコンビの中に南海キャンディーズがいる。 山里亮太の著書『天才になりたい』は、よく「売れなかった芸人」としてネタにされるが、それとは全く関係なく、中身はとても素晴らしいものだ。 「山ちゃん、時々おもしろいこと言うからお笑いやってみたら」 山里亮太が親友にそう言われてお笑い芸人を志したというのは、よく人から語られることだ。 普通人は「時々おもしろい」と言われたからってプロになろうとは思わない。 しかし、山里は、その「時々」をよりどころにすることで、自分にその才能を信じ込ませた。 そんないくつかの「時々」を集めてできた「偽りの天才」のの製作作業、こいつはすごい。なにがすごいってたいして自信がないものでも、周りからポロッと出た誉め言葉などで小さな自信を張っていってもらったり、些細なことをそこに結びつけたりする

    山里亮太・天才の公式(前編) 2009-12-17 - てれびのスキマ
  • 山里亮太・天才の公式(後編) - てれびのスキマ

    (前編)はこちら。 そんな時、出会った笑い飯と千鳥が山里の運命を変えることとなる。 最初は「ガチンコ!」で優勝した足軽エンペラーをバカにしている奴がいるという噂だった。 その噂で反発心を抱いていた山里だが、彼らが、自分も尊敬していたバッファロー吾郎主催の『ホームラン寄席』に出演したという話を聞き、興味を抱くようになった。 そして、実際に目の当たりにした彼らのネタは「正直すごかった」。 実際には、観客の受けはそれほどでは無かった。むしろスベってるくらい。しかし、山里は「おもしろい」と思った。 おもしろいと思う人から、おもしろくないと思われている情けなさ、それを痛感した。ただこの圧倒的な敗北感が、僕には宝になった。 山里はこれまででは考えられない行動力を発揮する。その敗北感を原動力に。 なぜおもしろいのか、を人たちに直接聞くために、先輩の仲介で酒の席を設けてもらったのだ。「どうしたらああいう

    山里亮太・天才の公式(後編) - てれびのスキマ
  • オードリー若林の憂鬱 - てれびのスキマ

    11月28日に放送された『オードリーのオールナイトニッポン』のオープニングのフリートークでは、若林がある悩みを告白していた。 若林: 先程、雑誌の写真撮影をしていたんですけど。 春日: ああ、やりましたね、ニッポン放送内で。 若林: いろんな雑誌とかで写真撮るじゃないですか。 春日: ええ、撮りますねぇ。求められてますねぇ、春日は。 若林: いや、私も求められてることになるんですけども。 春日: 確かに。 若林: カメラマンさんに写真撮ってもらうときに、いろんなポーズの要求があったりするじゃないですか。 春日: まあ、動きがないとつまんないからね。 若林: 今日はちょっと春日さん、(2人で)腕を組むように指示されたの、初めてですね。 春日: 二人が、恋人みたいに腕を組むっていうね。ございましたね。 若林: 結局、組まなかったんですけども(笑) 春日: 組まなんだなぁー(笑) 若林: そうな

    オードリー若林の憂鬱 - てれびのスキマ
    amanoiwato
    amanoiwato 2009/12/28
    ただし、やらせる方も好きでやらせているわけではないと思う。
  • 太田光を育てた父親の肖像- てれびのスキマ

    11月22日に放送された「ボクらの時代」のゲストは風吹ジュンと向田和子(向田邦子の妹)、そして向田邦子の大ファンである太田光。 その向田作品を語りながら、話題は父親像へと向かっていきました。 そして、太田が語った彼の父親の姿は、太田光を紐解くうえで非常に重要なものではないかと思うので、ここに書き留めておきます。 親父は寺内貫太郎的なああいう人じゃなくて、いっつも情けないことばっかりいう親父なんですよ。 ただね、自分の父親ながらカッコイイなと思った瞬間があって、 それは母親と3人で家族旅行なんですけど、 ウチの親父は車が好きで、運転するのが好きなんですけど、下手糞なんですよ。 必ず僕が酔って、山道をこう行ったら、前の車が止まったんですよね。 だからこっちも止まって、何やってるんだろうって見たら、 前の車と、もうひとつ前の車の奴ともめだして、 一番前の車の奴が、これ(ヤクザ)もんの奴で「テメエ

