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2009年12月6日のブックマーク (10件)

  • 『うつうつひでお日記』で「たけくまメモ」が: たけくまメモ

    うつうつひでお日記 吾ひでお氏の『うつうつひでお日記』(角川書店)が7月10日に刊行されます(amazonで予約受付中)。アル中での闘病生活を送った後、『失踪日記』で大ベストセラーを飛ばすまでの間の々な日々を淡々とつづった日記であります。 地獄からの生還は果たしたものの、吾先生に安心はなかなか訪れない。全盛期の仕事量とは比べるべくもなく、半ばリハビリを兼ねるかのように自分を騙し騙し仕事をしながら数年が過ぎ、刺激的な出来事は何も起きないかわり、な気分もぜんぜん晴れません。が、その煉獄のさなかに『失踪日記』のベースとなる原稿を執筆していたわけで、吾氏の脳裏には、いろいろと期するものがあったのだと思われます。 ドラマらしいドラマがない日々にあっても、たとえば某版元から『失踪日記』の出版を断られる記述がさりげなく登場するなど、後のブレイクを思うと非常に感慨深いものがあります。ここにもさい

  • asahi.com(朝日新聞社):ボヤキ役人、平安時代にも…扇に落書き「出世させて!」 - 社会

    平城宮の衛府推定地から出土した檜扇。右が表で左が裏面。右端の1枚に「早令官得」と書かれている=奈良文化財研究所提供  平城宮跡(奈良市)にある官庁街の遺跡「東方官衙(かんが)」から出土した8世紀後半の檜扇(ひおうぎ)の一部に、「早く出世させて」と下級役人のものとみられるぼやきが書かれていた。奈良文化財研究所が発表した。  落書きがあったのは、ヒノキの薄板6枚が連なった扇の一部。1枚の長さは22〜23センチ、幅3センチ、厚さ1ミリほどで、その1枚に「早令官得(早く官を得さしめよ)」と墨書きされていた。  裏には「雲上行鴈負露飛(雲上を行く雁(かり)、露を負いて飛ぶ)」という漢詩も書かれていた。雲上では雁が見えないと考えたのか、「上」を消して横に「下」の字が書き加えてあった。  扇が見つかったのは、宮殿を警護する衛府(えふ)という役所のごみ廃棄穴と推定される場所。奈文研の渡辺晃宏・史料研究室長

  • 赤塚不二夫『大先生を読む』書評 - 鶴岡法斎のブログ

    「なかなか死なないねえ」 こんな言葉がでよく語られてしまう作家。それがここ数年の赤塚不二夫だ。不謹慎かもしれないが所謂トキワ荘一派が次々と冥土に旅立っている今、癌患者であることを、アル中であることを公言している作家に対してその言葉を与えてしまうのは、とても自然なことではないのか。 そんな赤塚の単行が出た。『大先生を読む』(光進社)だ。実はこの作品、15年前に小学館のビックコミックオリジナルで連載されていたものだが今回が初単行化。今までとしてまとまらなかった理由はわかる。何しろこの作品、あんまり面白くないのだ。 雑誌掲載当時から私は見ていたのだが(たまたま父親がオリジナルを買っていたわけだ)、当時から「ちょっとこれはなあ・・・」とまだ中学生とかだったが思っていた。今回改めて読み返してみたがその感想はさほど変わらず。やはり他の赤塚の傑作と比べれば数段落ちる。 大先生、と呼ばれる小説家(最

    赤塚不二夫『大先生を読む』書評 - 鶴岡法斎のブログ
  • GO GO MONKEY: 赤塚不二夫先生のマスターベーションなのだ

    訃報とはいつも突然やってくる。が「うぁお」と声を上、画面を見ると赤塚不二夫先生崩御のニュース。崩御とは王や天皇を敬ってその死をいう語だが、ギャグマンガの王様だもの、使ってもよいだろう。 学生の頃、学校に赤塚不二夫先生がやって来た。 先生は酔っぱらって、ほとんどまともな話をすることはなかったが、手塚治虫の話をするときだけ、「アル中の赤塚不二夫」ではなく、永遠の手塚ファンとして「ロストワールドを読んだときの衝撃は……」と、手塚治虫を語った。 印象的だったのが馬鹿話をし、みんながひとしきり笑ったタイミングを見計らって「戦争ってのは辛いんだよ」などと一言、小さな声で真剣なメッセージを付け加えた。 講演の中には緊張と緩和がうまく入り交じっていた。学生にとって、世界を見た人の言葉はどれも刺激的だった。 が、ビール片手の講演だった。そう、当時から赤塚先生はバリバリのアル中だった。 質疑応答の時、デリカ

