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【ニューヨーク=阿部伸哉】沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖の漁船衝突事件で日本が中国人船長釈放で幕引きを図ったことについて、米メディアでは、日本の外交姿勢より、経済力や資源をてこに強硬姿勢で押し切った中国を警戒する解説や分析が目立っている。 ワシントン・ポスト紙(電子版)は二十四日、中国側の強気一辺倒の対応に「共産党指導部の力が弱まり、人民解放軍や国営企業などが勢力を増した結果」と分析。今後は特に対日や対米で関係がこじれることになると予測した。 特に中国がハイテク製品に必要なレアアース(希土類)を禁輸したとの報道に米メディアは注目。三大ネットワークの一つ、NBCテレビ(電子版)は記者ブログで「中国からの輸入に頼る米国も打撃を受けることになる」と警告した。
メドベージェフ大統領の北方領土訪問について、前原誠司外相は29日、外務省を訪れたロシアのベールイ駐日大使に対して、「実現すれば日露関係に重大な支障が生ずることになる」と強く警告した。前原氏が同日の産経新聞などのインタビューで明らかにした。だが、北方四島の実効支配を強めるロシアに対し、日本側には訪問を実力で阻止するすべはない。ロシアは尖閣諸島付近の漁船衝突事件で強圧的な態度をとる中国と連携して対日攻勢を強めている。安全保障面で定見がない民主党政権は弱点を突かれた格好だ。 (酒井充) 前原氏は、ベールイ大使に対して、大統領訪問を踏みとどまるよう警告するとともに、「北方四島は日本固有の領土だ」との日本側の主張を伝えた。また、メドベージェフ大統領が27日に胡錦濤国家主席とともに第二次大戦終戦65周年を記念する共同声明に署名したことに触れ、「極めて遺憾だ」と非難した。 前原氏が強い口調で中
沖縄県・尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件で那覇地検が中国人船長を釈放したことについて、大阪府の橋下徹知事は25日、「中国の対応はある意味あっぱれ。国家意思がはっきり伝わった」と述べるとともに、「検察の判断」とした政府の対応を「国家戦略が皆目分からない。今回は完敗」と批判した。 中国側の主張の是非は別問題とした上で、橋下氏は「こういう時こそ政治家が責任を引き取って国家意思を表明しないといけない」と、政府の対応に強い不満を示した。 さらに「中国は地方のことは地方に投げて、中央政府は国家戦略を常に考えている」と指摘。地方分権問題と関連づけることも忘れなかった。 代表を務める「ローカルパーティー大阪維新の会」が大阪市内で開いたタウンミーティングで会場からの質問に答えた。
沖縄・尖閣諸島沖の日本領海内での中国漁船衝突事件で、那覇地検は24日、公務執行妨害容疑で逮捕され、拘置中の中国人船長の釈放を発表した。 地検は日中関係への配慮などを理由としたが、検察当局が刑事処分の理由に外交的配慮を挙げるのは極めて異例で、事実上の「政治決着」と受け止められている。 中国側が日本近海での海洋権益確保の動きを一段と強める可能性もあり、今後、菅政権の対応の是非が問われることになりそうだ。 ●其雄(せんきゆう)船長(41)は石垣市の八重山警察署に拘置されており、同日夜に石垣空港に到着する予定の中国からのチャーター機で送還される見通し。(●は「擔」のつくりの部分) 24日に記者会見した那覇地検の鈴木亨・次席検事は冒頭、●船長が漁船を左に急旋回させて第11管区海上保安本部(那覇)所属の巡視船「みずき」に衝突させたと指摘し、「故意に衝突させたことは明白である」「巡視船の乗員が海に投げ出
崩れた不敗神話 新進党、民主党を通じ、これまで3度の党首選で無敗だった民主党前幹事長、小沢一郎は今回の代表選で首相の菅直人に230ポイントもの大差で敗れた。 「政治生命はおろか、自分の一命もかけて頑張る」 「自らの政治生命の総決算として最後のご奉公をする決意だ」 街頭演説でここまで訴えたにもかかわらずだ。「勝てる勝負しか戦わない」「とにかく選挙に強い」と称賛されてきた「小沢神話」は足元から崩れた。 その波紋はいま「鉄の結束」を誇った「一新会」をはじめ、小沢支持グループ全体に押し寄せている。表面上は15日は特に動きはなかったが、一皮めくれば敗戦の責任をめぐり内部で非難合戦が始まっている。 「一新会はもう解体だ。小沢さんがかわいそうだ。四天王が小沢さんを出馬に追い込んだんだ…」 一新会幹部の一人はこう息巻く。別の一新会所属議員もこう総括した。 「四天王がいる限り、小沢さんは報われない。閉鎖的で
