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漢籍に関するarcade00fire01のブックマーク (23)

  • 新聞記事

    今朝、何気なく新聞を眺めていたら、ふと目についた記事があった。 「場で活況 四書五経」 「中国、論語など私塾ブーム」 (読売新聞 2015年3月19日朝刊) 中国で、伝統的教養「国学」」を子供たちに教える「私塾」が活況を呈している。背景には、中国の経済発展に伴って大国意識が高揚し、富裕層の間で伝統文化への自信が強まっている事情がある、習近平(シージンピン)政権が掲げる「中華民族の偉大な復興」のスローガンも、国学ブームを後押ししている。(中国広東省深圳) 中国南部の経済発展の先進地、深圳市の中心部から車を約30分走らせた景勝地、梧桐山。鳥のさえずりが響き渡る山間部には、都会の喧騒を避けるように20余りの私塾が集まる。「読経村」と呼ばれている。 (中略) 「鹿鳴学堂」という名の私塾を訪ねると、7~11歳の子供10人ほどが机を並べ、儒教の経典「論語」を、猛スピードで読み上げていた。 子供らは正

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  • 関西大学、「Web泊園文庫」を公開

    関西大学が、「Web泊園文庫」を公開したそうです。泊園文庫は、江戸時代後期に大阪に開かれた漢学塾である泊園書院の旧蔵書とのことです。このWeb泊園文庫は、「泊園文庫蔵書書目検索」「文庫目録」「自筆稿目録」の3部分からなり、「泊園文庫蔵書書目検索」では、さまざまな情報検索が可能となっています。 なお、自筆稿を中心とした主要な書籍のデジタル画像については、CSAC Digtal Archivesのプラットホームにおいて7月以降に順次公開するそうです。 WEB泊園文庫の公開について(関西大学図書館、2014/6/14付け) http://web.lib.kansai-u.ac.jp/library/news/info/2014s_773.html 泊園文庫蔵書書目検索 http://www.db1.csac.kansai-u.ac.jp/hakuen/search/search.php 泊園

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  • 『全漢三国晋南北朝詩』という化石 - Cask Strength

    世説新語 4 (東洋文庫) 作者: 劉義慶,井波律子出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2014/05/09メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る 井波氏の訳注、通読ではなくて拾い読みにとどまっているのが大変申し訳ないのですが、最新刊の第4巻を例のように何かあてがあるわけでもなくぱらぱらと拝見していたところ、化石を発掘したような気分に襲われました。 これも郭璞のすぐれた予知能力をテーマとした話である。ここに引かれた詩は「全晋詩」にも収録されておらず、出典は未詳だが(後略) (195頁。「術解」篇第7話の注) なお、「ここに引かれた詩」というのは、 北阜烈烈 巨海混混 塁塁三墳 唯母与昆 (北阜烈烈、巨海混混、塁塁たる三墳、唯だ母と昆とのみ)を指しますが、それはともかく、「「全晋詩」にも収録されておらず」というのが少し驚きました。 「全晋詩」というのは、漢から隋までの詩を

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  • 『『琴操』-本文・訓読・語釈』

    このBlogは、私が物語研究の途上で出会った様々な発見や、物語をともに学ぶ人々との出逢いを綴ったものです。ごらんのみなさんにも物語文学の深遠なる森の如き世界の一端をお知りいただければ幸いです。 正道寺さんをキャップとする科学研究費補助金による成果『『琴操』-文・訓読・語釈』を拝受。訓読には東京芸大所蔵の刊の訓点を参考になさったとのこと。ありがとうございました。『うつほ物語』『源氏物語』にみられる琴曲「王昭君」「広陵散」の曲想については、ここに記される物語が念頭にあります。ボクの琴学史研究の原点。研究当初はやはり母校にある『平津館叢書』の刊をテキストにしました。 なお、諸文異同については、すでに、90年代初頭に信頼に足る校があります。 『琴操』上海音楽出版社、1990年

  • 「五経」入門でも「六経」 - Cask Strength

    五経入門―中国古典の世界 (研文選書) 作者: 野間文史出版社/メーカー: 研文出版発売日: 2014/03/20メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る twitterでフォローしている方の情報で刊行を知りました。まだ1/3も読み通していないのですが、わかりやすさを旨とした記述でして、また、章末の参考文献一覧は「テキスト」「翻訳書」「概説書」「専門書」に分類して詳しく紹介しており、一歩先の勉強に踏み出す気分に誘う優れた入門書だと感じました。 ただ、不思議なのは(ツイートもしましたけど)57頁の記述でして、 ・・・書『中国古典の世界』が伝承文献としての『易』の概説書でもあるということもあって、「帛書易経」についてはほとんど言及しない。 「中国古典の世界」は書の副題です。しかし、この書きぶりからすると、刊行直前まで「中国古典の世界」こそが書の主題であって、何らかの理由で