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  • 母親も語る麻生久美子の過酷な少女時代 - てれびのスキマ

    『hon-nin vol.03』の、吉田豪による「hon-nin列伝」(「hon-nin列伝 セキララなオンナたち ( 2)」にも収録)で、麻生久美子人からあっけらかんと語られた壮絶な少女時代の貧乏話。 その話を裏付けるように彼女の母親のインタビューが「週刊現代」2月26日号(2月2日発売号)に掲載されていた。 それを読むと、麻生久美子自身が語った、その濃すぎる内容は、それでもまだ実際の生活よりは薄くしていたのだということが判る。 例えば「『また同じの着てる。あいつん家、貧乏だからしょうがねえよ』みたいな、そういう延長で石とか投げられたことがあって、それで額にまだ傷があるんですけど。」と人が語った文字どおり"石を投げられた"イジメ話は、母の記憶では、さらに命の危険にも及ぶ。 久美子はただ貧乏だというだけでよくイジメられてたの。石を投げられたり、突然、道路で押されて、車に轢かれそう

  • タモリの期待を裏切らない複雑な家系- てれびのスキマ

    タモリの大きな魅力のひとつに「何となく謎めいている」というのがあると思います。 そんな中、その生い立ちや幼少期については、ほとんど人から語られたことはないと思います。 その複雑な家系が人が語りたがらない理由の一つだというのが漏れ聞こえてくるくらいです。 しかし、実は1988年の「徹子の部屋」にて、この複雑な家系について人が詳しく明かしているようです。 その要点が簡潔に分かりやすくまとめられているのがこちらのエントリーです。 ■タモリの家系に関するメモ(あんたジャージでどこ行くの) 期待を裏切らない複雑さ! 語りたがらない*1のがよく分かるその難解さ! 明かしてなお深まる底知れぬ神秘! まさにタモリミステリー! 普通、謎を解くとその魅力が薄まることが多いのですが、この話は、現代のおとぎ話と言っても過言ではないタモリ発見デビュー話と並んで、タモさんの魅力をさらに強化するものだと思います。

    タモリの期待を裏切らない複雑な家系- てれびのスキマ
  • ひな壇芸人たちが語る今田耕司と東野幸治の偉大さ - てれびのスキマ

    昨年末辺りから(あるいは、もっと前から)、目立ち始めた今田耕司を再評価をする声。 「アメトーク」では、そんな今田耕司と東野幸治の凄さをひな壇芸人たちが語っていた。 竹山 「ボクがやってるなかで何気に好きなのは『IQサプリ』。 クイズ番組なんですけど下の段に今田耕司さんという絶大な、巧い方がいるんですよ」 土田 「もう怪獣ですから」 竹山 「まあ、何をやっても今田さんが、すべらないようにしてくれるんですよ」 品川 「元祖、ひな壇の化け物ですよね」 土田 「ボク、モノマネの番組とかで今田さんとか東野さんが司会で一緒に出いてくれると、どんなにすべってもいいと思えるんですよ。絶対、面白くしてくれるから。笑いにしてくれるから。 ただ横一線に今田耕司がいるときに、今田耕司のすごいことすごいこと! ホント、(自分は)何にも出来ないですから」 竹山 「『IQサプリ』といえば、クイズ番組ですから、基的に。

    ひな壇芸人たちが語る今田耕司と東野幸治の偉大さ - てれびのスキマ
  • 木皿メソッド - てれびのスキマ

    「野ブタ。をプロデュース」は今日からいよいよ後半戦が始まりますが、このドラマにおいて見事な脚を見せてくれる木皿泉は明確な方法論を使って書いているように思います。*1 後半戦を前にこの「木皿メソッド」ともいえる「野ブタ。をプロデュース」の作り方を振り返ってみましょう。 ①テーマの「提示」 木皿泉の特徴の一つにこの提示の仕方があります。このテーマに関しては非常に解り易く提示します。端的に言うと工夫がないくらい解り易く。「Aとは○○ではないか?」というふうに。後述しますが、この工夫のないくらいの提示の仕方が全体を見るとよく工夫された方法論なのです。 ②テーマを「実証」しようとする行動 そして、そのテーマを実証するための展開を見せます。「野ブタ」の場合、これが非常にスムーズなのは、この行動が即ち、修二(亀梨和也)と彰(山下智久)が信子(堀北真希)をプロデュースする手段になっている為です。 ③他者

