いまから約20年前に誕生したパーム(Palm)。PDA全盛時代は世界シェアの半数を誇る製品でした。しかし、スマートフォン時代の波に乗り遅れたことで、最終的にはHPに買収されてしまいました。 パームの製品の中からスマートフォンを中心に、その栄光の時代から苦悩の末期を振り返ります。 世界中で人気だったPalm OS端末 まだ携帯電話がアナログ回線で、スマートフォンという言葉も無い時代の1996年、U.S.Roboticsからパームの初代PDA(Personal Digital Assistant)「Pilot 1000」と「Pilot 5000」が生まれました。 ツイートする カテゴリートップへ この連載の記事 第129回 マイクロソフトと喧嘩別れか イギリスのスマホメーカー・Sendoの歴史 第128回 韓国スマホ市場でたった2年だけ圧倒的な人気を博した「LUNA」 第127回 ウォークマン