3月18日にロシアがウクライナを併合した数日後の25日に、オランダのハーグで予定されていた「核セキュリティサミット」の合間を縫って主要7カ国(G7)は会談し、安倍晋三首相を含めた首脳らはロシアのソチで6月に予定していたG8サミットの中止を決めた首脳宣言を発表した。首脳宣言では、ロシアのクリミア併合を違法と避難し、ロシアの方針変更がなされるまでG8からロシアを追放するというもの。 6月のG7サミットは、冬季五輪の開催地でもあったソチではなく、欧州連合本部があるベルギーのブリュッセルで開催することになった。首脳らは、ロシアがさらにウクライナの東部地域で事を起こすならさらなる経済制裁を行なうと発表し、同時にウクライナへの金融支援、エネルギー安保強化についても合意した。 欧米メディアの論調を裏書するというか、そのまま翻訳しているだけとしか思えない日本の大新聞は、オバマ米大統領ら西側首脳が言うとおり