  • おぎやはぎ・矢作「松本人志の愛娘について語る」

    2009年12月01日放送の「おぎやはぎのメガネびいき」にて、子供も産まれ、新婚生活を送る松人志について語られていた。『人志松の○○な話』に出演したという矢作は、その後の打ち上げに参加したそうだ。その際、松人志に結婚生活について、質問をしていた。 「あの番組、毎回打ち上げをやってるんだって。松さんとか、ジュニアさんとかいてね、有吉君もいた。でも、松さんは一次会で帰るのね。やっぱり子供がいるからだろうね。ちゃんとした親なんですよ」 「俺はね、松さんは結婚しないタイプだろうなって思ったの。でも、結婚したわけだから、参考にしたいと思ってね、『なんで結婚したんですか?俺(矢作)でも、結婚できますか?こういう性格でも』って訊いてみたの」 その質問に対して、松人志は以下のように答えていたそうだ。 「そうしたらね、『子供を作れ』って言うのよ。『お前みたいな奴は、子供を作るしかない』って。だ

    おぎやはぎ・矢作「松本人志の愛娘について語る」
  • 太田光を育てた父親の肖像- てれびのスキマ

    11月22日に放送された「ボクらの時代」のゲストは風吹ジュンと向田和子(向田邦子の妹)、そして向田邦子の大ファンである太田光。 その向田作品を語りながら、話題は父親像へと向かっていきました。 そして、太田が語った彼の父親の姿は、太田光を紐解くうえで非常に重要なものではないかと思うので、ここに書き留めておきます。 親父は寺内貫太郎的なああいう人じゃなくて、いっつも情けないことばっかりいう親父なんですよ。 ただね、自分の父親ながらカッコイイなと思った瞬間があって、 それは母親と3人で家族旅行なんですけど、 ウチの親父は車が好きで、運転するのが好きなんですけど、下手糞なんですよ。 必ず僕が酔って、山道をこう行ったら、前の車が止まったんですよね。 だからこっちも止まって、何やってるんだろうって見たら、 前の車と、もうひとつ前の車の奴ともめだして、 一番前の車の奴が、これ(ヤクザ)もんの奴で「テメエ

    太田光を育てた父親の肖像- てれびのスキマ
  • 激動の世を駆ける格闘漫画家 峰岸とおる インタビュー (ファイト!ミルホンネット お知らせ)

    漫画最盛期を生き抜き、今なお活躍中の峰岸とおる先生のインタビューを入手した。 「空手三国志」や、梶原一騎先生とのタッグで描かれた「悪役ブルース」などを手がけた峰岸とおる先生とは一体どのような人なのか。また、作品の裏側とは一体・・・。 山口(以下、山):梶原一騎先生とか、昭和の格闘漫画についてお伺いしたいと思います。 まず、デビューはいつでしたか。 峰岸とおる先生(以下、峰):デビューは19歳の時ですね。1969年ぐらいだったかな?雑誌は光文社でしたね。芳文社って青年誌じゃないですか。それで、若く見られると舐められると思って、歳を23ですっていってずっと持ち込みにいってましたね。それで何とか通って、「亀裂の海」っていう作品でデビューさせてもらったんですよ。 山:その後はどこで作品を出したんですか? 峰:その後は、秋田書店の青年隔週誌ですね。そこでDJをやっている女の子が主人公の漫画を連載して

  • 梶原一騎の原作作法(その1) - 漫棚通信ブログ版

    アラン・ムーア/デイブ・ギボンズ「ウォッチメン」のオープニング・シーンは、道路に落ち血にまみれたピースマーク・バッジの超アップから始まります。ヒトコマごとにカメラが上昇して(あるいはズームバックして)、2ページかけてビルの窓から見を乗り出して下の道路を見る男の、さらに上からの視点になる。 これと同じオープニングが、アラン・ムーア/ケビン・オニール「続リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン」で見られます。意味不明の模様のアップから始まり、コマごとにカメラが上昇して、最終的に9コマめでこれは荒野を飛ぶ、空飛ぶじゅうたんの模様であったことが明らかとなります。 アメコミの原作は絵コンテ、日でいうところのネーム形式で提供されると聞いたことがありますが、このアラン・ムーア原作の2作の描写が同じってことは、アラン・ムーアの原作はやっぱりネームなのかしら。 先日、竹熊健太郎氏のブログのコ

    梶原一騎の原作作法(その1) - 漫棚通信ブログ版
  • この国は“無駄”で食っている - Chikirinの日記

    “格差”を絵で表現すると下記のようになります。 左側の水色さんは丸々太ってメタボ気味だし、コートも来ているし、両手に貯金も持っている。 一方、右側の黄緑さんは皮下脂肪の蓄えもないし、コートもなければ貯金もありません。 恵まれている人は二重三重のセーフティネットに守られているんです。正社員で、病欠も認められ、貯金もあり、助けてくれる家族もいる。 けれど寒空に凍える人は雇用も不安定で貯金もなく、親族もみな同じような状態だから頼る人もいない。 こういう二種類の人がいる世の中が、大不況に陥りました。寒風が吹き、仕事もなくなった。 でも水色さんには大きな痛みはありません。 ぬくぬくしたコートを着ているし、べ物もある。ボーナスは減ったけど、まだ貯金もあります。 一方、不況は黄緑さんには死活問題です。寝るところ、べるもの、生きる意味、すべてが危機にさらされる・・。 さて、ある社会に 100人の人がい

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