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  • 「夷」を伏せ字とする清朝の書籍 - Cask Strength

    千字文註坿清書千字文 - Google ブックス 書は尤珍書『清書千字文』を付した汪嘯尹纂輯・孫呂吉参註・蔡汪蒴較正『千字文註』の和刻で、正徳五年(一七一五年)の刊記があります。「清書」とは満洲文字のことです。 『千字文』はもっぱら李暹注系ので読んでいたので、これも一応見ておくかと思い立ち、ぱらぱらと目をあてていたのですが、面白い箇所がありました。「臣伏戎羌」の注釈です。 http://books.google.co.jp/books?id=xdEFJOd8qYMC&hl=ja&pg=PT65#v=onepage&q&f=false 注の2、3、4、6行目に空白を作って伏せ字になっています。これ、全て「夷」という字が入るべき箇所です(「四夷」「外夷」)。 初期の清刻では、異民族が建てた王朝である清朝に遠慮して、「夷」「狄」「胡」「戎」「虜」といった字を、あたかも避諱のように、空白に

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  • 井波律子氏『鑑賞中国の古典14 世説新語』と『世説新語』(平凡社東洋文庫) - Cask Strength

    このたび『世説新語 2』(平凡社東洋文庫)が刊行されたのを機に、東洋文庫版と井波氏の旧著『鑑賞中国の古典14 世説新語』(角川書店、1988年)との関係についてご紹介いたします。 世説新語1 (東洋文庫) 作者: 劉義慶,井波律子出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2013/11/12メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る世説新語2 (東洋文庫) 作者: 劉義慶,井波律子出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2014/01/15メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る世説新語 (鑑賞 中国の古典) 作者: 井波律子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1988/10メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る 原文、読み下し文、注、日語訳、そして評釈、という東洋文庫版のスタイルは鑑賞中国の古典版を踏襲したものです。スタイルが同じだけでなく、鑑賞

    井波律子氏『鑑賞中国の古典14 世説新語』と『世説新語』(平凡社東洋文庫) - Cask Strength
  • 資料用:「透光鑑」の記述(『夢渓筆談』巻19) - Cask Strength

    STAP細胞と小保方晴子さんに話題をすべて持って行かれた感がありますけど、その直前まで脚光を浴びていたのは、http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140129/k10014866311000.html でした。 魔鏡現象を起こす鏡は、最も古いものでは紀元前1世紀ごろ、古代中国の前漢の時代に作られたとみられる「透光鑑」と呼ばれる鏡が見つかっています。 ちなみに、上海博物館に収蔵されています。参照→ お勉強 「上海博物館」 MoultonのちR ときどき上海?/ウェブリブログ この「透光鑑」について必ず言及されるのは、以下の、宋・沈括『夢渓筆談』の記事です。資料用に置いておきますね。そのスジの人は学生等からこの鏡について質問されることもあろうかと思うので、その時は「透光鑑?Caskでも見ておけ」と宣伝しておいてくださいw 『夢渓筆談』の引用は、胡道静校証『夢渓筆談

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  • 頼惟勤先生の素読の見本

    頼惟勤先生が子供のころにさせられた素読を当時の節回しで行います。テキストは四書集­注。大学中庸論語は普通に読みます。05:00あたりから素読の当時の節回しが出てき­ます。素読に関する貴重な音声と講義であります。孟子の告子上、牛山の部分。

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  • 「唐代豪侠小説の研究」川口秀樹

    中国小説は、六朝志怪において一つの到達点に達しました。それは文字通り「怪 を志す」ものであり、記録的色彩の濃い説話でした。明らかな創作意図に基づいた今 日的意味における「小説(novel)」と呼び得るものが登場するのは、唐代に入って からであり、それらの作品は《伝奇》と呼ばれています。その《伝奇》は大きく三つ に分類することができます。 最も早くに登場し、主として道教仏教にまつわる霊験譚や奇怪な出来事について記 している《神怪小説》。 中唐において全盛を極め、才子佳人小説とも称され、一般に書生などの知識人階級の 男性と、その才を理解する美女との恋愛を語る《愛情小説》。 そして、最も遅く晩唐になって登場し、武勇伝や剣客伝といった体裁の《豪侠小説》。 これらの内、《神怪小説》《愛情小説》の研究は非常に盛んですが、《豪侠小説》 については数量の上からは圧倒的に少ないと言わざるを得ません。しかし