    木皿メソッド - てれびのスキマ
    amanoiwato
    amanoiwato 2009/04/05
    >『ここまでは他の脚本家でも上手い下手に関わらなければ多くの人がやっていることですが、木皿泉独特なのがこの寓話的モチーフの使用です』
  • 2008-12-21木皿泉がベールを脱いだ - てれびのスキマ

    木皿泉といえば、現在活躍する脚家の中で、最も重要な人物のうちの一人(一組)だ。 「やっぱりが好き」「すいか」「野ブタ。をプロデュース」「セクシーボイスアンドロボ」など個性的な作品を発表している脚家だ。 しかし、その重要度に反比例するかのように「神戸在住の男女の共同ペンネーム」であること以外、ほとんどがベールに包まれている。 しかし、ついに「小説TRIPPER 12/30号」で「脚という表現」という特集の中で、ロングインタビューを受けている。 自分が知る限りでは、最長で、しかも写真入りの大変貴重なインタビューだと思う。 木皿泉というのは元々男性の方のペンネームで、彼は漫才作家でテレビの構成もしていて、すでに有名だった。 女性の方が、NHKのラジオシナリオコンクールで賞を取り、その打ち上げで二人が初めて出会った。 その頃ちょうど男性が受けていたNHKの単発のテレビドラマの脚を一緒にや

    2008-12-21木皿泉がベールを脱いだ - てれびのスキマ
  • 2009-03-25 - てれびのスキマ 山崎邦正が憧れた狂気

    以前、「山崎邦正の狂気」というエントリで、彼が「時計じかけのオレンジ」のレイプシーンを見て、ピアノを始めたといエピソードを紹介した。 雑誌「人」の吉田豪によるインタビューでその頃の心境について明かしている。、 彼が、「時計じかけのオレンジ」を見たのは23歳くらいの頃だという。 ちょうど軌保博光とのコンビTEAM−0が東京に進出し、解散することになる頃、山崎邦正にとって大きな転機となる時期だった。 TEAM−0はその少し前、一つの大きな選択をしていた。 それは『天然素材』と『ガキの使いやあらへんで!!』との二者択一だった。 『天素』のプロデューサーから「『天然素材』はリーダーとして残ってほしい。ただ『ガキ』はやめてほしい」と選択を迫られた二人は、それぞれ軌保は『ガキ』、山崎は『天素』を選ぶ。最終的には、演出家との対立もあり、軌保に従い『ガキの使い』を選択し、東京進出を果たす。 しかし程なく

    2009-03-25 - てれびのスキマ 山崎邦正が憧れた狂気
    amanoiwato
    amanoiwato 2009/04/05
    結局「己を見極める」事が大事なんだな。ところで、今の軌保の現状と活動を、彼はどう観ているのだろうか?
  • 2009-03-06 - てれびのスキマ 「有吉弘行のブレイク論」

    3月5日に放送された「アメトーーク」では「今年が大事芸人」として昨年ブレイクした芸人が数多く出演し昨年を振り返りっていた。ご覧になった方も多いかと思うが、あまりにも有吉弘行が見事に自分の置かれた立場を的確に分析し、それを言葉にしていたので書き留めておきたい。 まず有吉はブレイクするまでの軌跡を以下のように名付けた。 2007年8月  「おしゃクソ事変」 ↓  売れっ子の品川に牙を剥き浮上。 ↓ 2008年前半 「おしゃクソバブル」 ↓  「文句を言ってれば良し」という凄く楽な時期 ↓ 2008年中盤 「あだ名面倒臭い時期」 そして、有吉は「あだ名面倒臭い時期」に至った後、だんだんとやりにくくなってきている現状を具体的なエピソードを明かし訴える。 どこででもあだ名をつけてくれって言われるようになったんですよ。 ここ(「アメトーーク」)でやってるうちは良かったんですけど特徴も何もない人間につけ

    2009-03-06 - てれびのスキマ 「有吉弘行のブレイク論」
    amanoiwato
    amanoiwato 2009/03/08
    これって、逆に言えば、バカに認められないことにはブレイクは出来ない、と言うことなんだよなあ。