一夜明けて 民主党前幹事長、小沢一郎を破った代表選から一夜明けた15日午前。首相の菅直人は首相公邸前で、朝の所感を求める記者の慌てた口調に苦笑した。 「緊張しているのかな?」 とはいえ、政権の死命を左右する党役員・閣僚人事を控え、緊張を覚えていたのは菅も同じだったはずだ。菅はこの日、めまぐるしく動いた。 前首相の鳩山由紀夫と25分、参院議長の西岡武夫と38分、参院議員会長の輿石東と22分、副代表の石井一と25分…。菅は党代表経験者や重鎮らと次々に会い、今後の政権運営や人事について意見を求めた。 ただ、小沢との会談は10分足らずでおしまい。儀礼的に会っただけなのは明らかだった。 元衆院副議長の渡部恒三は菅と会談後、「人事の話はなかった」と記者団をはぐらかしつつこう語った。 「小沢君が『一兵卒としてやる』と言っているときに役職を与えて懐柔するなんていうやつがいたら、小沢君に対して大変失礼だ!」
民主党代表選をめぐる首相、菅直人と前幹事長、小沢一郎の衝突回避に失敗した前首相、鳩山由紀夫。「ボクはいったい何だったのか」とぼやき、小沢支持を表明しながら代表選告示後は目立った動きを控えてきたが、7日、ついに動いた。(榊原智) 7日午後、衆院第1議員会館内の鳩山側近の前首相補佐官、中山義活の事務所。鳩山と当選1回の衆参議員20人が顔を合わせた。 テーブルの上にはペットボトルのお茶。検察審査会が審査中の小沢の「政治とカネ」の事件は“虚構”だとするジャーナリスト、鳥越俊太郎のコラムの写しが配られる。 鳩山は菅への怒りをぶちまけた。 「小沢さんはポストの要求をしていなかった。(8月30日夜の菅との会談で)『丸く収めましょう』と言って帰ったら、翌朝に菅さんは違うことを言うんだ。裏切られた。だまされる悔しさを味わった」 鳩山にしては珍しくクリアな物言いだった。 「小沢さんは米国とパイプがある。国会を
菅直人首相と小沢一郎前幹事長の一騎打ちとなった14日の民主党代表選は、日本の首相を事実上決める選挙となることから各国のメディアも強い関心を持って取り上げている。しかし、歴史的な政権交代からわずか1年後の政争劇には各紙とも「政治が不安定な国」と冷ややかで、党内分裂の恐れなど代表選の後遺症まで予測している。 ◇ ▼第一財経日報(中国)“竜虎の対決”は猿芝居 8月末に北京で開かれた日中ハイレベル経済対話について、北京の外交筋が嘆いていた。 同対話は今回で3回目となるが、日本側の出席者の顔ぶれは毎回違っている。首相の交代に伴って閣僚も一新されるため、“新人”の勉強の場になってしまっているというのだ。 「誰が日本の新首相になるのか?」。民主党代表選に小沢一郎前幹事長が出馬したことを受けて、考察記事を掲載した1日付の第一財経日報の論調も冷ややかだった。 同紙は、民主
代表選の投票権 外国人にも認めるのは問題だ(9月5日付・読売社説) 民主党代表選は日本の政党の党首選びである。在日外国人にまで投票権を認めるのは、明らかに行き過ぎだ。 民主党は、国会議員、地方議員、党員・サポーターに代表選の投票資格を与えている。その合計の1224ポイントのうち、党員・サポーター票は300ポイントと約4分の1の重みを持つ。 選挙戦が激しくなれば、約5万人の党員、約29万人のサポーターの1票が、勝敗を決する可能性もあると指摘されている。 問題は、民主党の規約が党員とサポーターの資格を「在日外国人を含む」と定めている点だ。 憲法は公務員選定・罷免の権利を、公職選挙法は選挙権を「日本国民」にのみ認めている。政治資金規正法は、政党や政治団体が外国人や外国法人から寄付を受けることを禁じている。 いずれも、日本の政治や選挙が外国からの干渉を受けるのを防ぐための規定だ。この趣旨に照らせば
9月1日に告示される民主党代表選をめぐり、小沢一郎前幹事長は31日昼、鳩山由紀夫前首相、輿石東参院議員会長と会談した。30日夜、菅直人首相と鳩山氏が挙党態勢の構築で一致したことを踏まえ、小沢氏は立候補するかどうか最終判断する。ただ、小沢グループには主戦論がやまず、閣僚からは候補者を一本化することに異論も噴き出している。
共同通信社が27、28両日に実施した全国緊急電話世論調査で、9月1日告示の民主党代表選でなってほしい代表は菅直人首相(党代表)が69・9%で、小沢一郎前幹事長の15・6%を大きく上回った。 菅内閣の支持率は48・1%で、前回今月7、8両日の38・7%から9ポイント以上増加。不支持率は36・2%(前回44・8%)で、7月の参院選後、初めて支持が不支持を上回った。 代表選の結果、首相が交代した場合、昨年9月の政権交代から1年で3人目の首相となることに関しては「衆院解散・総選挙を行うべきだ」との回答が56・1%と過半数となり、「行わなくてもよい」は39・1%だった。 主な政党の支持率は、民主党32・6%、自民党24・7%、みんなの党12・5%、公明党2・6%。
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