FacebookがHTCとモバイル端末を開発しているというニュースが報じられました。この端末はAndroid OSベースでありながら、OSとFacebookが深いレベルで統合されたものとなるようです。これ、なんでOSから開発するのかって疑問に思いませんか?もちろんFacebookのいろんな機能をプリインストールするとかあると思うんですけど、個人的にはその理由のひとつはNFCとの統合だと思うんです。 NFCという言葉にあまり馴染みがない方のために簡単に説明しておくと、NFCというのはNear Field Communicationの略で、要はおサイフケータイの世界的な規格です。「ピッ」とか「シャリーン」とかやると支払いが出来たり電車に乗れたり、ってのが日本だと普通ですが、最近Android OS(version2.3から)にも組み込まれたことで、海外ではこれから流行るところなわけですね。 F
メモ書き程度ですが、更新を。 最近、学生・若者向けのアプリ開発コンテストというのが頻繁に行われているようです。実際僕の大学の後輩なんかも、活発にコンテストに応募している模様。少し探しただけでもすぐにいくつか見つけることができました。 Breakthrough Camp http://www.btcamp.com/ Tech-Tokyo http://tech-tokyo.com/ TOYOTA SOCIAL APP AWARD http://toyota-app-award.jp/ applim http://applim.jp/ また他にも、日本の大企業がベンチャーやフリーランスを支援する事例も増えているように感じます。 たとえば通信大手のKDDIは今年から「KDDI ∞ Labo(ムゲンラボ)」という名前でインキュベーションプログラムを開始しています。 http://www.kddi.
インターネット広告の仕事をしています。主にリスティング広告。 その中でたまにお客様から受ける相談で、「ここ数年でCPC(クリック単価)が上がる一方で困っている」というものがあります。でもこれ、もう断言しちゃうと基本的には今後CPCって下がらないと思うんですよ。 いや、話としては単純なのですが、リスティング広告ってオークション制で成り立っているんです。どういうキーワードで検索された時に自社の広告を出したいか、ということに関してキーワード単位で「うちは●円までなら払いますよ」と最初に表明しておくんですね。ヤフオクとかを考えて見れば分かると思うのですが、オークション制である限り値段って下がらないですよね?で、さらにインターネット広告は「試してみよう」って思う人の数がどんどん増えている、つまり入札者が増えているので基本的にはCPCの全体平均は上がっていくはずなんです。(個別企業のCPCは勿論改善で
1年前、Twitterが大好きでした。 一方、Facebookはあんまり好きじゃなかった。 だからもちろん、Twitterの方がよく使っていました。 それが今では、圧倒的にFacebookを見る頻度が増えてしまった。 その原因って何だろう、ってのをちらっと考えてみる。 自分の例で考えると、Facebookの方が多く利用するのは、TwitterよりもFacebookの方が友達からレスポンスがつきやすいから、ということに尽きます。 例えばTwitterとFacebookに同じ時間に同じ投稿をしても、Facebookではレスが付くのにTwitterでは付かないということがよくある。 もちろんTwitterよりもFacebookの方が、繋がっている人の中にリアルな友人が多いということも理由のひとつではあるでしょう。 ただここで僕がもう一つ指摘したいのは、情報の出し方によってもかなりコミュニケーショ
Facebookのイベント「f8」にて、Timelineなる機能が発表されました。 時間軸形式に情報が配置される、新しいプロフィールです。 以下の動画を見ると分かるのですが、人生を通したアルバムをFacebook上に持つイメージでしょうか。 このTimeline、早速試してみたい!と思ったアナタ。 すぐに試せる方法がTechCrunchに載っていましたので、適当に翻訳してご紹介。 (update:本家の方でも翻訳記事が出ましたので、そちらもご覧下さい) Timelineのテストはデベロッパー向けに行われているため、下記の方法でダミーのアプリを作成します。 1. まずFacebookにログイン。 2. 次にFacebookの検索窓で「developer」と入力し一番人数の多いものを選択、Developerモードを利用します。 3. Developer Appページに移動します。 4. 「Cr