  • 宇宙という言葉はどこから来たの?|週刊アスキーPLUS

    「宇宙人はいるの?」 「ブラックホールに入るとどうなるの?」 「宇宙の果てはどうなっているの?」 子どもに宇宙についての質問をさせると、この3つが必ず上位に入るのだそうだ。 小学生も高学年になれば、“宇宙”の言葉がもつ意味を知らない子どもはいない。さらに、宇宙には果てがある、ブラックホールという現象まで当然のように知られている。では、その肝心の“宇宙”いう言葉は、いつごろ誕生したのだろう? 日には、古代中国から漢字が伝わったのだが、当然ながら、漢字と同時に宇宙論に関する知識までもが伝わったわけではない。明治大学文学部助手 金木利憲さんは、日文学・漢文学の専門家として、『太平記』などを題材に、日人が漢文をどう読んだのかの研究を行ないながら、イプシロンロケット、H-IIAなどロケット打ち上げ見学に足を運び、“宇宙”という言葉の由来を探っている人物。その金木さんに、今の“宇宙”という言葉の

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  • 南宋の漢籍、4億6千万円 - fuakiの日記

    ●11日から開催される、飯田橋の古書展示即売会に、神田の一誠堂書店が出品する漢籍、南宋時代に刊行された、漢詩選集『唐人絶句』は、全22冊のうち21冊であるが、古書価は、なんと、4億6千万円であるという。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 古書即売会に4億6千万円の漢詩選集 入手経緯は不明 【上原佳久】中国の南宋時代、12世紀ごろに刊行された漢詩選集「唐人絶句」が11日、東京・飯田橋の古書展示即売会で、4億6千万円で売り出された。東京・神保町の古書店「一誠堂書店」が保有していた。中国にあれば国宝級とも言われる逸品に、古書ファンたちが見入っていた。 同店などによると、「唐人絶句」は南宋の文人、洪邁が唐の漢詩を編んだもので、杜甫が李白に贈った七言絶句も収められている。高度な技術による木版印刷で、「宋版」と呼ばれる書物の一つ。 売り出されたのは全22冊のうち21冊。中国では散逸してし

    南宋の漢籍、4億6千万円 - fuakiの日記
  • 『経典釈文』の新標点本

    『経典釈文』は南朝の経学(『老子』『荘子』を含む)を知る上で不可欠の文献であり、その意義は今さら言うまでもありません。 『経典釈文』の流布には、徐乾学(1631-1694)の「通志堂経解」と、盧文弨(1717-1796)の「抱経堂」の二種があります。両者とも、宋を影写した、明末の葉林宗のに基づくそうです。このうち、前者の「通志堂経解」がより広く読まれています。 中華書局ではその「通志堂経解」を影印して、さらに黄焯(1902-1984、字は耀先、黄侃の甥)という学者の校勘記をあわせて出版しています。現状では、黄焯の校勘記を参照しつつ「通志堂経解」を利用するのが最も便利だと思います。 『經典釋文』中華書局、1983年。 黄焯彙校『經典釋文彙校』中華書局、1980年。 黄焯、鄭仁甲編『經典釋文索引』中華書局、1997年。 なお『経典釈文』の体例を示し先行の注釈を総括した「序録」部

    『経典釈文』の新標点本
  • 47NEWS(よんななニュース)

    【やまゆり園事件8年】美帆さん母の変わらぬ悲しみ、募る疑問 当に分かっているのは「娘に二度と会えないこと」

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  • 『老子王弼注索引』 - Cask Strength

    棚からひょっこり出てきました。何年も手にとってなかったので、すっかり忘れていた名著。 CiNii 図書 - 老子王弼注索引 『老子』文ではなくて、王弼注の文の索引です。当時、類書はなかった。 今では電子テクストもいろいろと揃っていて『老子』注文の検索も容易になりましたが、「索引は一種類あれば十分」みたいな顔をしている人のことを私は白眼視しています。索引は、底が違えば、何種類でもあったほうがいい。 まあ、かく言う私が書のことを忘却していたので、自戒の念を強く抱いているところですけど! 底は『老子道徳真経』二巻 魏王弼注 唐陸徳明音義 宇佐美恵考訂 明和七年五月江戸須原屋平助等刊を使用した。宇佐美恵の考訂については王弼注に関するものに限り、一覧表にして文末に掲載した。しかし、索引の文字の検索についてはこれを考慮に入れなかった。 (凡例)宇佐美恵、号は灊水。徂徠の高弟です。 この明