大きく分けて、世の中には2種類の流れがあります。 風向きと、重力。 風向きというのは、日によって変わります。 南風の時もあれば、北風の時もある。 それが追い風になることもあれば、向かい風になることもある。 これに対して、重力はいつも同じ方向に働きます。 物体は全て下に向かって落ちます。 それはニュートンが発見した時から今まで変わっていません。 どんな物であっても、基本的にこの流れには逆らえません。 と、ここまでは当然ながら比喩の話なのですが、 世の中には上記のような2種類の流れがあると思うのです。 そして、前者には逆らってもいいけれど、後者には逆らわず進める方が良い。 では突然ですが、ここで、このグラフを見て下さい。 (出展:総務省「我が国の情報流通量の指標体系と計量手法に関する報告書」p69) これは総務省が調査・発表している情報流通インデックスのグラフで、世の中に流通する情報量の変化を
先日、とうとう、梅雨明けが宣言されました。 梅雨の間は夕方にいきなりどしゃ降りになったりして、傘が手放せませんよね。 ところで、傘ってビジネスモデルがすごく変わっていて面白いと思うんです。 そんな事を学生の時から考えていまして、昨年の梅雨の時期にもblogに書こうとして書かないまま梅雨が過ぎてしまったのでした。 今年もとうとう梅雨が明けてしまったので、急いでエントリです。 耐久財・非耐久財、という言葉があります。 グロービスの用語集でその定義を調べると耐久財・・・何度でも使用でき、使用期間も長い有形の製品。例えば、自動車、家電製品、コンピュータ、衣料品など。(後略) 非耐久財・・・使用回数が少なく、使用期間も短い有形の製品。例えば、飲料、食品、洗剤、化粧品、電球などの消耗品を指す。(後略)とありました。 この定義に沿えば、傘は耐久財でしょう。 何度でも使用できますから。 売り場で考えても、
※すみません、ネタエントリです・・・。 2chのまとめサイトから辿って見たのですが、テレビ埼玉のCMが面白すぎます。 同じシリーズで、あと2つ。 内容自体には賛否両論あると思いますが、「チャンネルはそのまま」というコンセプトから始まり、「じゃあ変えられないようにしよう」という発想の転換が僕は好きです。 あとは「流石に本当にやる人は居ないだろう」という判断をして流すところも好き。 まあこれYouTubeで見ちゃったら意味無いんですが・・。※RSSリーダーでお読みの方へ・・・ ブログを書いている4人は、アクセス数/ブクマ数/読者数/tweet数/コメントを大きなモチベーションとしています! 記事が面白かったら是非ブログ本体へのご訪問、twitterでの共有を宜しくお願い致します。
ティム・バーナーズ・リーという人が居ます。 World Wide Webを発明した人です。 2009年、World Wide Webの誕生20周年を記念して、ティム・バーナーズ・リーは、TEDカンファレンスで、次のwebの形についての講演を行いました。 (View subtitlesより日本語訳が見られます) 見て頂くと分かるように、これからのwebではドキュメントだけではなく、ローデータが重要になるという趣旨。 ちなみに講演の中で引き合いに出している、ハンス・ロスリングの講演がこちらです。 そして、2010年、ティム・バーナーズ・リーは再びTEDの舞台に上がり、Linked Dataの広がりを見せたのでした。 ティム・バーナーズ・リーの言うデータによるwebが更に推し進められた時、webはどんな形になるのでしょうか。 僕が学生の頃から思い描いていた夢は、リアルとシームレスに繋がるwebの
Groupon(グルーポン)という名前のサービスが話題になっています。 先月はけんすうさんが海外のwebサービスを紹介するエントリで取り上げていたり、looops斉藤さんが分析のエントリを上げていたりと、各所で注目を浴びている様子。日本でもいくつか類似のサービスが生まれています。 Grouponの成功要因、という意味ではフラッシュマーケティングの要素にあることは間違いないと思います。 ただ一方で個人的に注目したいのは実は「人を集めると割引きになる」という共同購入の要素だったりします。 以前から、僕はwebだとある条件で価格を変動させるような仕組みができそうだよなーと思っていました。 そこで今回は、共同購入を始めとした、webでのプライシング(価格付け)の可能性について考えてみたいと思います。(あくまで可能性なので、実現性についていろいろあると思いますが、お許し下さいませ!) Groupon
来週の土曜日、5月15日より、東京ミッドタウンにて「世界を変えるデザイン展」が開催されます。入場無料。 発展途上国に済む人びとが直面する課題を変えるデザインをテーマに、プロダクト・プロジェクトを展示する、という企画展です。 http://exhibition.bop-design.com/ 実はこれ、友人がやっているGranmaというベンチャー企業が運営をしています。 ちょっと告知っぽくて恐縮なのですが、途上国が抱える課題について本気で考えている人達なので、応援の意味も込めてご紹介させて下さい。 そもそも発展途上国に住む人々が抱える課題とは一体なんなのでしょうか? 漠然と「貧しくて大変」というイメージは持っていても、貧困が彼らに及ぼす影響や、そもそもなぜ彼らは貧困を抜け出せないのか?といった詳細まではあまり考えられていなかったと彼らは言います。 今回の展示では、途上国の抱える課題を以下の8
先々週、AppleからiPhone OS 4.0が発表されました。 同時に発表されたiAdなる広告プラットフォームにより、Apple経済圏がついに広告ビジネスまで押し寄せて来た、という印象です。 以下の記事にあるように、一部では発表当時から既に話題に。 iPhone OS 4.0の新機能を一覧で。モバイル広告の"iAd"の詳細も明らかに http://techwave.jp/archives/51430260.html ジョブズ、Googleにジャブ、iAdで傷口に塩を塗りこむ http://jp.techcrunch.com/archives/20100408jobs-takes-a-few-pot-shots-at-google-rubs-salt-into-the-wound-with-iads/ どちらもAppleをGoogleと比較して書いていますが、上の記事にて「ウェブのグーグ
ここのところ「ソーシャルメディア」バブルですね。 僕もソーシャルメディアについていくつかエントリを書きました。 ただ「ソーシャルメディア」という言葉自体も氾濫しすぎていて、定義も人それぞれ、ややもするとよく分からない感じになっています。 例えばソーシャルメディアの定義を、「ソーシャル」という部分に注目して「社会的なメディア」とした場合、「Youtubeってソーシャルメディアなの?」という問が出てきた時に、YouTubeが社会的か否かという問を建て直さなければならず、実用性は低いように感じられます。 いろんな人がそれぞれソーシャルメディアの定義を持っていること自体はとても良いことだと思うのですが、一方でもし言葉の定義を「人と会話するため」のものだと考えると、定義はいろんな人が分かりやすく、かつ現実に則したものであるべきではないでしょうか。 いずれにせよ、何がソーシャルメディアで何がソーシャル
どうも。ruwonです。 現在、渡米中のtadくんからついにiPadが届けられたので、日本でiPadを買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば、という気持ちでレビューしたいと思います。 (日本での発売日は延びてしまいましたが・・・) 結論から言うと、「自炊派電子書籍ユーザーは買って間違いなし」です。 ようやっとPDFにした雑誌を外で読むのに適した端末が出たのだと断言できます。 (今まで自分は屋外での雑誌閲覧は工人舎のSCシリーズを使っていました) ちなみに「自炊派」とは書籍なんかを裁断→スキャンして自分で電子書籍化する人たちのことです。 ■とりあえず取り出してみる デカァァイ!説明不要! と言わんばかりに見事に何も入っておりません。 この突き放しっぷりはiPod関連製品の特徴ですね。 今回も例に漏れず、最低限の付属品しか入っていませんでした。 あ、でもリンゴのシールが入っていたのには