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  • 米沢市立米沢図書館が「市立米沢図書館デジタルライブラリー」を公開 | 笠間書院

  • 和本論からE-Bookへ(5):学術版と公共的読書空間

    小林(龍生)さんの困ったところは ―もちろん最大の長所なのだが― 面白いネタと手掛かりを人の前に投げ出し、こちらがとびつくと、すぐまた別のものを目の前にちらつかせるところだ。来月号の入稿が迫っている時に、一刻も待てない別のアイデアを持ってこられる。漫談にはあまりに惜しく、こちらは何か成果をモノにしないといけないと思うから、メモリもCPUもOSも旧式な頭にウィンドウが次々に開いて困惑するほかない。今回はほとほと参った。せめて記憶が鮮明なうちに、「実感と断定」という最も素朴な方法で印象をメモしておきたい。 各テーマ(=ノード)の関連を整理するには、対象がすべて写るようにピントと絞りを調整すると同時に、個々の立体的位置関係を再確定しなければならない。そんなことを気でやったら10年はかかりそうなので、仮説に仮説を繋ぎ、端切れを接ぎ合わせて大風呂敷をつくり続ける羽目になる。村田(真)さんからは、い

  • 『睡人亭』

    新着情報 2012/09/24 トップページをHTML5ベースで書き直しました。他にもぽちぽちHMTL5ベースで書き直し中。そのためあちこちでスタイルがばらばら。見にくくてすいません。 コンテンツ一覧 授業用 授業用トップページ Microsoft Office IME 2010を使いこなす MS Wordを使いこなす MS Excelを使いこなす 文字コード入門 電子テキスト入門 N-gramモデルを利用したテキスト分析 秀丸エディタを使いこなす 秀丸エディタで正規表現を使いこなす インターネットでの情報収集について 東洋史関連 中国史の論文やレポートを書くために 東洋学文献類目検索マニュアル 全国漢籍データベースマニュアル CHISE IDS FINDで漢字を検索 Wordで漢文入力 漢籍電子文献マニュアル 中西暦轉換工具マニュアル 文物圖象研究資料庫マニュアル 中国学用単位系の換算

  • 朝日新聞デジタル:「古典籍」デジタル で残そう - 山形 - 地域

    米沢市教委で作業が続く古典籍のデジタル化。各ページをスキャナーで取り込んでいく  ◇ 「米沢善」などHPでの公開も  市立米沢図書館  米沢市立米沢図書館が、「米沢善(ぜん・ぽん)」など所蔵する貴重な古典籍のデジタル化を進めている。上杉鷹山が飢饉(き・きん)に備えて領民に配ったとされる野草の調理法「かてもの」を含む5千コマ以上を1月末から「デジタルライブラリー」としてホームページ(HP)に掲載。新年度中に20万コマ以上に増やす予定だ。  同館は1909(明治42)年に開館。藩校興譲館に伝わった漢籍と和書が基礎蔵書になり、4万冊以上を所蔵する。中でも鎌倉時代の仏教説話集「沙石集」や室町時代の写「平家物語」、直江兼続が京都で印刷させた「文選(もん・ぜん)」などの和書62点、漢籍146点からなる米沢善には内外の研究者から資料提供の要望が寄せられているという。  デジタル化の作業は昨年11

  • 「上宮聖徳法王帝説」の「帝説」――付・「春秋説」 - Cask Strength

    『上宮聖徳法王帝説』(岩波文庫)旧版と改版 - Cask Strength 『上宮聖徳法王帝説』の書名中「帝説」の語が難解なので、これは「帝記」の誤りではないかという説があって、これはこれで割と有力なのですが、太田晶二郎「『上宮聖徳法王帝説』夢ものがたり」はもう一説を立てています。 書の記者は、聖徳太子の御事を輯録しようとし、主題を顕す「上宮聖徳法王」の六字を巻首に掲げた。次に、御系譜を最初に載せるので、その部分だけについての標目として「帝記」の二字を記した。即ち六字・二字別個であったが、写し誤りで一続きにされ、似而非なる書名が出来てしまった。書の名を必ず求めようとならば、「上宮聖徳法王」がそれである、と。 (『太田晶二郎著作集 第二冊』(吉川弘文館、1991年)2頁。初出1960年) これとは全く関係ないというか、「説」字の繋がりで一つ苦い思い出がありまして、昔とある文献に「春秋説

    「上宮聖徳法王帝説」の「帝説」――付・「春秋説」 - Cask Strength