何の考察も無いのですが、なんだか面白かったので軽くご紹介。 昨日(3/29)、twitterのTLにこんな記事が流れてきました。 心あったまるので是非読んでください。 閉店の手芸店キンカ堂、シャッターに感謝のメモ 池袋 http://www.asahi.com/national/update/0328/TKY201003270442.html なんとなく思ったのですが、これってソーシャルメディアっぽくないですか? 企業に対してみんなが意見を書き込んでいる。 その書き込みがこれだけ感謝の言葉ばかりになるというのは、ソーシャルメディアマーケティングの目指すところとも言えるのではないでしょうか。 ウェブだろうとリアルだろうと、顧客に対して誠実に接していれば、ソーシャルな声は自然と集まるんだと実感させられた例でした。 更に面白かったのは、こんな小さなことでもニュースになり得るということ。 これを朝
先日大手ブログの「ねたミシュラン」さんがタイヤメーカーのミシュラン社より警告を受け、サイト名とドメイン名を変更する、という出来事がありました。 個人的には、「ミシュラン」という名前を使っているにしろ企業への直接的なダメージがあるとは思えず、ドメイン停止を強要するというのはちょっと疑問を感じてしまいました。 本エントリでこのこと自体の是非を問うつもりはありませんが、もし僕のように考えている人が世間のほとんどを占めているのであれば、或いはこのことによってミシュラン社に対して嫌悪感を抱くユーザーが居るのであれば、ミシュラン社の今回の判断は本末転倒であり、間違ったものであると言えるでしょう。 そんなことを思いながら、はてブのコメント欄に こういう時に、どうにかみんなの声を集めて、企業に「その方法は間違ってると思います」って伝える方法があるといいよなあ。そういう声を上げるためのソーシャルメディアがほ
「オリヒメ」という名のバッグブランドがあります。このブランドを運営している木下さんは慶応大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に通う、現役の大学院生の方。ブログを拝見したところ、彼女も1984年生まれだそうで、なんだか親近感を持ってしまいました。 オリヒメのサイトを見ると、「みんなで創るバッグブランド」というコンセプトになっています。このブランドの噂は以前友人から聞いていたのですが、その時聞いた話によれば、全員がノートPCを持っているSFCに通っていた木下さんが「ノートPCを入れる可愛いバッグがない」と感じたところに端を発しているそうです。これはきっと、木下さん自身がコアになるターゲットだったと思うのです。つまり見方を変えれば、ユーザーが自ら商品を作り出した、と言えるのではないでしょうか。 「ユーザーが商品をつくる」はオリヒメのサイトにも反映されています。ここでは、ある一定の型に沿いつつも、バッ
※このエントリはコンペ受賞の際のレポートとなっております。 Layered Readingの情報のまとめ、及びコンタクトをご希望される場合はLayeredReading.comをご覧下さい。 -------------------------------------------------------------------------------- 去る2010年3月10日、今後ますます発展を続けるモバイルプラットフォームでのアプリケーションやサービスの新しいアイデアを競う、三井ベンチャーズとティーガイア主催のビジネスプランコンテスト「i*deal Competition」の最終選考会が開催されました。 このコンテストで私たちハチヨンdialogメンバーはチーム名Project LRとして「新たな読書体験とビジネスを創出する、電子書籍のアイデア(Layered Reading)」というア
Microsoftが作った、2019年のビジョンを示す動画を見たことがあるでしょうか。 デジタル/アナログ、ウェブ/リアルがシームレスにつながった、素晴らしいビジョンです。 個人的には「まだまだ実現されないだろうなあ」と思っていたのですが、 このほどTEDにて、紙をコンピュータのように扱ったり 情報をつまんで別のメディアに移したり、といった 上の動画のようなことが行える技術が発表されました。 それが、このSixth Senseです。 後半が圧巻なので、お忙しい方は4分50秒あたりからご欄下さい。 (「View Subtitles」より日本語訳ができます。) プラナフ・ミストリー氏は、プロジェクタとカメラという単純な仕組みを ウェアラブルにするだけでこれを実現してしまいました。 これはものすごいアイデアだと思います。 この方法は5年後には一つのスタンダードになっている可能性が高いのではないで
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く